婚活に疲れ果てやすい人3選

ものすごく頑張り屋さんでまっすぐで、真剣に取り組む人ほど、ダメだったときのショックは大きいもの。特に「婚活」という先の見えにくいものだと、心の余裕を根こそぎもっていかれるようなキモチにもなりがち。

1 婚活に疲れ果てやすい人3選

婚活に疲れ果てやすい人3選

正しい恋愛の悩み方：愛のトリセツ、楽しく幸せな結婚がしたいのに婚活で疲れ切ってしまったあなたへメッセージです。

自然に出逢えるものなら出逢いたい

婚活なんて出来ればしたくない

そういう想いで婚活している人が殆どだと思います。

でも、あなたが「つらい」「しんどい」「めんどくさい」と感じている婚活を、ワクワク感を持ちながら進めて、幸せな結婚生活を送っている人もいるのです。

一方、はなから婚活をせず、ナチュラルな恋愛結婚をしている人もいますよね。

あなたが今より幸せになるためにしようとしている結婚なのに、なんで婚活の段階でそんなに「くたびれ果て」てしまったり、「しんどさ満載」だったりするのでしょう。ということで、本日の愛のトリセツはじめます。

婚活が自分に合っていないだけでなく

結婚も再婚も、そして離婚も、「今より幸せになるためにする」というのが持論です。だから、わざわざ「今より不幸」になりたくて、結婚したり再婚したり、そして離婚したりするというのはナシだと思っています。

その前提を踏まえたうえで、もし婚活で疲れ果ててしまうのだとしたら、「婚活」という活動そのものが自分に合っていない、描く結婚そのものに「無理をしている」と言わざるを得ません。

婚活が自分に合わないというのは、したくないのにしている状態のことを指しますが、じゃあ本当はどうしたいの？とお伺いすると「自然なかたちで出逢う人と、愛し愛され結婚したいんです」と即答できる人はほぼいません。

これが答えられない原因として、

どうせ私なんか

今の状況でどう自然に出逢えと言うの

無理でしょ、私には

と自己否定が出てきたりします。

で！婚活だったら「自分の望み通りの人がいるはず」となってしまう。「自分の望みとぴったりじゃなくても、妥協点を見出せる人と出逢えるかも」と妙な期待をしてしまうのです。

でも、その考え方で行くと、たぶん疲れ果ててしまうでしょう。

他力本願の怖いのは、どこから「望み通りの人がいるはず」という根拠を見つけ、その人が「自分に振り向く確率」を上げ、「相手が自分以上に愛してくれる」と思ってしまうのか、というところにあります。

第一、「自分の望み通り」というものが定まらず、相手の望みを無視した考え方をしていたら、仮に結婚生活に進んだとしてもやがて破綻が訪れてしまうかもしれないのです。私の最初の結婚のように。

婚活に疲れ果てやすい人3選

私の最初の結婚は、婚活によるものではありませんでしたが「自分の望み通り」というものははっきり叶いました。でも、相手の望みをまったく汲むことをしていなかったので、「ふたりで築く結婚生活」にはなりませんでした。

20代で結婚すること
20代のうちに出産すること
男の子のお母さんになること
専業主婦になること

叶いましたよ、すべて。

でも、違う・・・

この「結婚生活は私の望むものではない」と途中で気づきます。

ただ、元旦那さんにとってはたぶん「この結婚生活は望んだもの」に近かったのだと思います。ただひとつ、私が彼の自営業の仕事を手伝わなかったことを除いては。

私のハナシはこの辺にして、婚活に疲れ果てやすい人3選を今日はお届けしていきますが。

ズバリこの３つです。もちろんこの他にもあるのですが、主要な３つはやっぱりココかな、と。

結婚の目的がぼやけている
結婚の目的が不安・恐れからの逃げである
ダラダラ婚活を続けている

１の結婚の目的がぼやけているというのは・・・

私の最初の結婚のように「自分がどうしたい」というものが強すぎるのも含め、望む結婚生活を夫婦としてイメージできないこと。

もちろんしたこともない結婚生活なんてどうなるかわからないでしょうが、人は「イメージできないものは叶えられない」のですから、どんな夫婦になりたいか、そのためにはどういう人なら自分らしさを自然に出すことが出来るのかがわからないと、出逢うたびに精査を始めるので疲れやすいです。

条件から入りやすい婚活だからこそ、いわゆる「条件」以外の部分を「自分側」に設定することで見えてくるものがあります。

比較的頻繁に会いたい人が遠距離な彼を選んでしまう
結婚において「生活」を重視したい人が、残業続きで超忙しい仕事の人や勤務時間帯があなたと逆転している仕事の人を選んでしまう
子どもを作らずバリバリ働いていきたい人が、絶対子どもがほしい人を選んでしまう

わざわざ悩みに突っ込んでいくようなものですよね。

２の結婚の目的が不安・恐れからの逃げであるというのは・・・

自分のやりたいことや、人生観になんの希望も持てずにいる人が、なぜか周囲の視線で肩身の狭さを感じて、結婚に逃げようとしている状態のことを指します。

ここで「自分のやりたいこと」が明確ならまだいいのですが、仕事にも希望が持てず、周りの動向ばかりが気になったり、親からの一言にビクビクしていたり、自主性も主体性ももぎ取られてしまったかのような状態です。

こうなると「結婚さえすれば」私も何か「役割ができて、誰かに支えてもらえるのでは？」という依存的な気持ちが満たされると勘違いしてしまうのです。ただ重い女になるだけなのに。

例えば、先ほどの子どもを作らずバリバリ働いていきたい人が、絶対子どもがほしい人を選んでしまうとは・・・

とにかく焦っている状態です。

「誰でもいいから」

「とにかく結婚さえできれば」

「私でいいと言ってくれるなら」

という、転職活動で言えば「なんでもやります！」というタイプですが、こういうタイプの人は意外と「何もできません」。

少し話が変わりますが、私、派遣会社のコーディネーターをしていたことがあります。その時、多くの登録スタッフをフォローしていたのですが、仕事がほしいあまり「なんでもやります！」と言っている人って、実は企業はあんまり求めていません。逆に「これしかできません」という人の方が、早く仕事が決まるのです。

これって婚活にも言えることだなって感じています。

誰でもいいから結婚したい！という場合、なかなか結婚まで進めません。仮に結婚できたとしてもその後悩みやすいのは、もともとの目標が「結婚すること」だからです。前出の仕事のハナシで言えば「就職すること」が目的なので、いざ仕事に就いても「なんか満足できないな」という状況になりやすいのと似ていると思いませんか？

一方「こういう結婚がしたい」という人は、明確に描いているものがあるので、そのイメージ以外の相手は視野に入れません。無駄がないのです。

これが３つめのダラダラ婚活を続けている、に通じてしまっていることですね。