家庭でイヤな雰囲気になっていない夫の不倫
夫の不倫を知ってしまった妻が、夫を問い詰めたいと思っていても、当の夫はいつもと変わらない素振り。どうしよう。
もくじ
家庭でイヤな雰囲気になっていない夫の不倫
正しい恋愛の悩み方:愛のトリセツ、夫の二面性を知ってしまったあなたへメッセージです。
ふとしたことから夫が不倫していることを知ってしまったらどうしますか。
- きっとものすごくショックを受けるはず
- 不倫相手を選んでしまったらどうしよう?
- 夫の言動にものすごく敏感になるかも
これらの予想は当然のことだと思います。
きっと考えるのもイヤなことですよね。
でも、実際にこういうことが起きてしまっている女性は、世の中にたくさんいらっしゃいます。
そして、もろバレな夫よりも、家庭では平然として普通に接して来るなんてことの方が多かったりもするのです。
知らぬが仏とは言いますけど、知ってしまったらどうしたらいいのでしょう。
ということで、今日も3つに分けてお伝えする愛のトリセツ、はじめます。
家では普通の夫なのに
実際、夫の不倫で悩む女性がこんなふうに仰ることはとても多いのです。
私に対しても、子どもに対しても、家にいる時は普通に接してくる夫だけれど、実は不倫しているのです。
- 夫は私のことを嫌っていないのがわかる
- 妻として大切にしてくれているのもわかる
- 子どものことも大事に考えてくれている
- お金もきちんと入れてくれる
つまり、表面的には「不倫」の不の字も見せないほど、家庭では良き夫・良き父を演じているのです。
だけど、妻は知ってしまっているんですね。夫が不倫していることを。
こういう夫の場合、その不倫は「浮気」のような一過性のものであることが多いです。
つまり、家庭を捨ててまで不倫相手と一緒になろうとまでは考えていない、ということです。
でも、気持ちは相当不倫相手に持っていかれているのも事実。
うまく立ち回れているような気になっている夫ですが、それはやがて仮面が剥がれ落ちるでしょう。
剥がれ落ちるのが、1年後か10年後か死ぬ間際かわかりませんが。
夫が良識ある人ならその罪悪感は一生心に残っているはずです。
良識ある人なら不倫なんてしないと思うんですけど、質が悪いのは「これは不倫ではないと思っている」ケースです。
二面性を持つ夫の正体
こういう二面性のある夫は、妻と子どもと不倫相手と、うまく自分の顔を切り分けて使えている自分に酔っているのです。
酔っているからそういうボロを出すのです。
上手に遊べない人の典型でしょう。
どちらも自分にとって必要で、だからこそそのどちらも自分が満足させているという妙な自負を持っているのです。
ただ現実は、妻と不倫相手を満足させているというよりも、単に自分だけが満足するように行動しているというだけです。
実に夫自身に都合の良いように立ち振る舞っているだけです。エゴの塊です。
- 夫は私のことを嫌っていないのがわかる
- 妻として大切にしてくれているのもわかる
- 子どものことも大事に考えてくれている
- お金もきちんと入れてくれる
と先ほど妻の感じていることを挙げましたが、これって本当でしょうか。
堂々とバレないように不倫しているつもりの夫は、果たして妻を大切にしていると言えるのでしょうか。
妻を大切にするということは、何も妻と一緒にいる時のことだけではありません。
離れている時にここぞとばかりに妻を忘れて不倫してしまう、という人が妻を大切にしているということにはならないのではないでしょうか。
傷ついていることを認めたくない妻は、どうしても良いように受けとめようとしがちですが、真実は真実として一旦うけとめることも時には必要です。
そのうえで。
自分はどう在りたいのか、ということが肝心になってきます。
少なくとも、夫が不倫したという事実は、あなたを大切にしているということとはかけ離れています。
といって、夫を許し、自分を赦すことができるのであれば、ことを荒立てることは得策ではありません。
壊したくないケド、でも壊れてるモノ
夫の不倫によって、もう2度とこの人を信じることはできないと離婚を選ぶ妻がいる一方で、それでも夫を許し、彼のことをもう一度信じてみようとする妻もいらっしゃいます。
あなたはどちらの妻で在りたいでしょうか。
人から見てとか
夫から見てとか
子どもから見てとか
そういう第三者からみた自分ではなくて、あなた自身からみて自分がどう在りたいかを考えるとき、心に浮かぶ大切なものはなんでしょうか。
二面性のある夫を心から信じることが出来、裏切られたことを平らにすることが苦でなければ、修復も出来るでしょう。
でも、戻ってきた夫をどこか汚らわしく感じたり、蔑んだり、人として尊敬できないものとして見てしまうのだとしたら、夫婦としては破綻してしまうでしょう。
出来ることは、離婚へ進むための基盤づくりと証拠集めか、修復へ進むための基盤づくりと自分の心を整えることです。
どちらにしても心の傷は放っておいても良いことはないですよね。
傷ついているのに傷ついていないふりをするのはもってのほかです。
あなたは思っているよりずっと強いですが、心は傷ついているのです。
あなたまで二面性の仮面をつける必要はありません。
何より言えることは、あなたがあなた自身の幸せを何より願うこと。
どう在ることがもっとも自分にとって幸せなのか、今はそれを感じてあげる時間ですよ、という神さまからの試練なのかもしれません。
stand.fm音声配信|家庭でイヤな雰囲気になっていない夫の不倫
stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています
では改めて、今日のメッセージ
家庭でイヤな雰囲気になっていない夫の不倫
夫の不倫に悩んでしまって毎日が憂鬱・・・というあなたはご相談ください。