恋を楽しむとき1番最初に捨てるもの

「恋愛が楽しめません」「どこか後ろ髪を引かれるような気持ちがしてしまう」など、心から恋愛を楽しむことが出来ない人ってあなただけではありません。

1 恋を楽しむとき1番最初に捨てるもの

恋を楽しむとき1番最初に捨てるもの

正しい恋愛の悩み方：愛のトリセツ、どうも恋愛が楽しめないな・・・となっているあなたへのメッセージです。

では、心から恋愛が楽しめない人の内側で、いったい何が起きているのでしょう。

ここには、さまざまな要因が潜んでいますが、多くはこの３つです。

罪悪感
自己否定
見捨てられ不安

そしてこれらの要因は、「パートナーが原因」で起きているものではないので、現実の世界に根源を見出そうとしても、なかなか解消していってくれません。でも、こういった想いを引きずっている人は、心から恋愛が楽しめないだけでなく、恋愛そのものを拗らせやすいので、思わぬ形でお別れになることもよくあります。あなたはいかがでしょうか。

ということで、本日の愛のトリセツはじめます。

真っ先に捨てるものはコレ

もういつもお話していることなので、すぐおわかりになるかもしれませんね。

我慢

これです。

他にも「恋愛に不要なもの」ってあるのですが、この「我慢」があるとね、ホントに恋愛を楽しめないんです。

ココで言う「我慢」ですが、ちょっと勘違いしてしまいそうなこともあるので、そちらを先に解説しておきますね。

会いたいけど、彼の事情で会えないとき「会いたい」と言い続け、彼に会う時間を作らせること
これって、「我慢をしていない」というよりは「執着している」ということで、単純に「我がまま」に当たります。
会いたいのに「会いたい」と言えないこと
これって、奥ゆかしいというよりは「気持ちが伝えられない」や、伝えたら嫌われるかもという恐れ、そして自分からは言わないという「意固地」「素直じゃない」などの要素が含まれています。

なんとなく、その違いわかりますでしょうか。

我慢というのは、日本人の美徳とされる部分でもあるけれど、こと恋愛に関して言えば、我慢していて良いことはひとつもありません。でも、「我慢しない」ということを勘違いしてしまうと、「思いやりがない」ということに転じてしまい、相手の気持ちが離れてしまうこともあるので注意が必要ですね。

捨てるべき理由

「我慢」を捨てましょう、と言いましたが、なぜこの「我慢」があるとダメなのでしょう。

実は、捨てるべき理由がハッキリあります。

いくつかあるのですが、重要な１つを今日はお伝えしますね。

我慢する→伝わらない＝分かり合えない→恋が終わる

もうこの式の通りなのですが、あなたがもろもろ我慢することで、当然気持ちは伝わりません。結果、相手とは分かり合えませんから、恋が終わる率は高まります。

あ、すごく大切なこと。

あなたが我慢することで恋がどんなに長続きしたとしても、それはホンモノとは言えないということ。だって「本当のあなた」じゃないんですもの、相手が好きなのは。

本来のあなたが顔を出してこそ、生身の人間同士のお付き合いということになります。

例えば、冒頭で挙げた２つの例

会いたいけど、彼の事情で会えないとき「会いたい」と言い続け、彼に会う時間を作らせること
会いたいのに「会いたい」と言えないこと

1つ目の、無理やり「自分の会いたい」に彼を合わせさせるというのは、最初は彼も嬉しいかもしれません。でも、これが続くとどうでしょう。相手にとってはしんどいばかりです。「僕の彼女はワガママ」というレッテルを密かに貼られてしまうでしょう。でも、こういう素直に気持ちを伝えられる女性は、ちょっと気を付ければ自然な自分らしさを出し、思いやりと我慢しないという状況をうまくバランスが取れるかもしれません。

ちょっと大変なのは2つ目の「会いたいのに会いたいと言えない」ということ。これは「言ってはいけない」という心の思い込みがあって、「言う」ことで何かが起きそうだと思っているということです。何かが起きそうの「何か」というのも、自分の中で起きるものではなく「彼が〇〇しそうだ」という懸念です。

相手の脳内を妄想し始めてしまう時点で、人との境界線がうまく引けない状況に陥りますので、結果自分を苦しめる状況にハマっていってしまうんです。

なぜ言えないのか？

それは、「言ってはいけない」という思い込みとお伝えしましたが、「自分の意見を言うことで傷ついた経験」によるものが殆どです。そして多くはオトナになってからというよりも、ずっと小さい頃のこと。傷ついた想いは、ある出来事によって生まれ、癒されないまま大人のあなたの心の奥でしくしく泣いているのです。