鏡を見るのもイヤなほど自分が嫌いでも恋したい
人からブスだとか醜いとか言われたりはしないけれど、自分の顔が好きじゃないし、性格も体型も嫌いなんです。このままの私じゃ恋愛なんて無理だろうし、お金や時間があれば整形だってしてみたい。
もくじ
鏡を見るのもイヤなほど自分が嫌いでも恋したい
正しい恋愛の悩み方:愛のトリセツ、ありのままの自分じゃ絶対恋なんて無理と思っているあなたへメッセージです。
コンプレックスって誰しもひとつやふたつあると思うんです。
- 目が小さい
- 鼻が大きい
- 眉が濃い
- 口が大きい
- 首が短い
- 太っている
- 背が低い
そんなコンプレックスを抱えている人は・・・
- 目が大きくなりたい
- 鼻が小さくなりたい
- 眉が薄くなりたい
- 口が小さくなりたい
- 首が長くなりたい
- 細くなりたい
- 背が高くなりたい
って思っていると思うんです。
でも世の中は合わせ鏡
- 目が大きくてイヤだ
- 鼻が小さくてイヤだ
- 眉が薄くてイヤだ
- 口が小さくてイヤだ
- 首が長くてイヤだ
- 細くてイヤだ
- 背が高くてイヤだ
と思っている人もいるのです。
どんなコンプレックスだったとしても、それはある一方から見れば「憧れ」や「羨ましさ」になることもあります。
問題はコンプレックスとどう向き合い、どう付き合っていくかだと思うのですが、もっとも大事なのは「コンプレックスによって自分が嫌い」になってしまわないこと。どんな自分であったとしても、その現実を本人が受け容れていること。
コンプレックスに打ち勝つというより、人生をHappyに歩いていくためには、それに勝るものはないと感じるのです。
鏡を見るのもイヤなほど自分が嫌いでも恋したいという気持ちは、そこに進むための最高なエネルギーを秘めています。
なぜかというと「〇〇な自分がいる」だけど「〇〇したいんだ」という静かなパワーを心の中に湛えているからなんです。そしてそれは、「〇〇だから〇〇できない」ということを、自分でひっくり返せるチカラでもあるということです。ということで、本日の愛のトリセツはじめます。
恋したいけど自分が嫌い
こんなに自分で自分のことが大嫌いなのだもの。
私のことを好きになってくれる人なんているはずがない・・・。
これって真理かもしれません。
あなたのことを心から愛してくれる人が現れたとしても、あなたがそれを頑なに拒み、自分を卑下して相手の想いを受け取ることをしないでいたら、相手は「嫌われた・・・」と思って去っていってしまうから。
一瞬でもあなたを愛していると感じたとしても、あなたに振られたというカタチで去っていってしまうのです。
これはあなたに自信がないだけで、「振った」という意識がなくても、です。
恋をしたいと心密かに望みながら、「でも私なんて」と言う人って少なくありません。
何にそんなにビクビクしているのか、最初っから「自分は嫌われる」と思っているのです。
好きか嫌いかは相手が決めることなのに、自分は嫌われると思い込んでいるのだとしたら、それはまさに「自分が自分を嫌いだから」ということに他ならないと思うんです。
そう。
誰かがあなたを嫌いなのではなくて、あなたが自分を嫌いなのです。
でもね、そんなふうに思っている人って、本当は自分のことが大好きなんですよ。愛おしく扱ったり大切に想うことが出来ないだけで、自分のことは大好きなんです。
傷つきたくなくて
惨めになりたくなくて
ズタボロになりたくなくて
そうならないように守っているんです。
それが「他人をよせつけない」ということになっていて、イコール「人から好かれない状態」をキープしてしまう所以なんです。
人が周りにいれば、いつか傷つく。
愛されても、いつか見捨てられる。
そんなふうに怯えて、ビクビクしているものだから、それならいっそ・・・と周囲の人たちを遮断しているのです。
こんな私でも自分を好きになれる?
のりぴ塾で個別相談をしていると、恋愛や結婚で状況を拗らせてしまっている人たちの多くは、自分のことを好きと言えずにいます。
お伺いすればこんなことを仰います。
- ハッキリできない自分がイヤ
- 言いたいことをうまく伝えられない自分がイヤ
- 人の顔色で意見を変えてしまう自分がイヤ
- ムカつくのに笑って対応しちゃう自分がイヤ
- ワガママ言っている人を見るとイラつくセマイ自分がイヤ
- いつも誘われるのを待っている自分がイヤ
- 可愛くないなぁっていつも思っている自分がイヤ
- 鏡を見るたび憂鬱になる自分がイヤ
その他にもたくさん「自分のイヤ」と感じるところを仰っているのですが・・・
そんなのりぴ塾生たちが「自分が好き」と変わっていくんですけど、そのきっかけってどういう瞬間に訪れると思いますか?
それは、イヤだと思っている自分を本質的に受け容れることが出来た時なんです。たくさんの「イヤ」が、ひとりひとりにあるのですが、そのひとつひとつの「イヤ」な部分もまさに自分なんです。
その「イヤ」な部分を受け容れることが出来たとき「私って可愛い」「私、自分のこと好きかも」と変化していきます。
もう40年くらい自分のことが大嫌いだったある40代の女性は、「のりぴさん、私、生まれて初めて自分のこと可愛いって感じました。自分のこと好きだなって。」泣き笑いしながら仰っていました。
この女性は、お父さんに愛されていないと感じて育ってきて、離婚を経験して女手ひとつでお嬢さまを育てていらっしゃる方なのですが、「私、父に愛されていたことを想い出しました」とも仰っていて、「なぜあのことを忘れていたのか」というところから気づきがブワッと溢れ出したのです。
自分を内観することってひとりで出来る方は出来るのですが、この女性もセミナーや講座に通ったり、自己啓発本や心理学の本を何冊も読んだりしていたものの、なかなか突破口がつかめずにいました。
「たくさん本を読んでも出来なかったことが、1ヶ月もしないうちに霧が晴れるように心がサッパリしていったのには驚きました」と、それまで封印していたファッションや、恋愛に対して後ろ向きだった想いが消えて、心から自由になれたと感じたそうです。
今のあなたに出来ること
自分で自分を愛することって、生まれたての赤ちゃんは既に出来ているんです。というか、もともとは誰もがそうできていました。
それが、成長の過程で出来なくなっていった・・・のだとしたら、それを取り返す必要があります。
なぜ出来なくなったのか、そのカギを握っているのはあなた自身です。私はいつでもご相談者さまに質問をして、お話をお伺いしているだけなのですが、仮にたとえば、私がどんなに諭す方向でお話をしたとしても、他人からのアドバイスって腑に落ちにくいんですね。
それよりも百倍効果があるのは、やっぱりご相談者さま本人が、ご自身で気づくことだと思うんです。その気づきの発端は、私との会話の中だったり、心と対話している最中だったり、目を閉じてぼぅっとしている時だったり、いずれにしてもご相談者さまの心が、なんの引っ掛かりもない状態でリラックスしている時であることが多いんです。
それだけ普段、多方向に気持ちって張り詰めているものなんです。油断できない戦場にいるかのように。
今、鏡を見るのもいやなほど、自分のことが嫌いと思っているあなたも、本当は自分のことが大好きで、それを守るためにあちこちに向けてトゲやキバをむいている状態なのかもしれません。
でも、そのトゲやキバって本来不要なものです。
どうか、それらを抜き去ってほしいものです。
ただ今は、それがないとどうにも不安でしょうがないというだけのことなんですよ。
さぁ、トゲやキバをむかずに丸いあなたでいることはできますでしょうか。それが出来ないのだとしたら、まずは自分にお茶を一杯、ゆっくり淹れてあげてみてください。
自分を愛する第一歩って、自分に優しくするということでもありますから。
stand.fm音声配信|鏡を見るのもイヤなほど自分が嫌いでも恋したい
stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています
では改めて、今日のメッセージ
鏡を見るのもイヤなほど自分が嫌いでも恋したい
自分にやさしくして、自分を愛して、そして自分を好きになって、愛する人と恋愛したい!結婚もしたい!というあなたは、一度お話をお聞かせください。