彼の気持ちがわからなくて八つ当たり
私のこと、好きなのか嫌いなのか、もう全然わからない!と、彼の言動を勘ぐりすぎて、しなくてもいい大ゲンカに発展してしまいがちな女子は、心の奥に抱えているあるモノが作用してこんなことが起きてしまいます。
もくじ
彼の気持ちがわからなくて八つ当たり
正しい恋愛の悩み方:愛のトリセツ、彼のこと大好きなのに、いつもイライラでいっぱいのあなたへメッセージです。
彼に愛されたい
彼に好かれたい
そんな気持ちで健気に尽くしているけれど、ちょっと猜疑心が芽生えてしまうと一気に恋のバランスがおかしくなってしまいます。
- 彼に愛されてるの?私
- 彼に好かれてるの?私
- 彼に大事にされてるの?私
と、彼の気持ちが「言葉」や「態度」で見えなくなるときは要注意です。
本来、相手にしなくてもいいこと、本当は彼にしたくないことをしでかしてしまい、逆に嫌われてしまうことがあります。ということで、本日の愛のトリセツはじめます。
駄々をこねたいお年頃
いやー、今日のタイトルは私自身耳の痛い話なんです(笑)。恥ずかしながらアラフィフくらいまではそんな状態。
これね、もう全然可愛いものではありません。
そして、これはもう答えはわかっていて、これやっちゃってる人のほとんどがコレです。
小さいころに甘えられなかったあなたが全面的に顔を出している状態。
甘え方がわからないんですよね。
人によって「どうしたら相手が自分の要求を飲んでくれたか」って異なるとは思うんですけど、こういう八つ当たり系の人々ってもうおんなじです。
駄々をこねたら振り向いてくれた
なんですよ。
それは例えばお母さんかもしれないし、おじいちゃんおばあちゃんだったかもしれない。お父さんだったかもしれないし、おじさんおばさんだったかもしれない。
ただ。
この「駄々をこねたら振り向いてくれた」の「振り向いてくれた」なんですけど、必ずしも望んでいることをしてくれたわけでもなかったりするのです。
本当は駄々をこねたなら
- 優しくしてほしい
- 話を聞いて欲しい
- だっこしてほしい
- 笑って欲しい
などなど、あったかもしれません。
例えば、多いのは「お母さんに駄々をこねる」だと思うのですが、何度も何度も話しかけても「あとで」とか「忙しいの」と言われてしまうと、自分の存在がないもののような気がしてきてしまうんです。
本心は
- 優しくしてほしい
- 話を聞いて欲しい
- だっこしてほしい
- 笑って欲しい
だったけれども、もうこの際、なんでもいいから!!っていう気持ちになっていきますから、次のような状態で反応してくれても嬉しいのです。
- うるさい!と怒られる
- いい加減にしなさいと呆れられる
- 駄々をこねても駄目よと言われる
一見、こんな反応じゃない!!こんなのほしくない!!って思うかもしれないようなお母さんの反応だけれど、いえいえ、どっこい。
自分の存在すら消えていたかもしれない危機感を持っていた子どものあなたにとっては、たとえ怒られてたとしても振り向いてくれることはこのうえなく愛されている、気づいてもらえた感があるのです。
もう健気すぎて泣けますよね・・・
彼への八つ当たり
それはあなたの愛情の表現であり、彼の愛の確認作業なのです。
たとえ自分が傷ついたとしても、反応がほしいのです。
ただ、それをされた方は違います。
とても「愛情の表現」とは思えません。
いえ、たとえ「愛情の表現のひとつ」なのだと分かっても、ちょっと迷惑、いいえ、面倒くさいことなのです。
だって楽しくないじゃないですか。
彼にとっては、大事にされているどころか、彼女のイライラの標的にされているようなものです。
ほら、日ごろ女子たちにはお伝えしていますよね。
あなたを傷つけるような相手は、あなたを愛していない。
あなたを大切にしているとは言えない。
って。
あなたが彼に八つ当たりしていることは、彼を愛しているとは言えない行動で、とても大切にしているとは思えないことなのです。
小さい頃に素直な自分をせき止めてしまって、裏返しの想いで愛する人の愛情を勝ち取ろうとしていた名残が、今、恋愛という土俵のうえで再燃してしまっている状態なのです。
いやもうホント、私はこれアラフィフまでやっていましたからね(汗)。もっと早くどうにかしていれば、30代も40代もこじらせ状態にならずに済んだんじゃないかなって思います。
でも、たとえアラフィフになってからでも、気づけて、そして改善できて、今の自分の軸を取り戻せて良かったなって、心から思っていますよ。
その恋、終わらせたくないのなら
あなたは今、恋の真っ只中。
大切な彼と想いを紡ぎ合っている途中です。
セーターを編んだことはありますか?
全体の大半が出来上がってから、すその方の網目に間違いを発見したら、だいぶ解かなければなりません。でも、まだ数段なら、解いてイチからやり直すでしょう。
基礎的な部分がガタガタだと、その上に何を詰んでも不安定になってしまいます。そして、カンシャクを起こして積み木を手で払いのけるように、大切な愛もガラガラと崩してしまう。
その繰り返しの虚しさときたら、疲れるし悲しいし、何よりエネルギーを莫大に使ってしまうので、立ち直るのにも時間がかかるんですよね。
そして、立ち直った頃には、なぜダメになったのかを忘れて、また新しい人の愛情が足りないと感じると八つ当たりをしてしまう。
正直に言うと、八つ当たりや駄々をこねることで、相手の愛情は得られません。あなたのほしい愛情は得られないのです。そしてその原因は自分自身が作っていることに気づきましょう。
小さい頃のあなたが、駄々をこねることが愛情をもらえる方法だ、と思ってしまった想いを徹底的に癒していくことで、素直な自分が露わになっていきます。
のりぴ塾生には、そういうこじらせ女子がたくさんいらっしゃいますが、卒業していかれた塾生は「芯があって、自分の足で立ち、自分の意見を持ち、八つ当たりというカタチではない愛情表現ができる」女性になって巣立っていかれています。
- あんなにないがしろにされていた彼に、ものすごく大切にされたり。
- 婚活連敗続きだったのに、ふと出逢った彼ととんとん拍子に結婚が決まったり。
- くすぶった結婚生活に別れを告げて離婚したら、その2年後にはベストパートナーと出逢ったり。
滞っていた自分を脱ぎ捨てるって、恥ずかしいことじゃありません。むしろ、本来の自分が纏っている要らない想いは、とっとと捨て去る方が、あなたの望む幸せには近道になるでしょう。
stand.fm音声配信|彼の気持ちがわからなくて八つ当たり
stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています
では改めて、今日のメッセージ
彼の気持ちがわからなくて八つ当たり
私も散々やっていた八つ当たり。できるだけ早くしなくなることで、人生の後半がもっと楽しくなるでしょう。駄々こねモードがおさまらないあなたは、一度お話をお聞かせくださいね。