夫婦の心が離れるきっかけ3選
クソ旦那!もう絶対別れてやる!というくらいのケンカをしても、やがて仲直りして以前より絆が深まる夫婦がいる一方で、本当に些細に見えるいさかいから、離婚へまっしぐらになりかねない状態に陥る夫婦もいます。
もくじ
夫婦の心が離れるきっかけ3選
正しい恋愛の悩み方:愛のトリセツ、「それを言っちゃあおしまい」ってどういうことがきっかけでそうなるの?となっているあなたへメッセージです。
夫婦ってよく揉めます。つまらないことで。ホントに些細なことで。くだらないことで真剣にケンカしたり、この世の終わりくらいの罵り合いをしたりすることもあります。え?うちだけ(笑)?
でもね、それを乗り越える度に、絆って深く強くなっていってるって思うんですよ。
今日お伝えしたいのは「じゃあ、夫婦の心が離れてしまうきっかけって、どういうことがあるの?」ということについて、です。
喧嘩でもない、もめごとでもない、だけど夫婦の心が離れてしまうきっかけ。これって意外と気づかずやっちゃってることってあるんじゃないかな。ということで、本日の愛のトリセツはじめます。
どんなに揉めてもこれは禁句
夫婦喧嘩って、仲が良くても仲が悪くても起こります。これはもう、夫婦でいる以上起きて当然。
だって、考えてもみてください。愛の源である親子でさえ、意見や考えが合わずにぶつかることたくさんありますよね。親子なんて、切っても切れない血のつながりですよ。
そりゃ「私の親は毒親だ」とか「親からの愛情なんて感じたこともない」とか、虐待を受けて育ってきたり、見捨てられた気持ちが残っている人にとっては、親が愛情を注いでくれたなんていう意識も認識もないことでしょう。
ですが、ここは敢えて言わせてください。
母親が子どもを産むって命がけなんですよ。好きでセックスして妊娠して勝手に産んだくせにって思うかもしれない。こっちは望んでない。ありがた迷惑だなんて思う人もいるかもしれないけど、やっぱり出産って命がけなんですよ。
そう、命かけてるんです。
いえ、だから恩義を感じろということではありません。
今日は「毒親」の話がしたいわけではありませんので、この辺にしますけれど、要は、出産て産む側からすれば命がけだっていうことだけ、まずお伝えしたかったんですね。
でこの、自分の命がけで産むっていうことは、愛そのものだなって。命と愛って切り離せないと思うんですよ。
冒頭にこうお伝えしました。
愛の源である親子でさえ、意見や考えが合わずにぶつかることたくさんありますよね。親子なんて、切っても切れない血のつながりですよ。
そのうえで、今日のテーマは「夫婦の心が離れるきっかけ3選」です。
そして、どんなに仲の良い夫婦でももめごとは起きるよって言うことも最初にお伝えしました。
でもね・・・
どんなに揉めたとしても、こういう言葉は禁句だよっていうものがあるのです。そして、その言葉の矢を放ったら、パキっと壊れてしまうことってあるし、取り返しのつかないことや、致命的な結果に繋がることだってあるんです。
それがどんな言葉や行動なのか、その言葉や行動が、どんなふうに夫婦の心が離れるきっかけになるのか、今日はお伝えしていきます。
そう、「どんなに揉めてもこれは禁句」というのは、相手の心に刺さってしまうガラスのカケラのことです。ここに大小は関係ありません。あなたにとって「こんなの砂つぶにも及ばない破片じゃない」と思っても、抜けない右手小指のトゲのようにチクチク痛むし、それがやがて血管を走って心臓に刺さってしまうことだってあるのです。
夫婦の心が離れるきっかけ3選
では、実際にどういうことで夫婦の心が離れてしまうのか、紐解いていきましょう。
これは、夫側・妻側どちらも、ということでお伝えしていきますので、今現在、夫婦の関係性があまり良くないなと感じている人や、夫婦間を良くしていきたいなと思っている人はどうぞ参考にしてみてください。
それではさっそく参りましょう。最初に3つお伝えしてしまいますね。
- 信頼喪失する言動
- 心身を傷つけられる言動
- 必要度・存在価値が感じられない扱い
■ 信頼喪失する言動
相手のことが良くわかるからこそ、相手の致命傷も良くわかるのが夫婦。これがわかったうえで、敢えて相手の傷つくようなことを言ったりやったりしてしまうのが夫婦ですが、分かっているなら手加減のしようもあるものの、分かっていないまま致命的なことを言ったりやったりしてしまうと、もう取り返しがつきません。
でも、相手にとって何が致命的かなんて、たとえ夫婦でもわからないことってありますよね。ひとりひとり刺さる言動って違いますしね。
ただ、どんな人にも共通して言えるのが、信頼関係の崩壊は致命的になりやすいということです。信頼が失われてしまうと、安心安全の場である家庭が、一気に危険地帯に変わってしまいます。誰もが危険地帯に身を置きたくないですよね。戦場ですもの。命がいつ狙われるかも、不意に傷つけられる状況に陥れられるかもわからないんですから。
夫婦において、相手への信頼が失われることは、愛情が残っていても「もうだめかもね」という結論を選択せざるを得ないほど、急速に愛情が消えていってしまう原因になりやすいものです。
信頼関係が失われるとはどういうことでしょう。相手を信じて頼ることができない状況ですよね。
もうこの人のことは信じられないという状況は、不倫や浮気、裏切り、隠しごとなど、どんな小さなことからも生まれます。だって、信じられるが信じられないかというのは、自分が決めることではなくて相手が決めることだからです。
■ 心身を傷つけられる言動
よほどのMの人でさえ、やっぱり心や身体が傷つけられることは苦しくツラいものです。夫婦の心が離れるきっかけになるのは、「苦しいとき」「ツラいとき」に感じる痛みはもちろん、ふたりでいるのにひとりでいるような気持ちになる「孤独感」もあります。
心身を傷つけられるということは、まさに孤独感の始まりです。それは「どうして?」という自分への謎かけから始まり、けして答えが弾き出せません。なぜなら、相手との心の距離が遠くなっていることを、まざまざと見せつけられ、そのことを感じないわけにはいかない状況だからです。
さりげなく言っている方、やっている方は気づかないことも多いのですが、受けている方もまた、ツラさや苦しみを口にすることが苦手な場合が多く、「もう無理」となるまで相手に訴えないことも多いのも特徴です。
我慢しがちな人は気をつけてください。
■ 必要度・存在価値が感じられない扱い
信頼関係が失われ、心身が傷つけられ、それはやがて自分の存在価値への疑問へと繋がっていきます。
私っている意味ある?
この人にとって私ってなんなの?
そんな疑問を感じてしまうような扱いを受け続けていたら、当然そんな気持ちになってしまうのは無理もありません。
最悪なのは、存在価値を感じられないと思っている方は、深く寂しく傷ついていきますが、そういう扱いをしている方は極めて無意識に振舞っているということです。
なぜなら、人の気持ちを汲むことが出来ない扱いを、人に対してしている人もまた、自分自身のことを大切に扱うことができずにいるからです。職場や自分の親子関係で本当の自分を出せずにいたり、傷つけられても我慢し続けていたり、結構悲しい想いをしながら頑張って生きてきています。
そう、夫婦はうつし鏡で、知らぬ間にそんな状況を映し出してしまうのです。あなたがもし、旦那さんから、自分自身の重要度や存在価値が感じられない扱いを受けているとしたら、あなた自身が自分にそうしてあげていないことはもちろん、旦那さんもまた、旦那さん自身にそうしてあげていないのです。
夫婦喧嘩で愛を育てるなら
夫婦がもめるのは当然のことで、気が合うことの方がマレ。そのくらいに思っていれば、たまに気が合った時にめちゃくちゃ感動するでしょう(笑)。
だけど、何も好き好んでケンカばっかりしたくありませんよね。そして、同じケンカするとしたなら、二度と同じようなことで揉めたくはないし、雨降って地固まるというような方向になりたいなって、思いませんか。
でね、それは実際、可能なことなんです。
ただ、条件があります。
夫婦喧嘩で愛を育てていきたいと思うなら、そこにはまず「愛」があることです。冒頭にもお伝えしましたが、愛とは命です。命は時間でもあります。
そのことが根底にあれば、揉めたとしても愛は育っていきます。
具体的に言うと、ケンカの中に「信頼」の種があること。そして、心身を傷つけないこと。相手の存在を尊重すること。
夫婦喧嘩は戦争ではありません。戦争は敵同士が行うものですよね。あくまで夫婦は味方同士です。ある方向に向かってふたりで進んでいるのです。
だとしたら、戦法をそれぞれが考えて実践するのではなくて、ひとつの方向に対する戦法をふたりで考えるのです。
やり込める、というのは相手じゃありません。同じ方向に進むためにネックになっていることを取り除く、ということをふたりで行うものなんです。そこには当然愛があるし、心身を傷つけることもないし、相手の存在があってこそ発案できる作戦です。
stand.fm音声配信|夫婦の心が離れるきっかけ3選
stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています
では改めて、今日のメッセージ
夫婦の心が離れるきっかけ3選
些細なことでパッキリ折れてしまう夫婦関係。あなたはどんなふうに折り合いをつけていきますか?「もう険悪すぎて無理かも」「完全に敵同士だわ」というあなた。旦那さんと味方同士に戻りたいなと思われたら一度お話をお聞かせくださいね。