私の不満、反論してこない旦那にぶつけた結果
私の旦那は大人しい。いや、私に無関心なだけかもしれないけど、私が何を言っても肯定も否定もしなくて。これが結構イライラのもとで。反論してこないのをいいことに・・・。
もくじ
私の不満、反論してこない旦那にぶつけた結果
正しい恋愛の悩み方:愛のトリセツ、旦那さんとのコミュニケーションにモヤモヤイライラしてしまっているあなたへメッセージです。
パートナーシップはコミュニケーションが大切。
わかっちゃいるけど、なかなかできない。難しい。
例えばこんなカップルがいたとします。
この女性は30代。旦那さんと結婚して数年経ちますが、結婚前にも数年お付き合いしてからの結婚です。
思えば付き合っている頃から、旦那は私の言うことに、反対したり反論したりすることがなかったんです。最初はそのことに「寛大だな」とか「心が広くて安心だな」とか「包容力があるな」なんて思っていたんだけど、これって単純に「私に興味がないんじゃないか」って思ったが最後、だんだん旦那のことが恨めしく感じるようになって・・・
もう頭の中でどんどん旦那さん像を作り上げてしまっていますよね。
旦那さんが反論してこない=自分に興味がないというところに着地して、それがあたかも真実かのように、旦那さんを責めてしまい、自分でも自己嫌悪に苛まれて苦しくなってしまいます。ということで、本日の愛のトリセツはじめます。
ぶつけまくったら夫は切れる?切れない?
言いたいことが言える、というのはすごく大事。
でも、それは「言いたいことが言い合える」という前提のもとにあると思うんです。
片方が言いたいことが言えるのに、もう片方は言いたいことが言えない。
言いたいことがあるのに、飲み込んでしまう。
言いたいことがありそうなのに、言わないからわからない。
ここのバランスがうまくいかないカップルやご夫婦は、「言いたいことが言えているのになんだかモヤモヤする」という状況が生まれてしまいます。
ここでは、旦那さんが言いたいことをあまり言わないタイプで、逆に奥さまのほうは言いたいことをガンガン言えるタイプのお話をしています。旦那さんが反論してこないのをいいことに、夫婦の共通認識として知っておいてほしいことはもちろん、感情にまかせたモノの言い方をしても「反論してこない」ので、それはエスカレートする一方でした。
さて。
このように、旦那さんが反論しないのをいいことに、奥さまが言いたいことをぶつけまくったら、やがて旦那さんはキレたりするのでしょうか。それとも、何を言っても反論しないスタンスはそのままなのでしょうか。
相手のキレるきっかけは誰にもわかりませんが、旦那さんの「キレるトリガー」にヒットすれば、ブツっと火ぶたが切られてしまうこともあるかもしれません。
ただ、何を言っても、何をぶつけても、あんまり反応しないという旦那さんも確かにいます。
まぁそれで、奥さまの自由気ままが常に通っていたり、後からうるさいことを言い出したりしないのでしたら、問題ないのかもしれませんが、この奥さまは「モヤモヤする」ので、自由気ままとは違います。
旦那さんに何を言っても、反論するでもなく、キレるでもなく、無反応なことがイヤなのです。
- なんだか愛されていないような
- なんだか私には興味ないような
- なんだか冷えた気持ちを突き付けられるような
- 私との結婚生活なんて、どうでもいいような
さみしい気持ちがしてしまうのです。
糠に釘?馬の耳に念仏?
私が最初の結婚をした元旦那さんが、どちらかというとそんな感じでした。
他のコラムでもときどき綴っていますが、最初の結婚(28-40歳)での私は、不満をたっくさん抱えた結婚生活でした。
私の場合は、それをひとり鬱々と抱えたまま11年過ごしたわけではありません。その都度、元旦那さんにはブチ切れていました。
もう同じことを何度も何度も何度も何度も。
でも、無反応というか、何も変わらない、何も動じない元旦那さん。
糠に釘
馬の耳に念仏
ってこういうことか!と思えるほど。
言っていることは、お願いごとや改めてほしいことなど、要求が主でしたが、なかなかに敵は手強くて(笑)。
もう・・・
言うのを辞めました。
この辺りになると、真剣に離婚を考え始める頃と合致してくるのですが、それがヤツの狙いなのか?と思えるほど。
なので、無反応の旦那さんの場合、ひそかに何か企んでいる可能性があります。いえ、脅かすわけではなく。
一方、今の旦那さん(8歳年下の初婚男性)はというと、私がブチ切れてモノを言うと、同じくブチ切れて返して来ます(笑)。大ゲンカに発展しやすいので、モノの言い方は要注意ですね。
だけど、言っていることが受けとめられているのかどうかわからない無反応って、結構罪だと思うんですよ。
敢えてこっちがイライラしたり、カッカしたりするのを待っているんじゃないかしらん?って思うところもあったりなかったり。
ただ、そうは言っても、奥さまのことをすべて信頼しておまかせしているという旦那さんもいますから。単に面倒くさがりタイプに多いですけど。
そういう場合はもう、打診せずに好きにやったらいいと思います。そして、そういう場合は、旦那さん側もそれを望んでいたりします。
あなたが本当にほしいもの
旦那さんに不満があって、それを言いたい。
そういう気持ちはとてもよくわかります。
私もそうでしたから。
だけど、その不満をどうにかしたいというよりも、あなたが本当にほしいものは別のものだと感じるのです。
自分の中にある「こうしたい」とか「こう思う」とか「こう感じてる」とか「こう考えてる」というのは、確かにあるものなので、そこはそのまま旦那さんが無反応であろうとなんであろうと、通してOKです。
問題は、自分がそう思ったり感じたりしていることへの「同意」がほしい場合に起きます。
- 私はこう思うけど、相手の考えていることが知りたい
- ただただ会話がしたい、コミュニケーションを取りたい
- たとえぶつかっても本音が知りたい
もし、上記のような望みがあるのなら、それは「聴く」ではなくて「お願いする」になります。お願いごとは無視できません。
できない
できる
のいずれかです。
男性は元々ヒーロー気質がありますが、全員が全員そうではない場合もあります。逆に、旦那さんのヒーロー気質を奥さま側が奪ってしまっていることもあるんです。
そうなると、旦那さんは出番がなくなりますから、セリフもなくなり端役となって、なんなら客席で繰り広げられる舞台をのんびり鑑賞する側に回っちゃうかもしれないのです。
ということで、反論してこない旦那さんに不満をぶつけまくるというのは、あなたが疲れる一方になることが多いのです。
旦那さんに対して、何もかもをぶつけるのではなくて「お願い」するのであれば、もしかしたら、旦那さんの中に残っている小さなヒーロー気質の種から、改めて素質が開花していく可能性もあるかもしれません。
stand.fm音声配信|私の不満、反論してこない旦那にぶつけた結果
stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています
では改めて、今日のメッセージ
私の不満、反論してこない旦那にぶつけた結果
不満をぶつけることがクセになっていると、いつでも戦闘モードになってしまって、相手もまたいつでも守りの姿勢になってしまいます。シェルターの中に隠れて、自分の言いたいことすら外に漏らさないようになってしまいます。夫婦仲をあたたかみのある関係性に再構築したい!というあなたは、一度お話をお聞かせくださいね。