彼の束縛は愛じゃなくて変!

「彼に愛されたい。大切にされたい」と思うことは自然なこと。ただ、それをあまり強く願ってしまいやすい人は少し歪んだ「愛情もどき」に振り回されて…。
彼の束縛は愛じゃなくて変!
正しい恋愛の悩み方:愛のトリセツ、束縛と愛情を取り違えてしまいそうになっているあなたへメッセージです。
恋愛のようで、それは恋愛じゃない。
まるで「恋愛もどき」のような恋って、実在するのです。
では、特にありがちな「恋愛もどき」って、何でしょう?
「恋愛もどき」にはいくつかあるのですが、そのひとつに、「愛情もどき」というものがあります。
そしてそれは、他でもない「束縛」です。
あなたの彼、もしくは旦那さんが、あなたに対してこんなふうだとしたらどうでしょう?
- あなたにとっても嫉妬深い
- あなたをとっても独り占めしたがる
- とってもあなたに執着しやすい
こういう場合は、旦那さんや彼の心の中には、「愛情もどき」である「束縛」が伴っていることが非常に多いものですが、どうでしょう?
ということで、今日も3つに分けてお伝えする愛のトリセツ、はじめます。
言いなり
「恋愛もどき」のひとつに「愛情もどき」があって、そのひとつに「束縛」がある、と言いました。
実は、この「束縛」こそ、純粋な愛とは呼べない最たるものなのではないかなぁ、と私は感じてします。
「ちょっと歪んじゃっているんじゃない?」と感じるその理由は、それは「愛」ではなくて、果てしなく「心配」だからです。
「心配というものは、相手への愛あればこそするものだ」って思っている人がいるかもしれません。
けれど、私はこう思うのです。
相手への信頼があったなら、そこまで心配性にはならないはず、てね。
なのであなたの旦那さんもしくは彼が、あまりにもあなたのことを束縛するのだとしたら、それはあなたに対する心配が大きすぎているだけです。
そしてそれは、あなたへの愛というよりも、あなたへの信頼というよりも、彼自身の安心のためにしていることなのでは?と思うのです。
だからこの想いそのものの愛情の矛先は、あなたではなくて彼自身に向いているのでは?と感じるのです。
でも、それが本当にそうだとしたら、その彼の心配や束縛は、愛情でもなんでもなく、彼自身のエゴに他ならないということです。
こうやって想いの成り立ちを眺めてみると、言いなりになることが「彼への愛」だと思ったら大間違いだなって感じるのです。
結果として、彼や旦那さんの「言いなり」になっていると、恋愛や結婚生活を短くしてしまいますし、何より自分自身が「持たない」のです。
だって、束縛に準じるということは、自分を殺していることに他ならないから。
そんな状態ではやがて苦しくなるし、必ずどこかで反動が来るでしょう。
嫉妬深さは愛情の深さではない
私、おこがましいようですけど、愛とはこういうことだと思うのです。
- 「相手の身になれる」こと
- 自分の満足のためではないこと
- 自分が安心するためのものではないこと
もちろん、ひとりひとり愛に対する定義は異なるでしょう。
だけど、恋愛や結婚においては、束縛されることも束縛することも、それは信用・信頼関係が、そこにはもはや存在していない状態に感じます。
それはニセモノで、愛情もどきな身勝手さでしかありません。
なので、束縛する彼のその想いは、やっぱり愛とは呼べません。
そして、それにビクビクしてあなたが彼に隠れていろいろなことをしてしまうのだとしたら。
例えば
- 彼に隠れて他の男友達と会う
- 彼に隠れてタバコを吸う
- 彼が好まない場所に彼に内緒で出かける(例えば彼が静かな場所を好むけれど自分はライブハウス等が好きのような場合)
- 彼が好まない彼に内緒で映画を観る
- 彼がいないところでは彼が好まない服装をする
そのあなたの行動もまた、けして彼への思いやりとか愛とは呼べないでしょう。
恋愛で「隠れてしなければならないことがある」ということ自体、おかしなことだと気づきましょう。
もし、ありのままの自分をオープンにして振られたとしたら、彼はそこまでの人だったというだけです。
人生を共にする相手ではなかったということに、早く気づけて良かったということになります。
人生を共にする相手ではない相手に執着していると、ホンモノの相手に出逢うタイミングは後ろ倒しになる一方です。
何度でもお伝えしますが、自分を殺した人生は長続きしません。
どこかで自分が苦しくなって、彼のことを恨むときがきます。
そして何より、あなたがあなた自身のままでいるからこそ、心から愛してくれる人がいるはずです。
仮面をかぶって彼に好かれたとしても、それは本来のあなた自身を好きでいるということにはならないということに、一日も早く気づいてください。
愛は自由
素直な気持ちをお互いに表現できて、ストレートなコミュニケーションが取れない関係は、やがて愛情や情熱が削がれ、ニセモノの虚しさを膨らませます。
あなたがもし、嫉妬深くて束縛が激しい彼に日々手こずってしまっているとしたら、今までもこれからも、あなた自身がそこに引っ張られて、どんどんニセモノの自分になっていってしまうでしょう。
もうすでに、そのニセモノと化した自分に嫌気がさしているかもしれません。
愛は自由
表現も自由
あなたの人生もあなたの自由
何にも縛られないウソのない世界です。
これを打破していく方法や対処は、ケースバイケースでさまざまあります。
パートナーシップに躓きやすい
心地よいコミュニケーションが築けない
自分を隠してしまいがち
など、自分で自分を苦しめてしまう結果になります。
あなたの翼の行き先はあなたしか知りません。
誰かに操られるものでもありません。
stand.fm音声配信|彼の束縛は愛じゃなくて変!
stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています
では改めて、今日のメッセージ
彼の束縛は愛じゃなくて変!
変な彼に縛られて身動き取れない!というあなたはご相談ください。