結婚して間もないのに夫から離婚宣告

3ヶ月のお付き合いから入籍したものの、1ヶ月もしないうちに離婚を言い渡されて。スピード婚のワナとも言える「お互い」を知る時間を端折った結果。

結婚して間もないのに夫から離婚宣告

正しい恋愛の悩み方:愛のトリセツ、自分でも離婚した方がいいと思っているけどなんだか釈然としないというあなたへメッセージです。

 

婚活で知り合って3か月でプロポーズされ、結婚式は、私たちと互いの両親だけでささやかな挙式。でも、それからだんだん雲行きが怪しくなっていきました。

 

夫はずっと実家暮らし。家事をしたことがなく、新しい結婚生活で共働きの私たちの家事を分担しようとしても、私が全部教えなければならず。

 

家事だけでなく、光熱費の支払いなどの手続きも、まったくわからない夫だったので、何から何まで仕切らなければなりませんでした。

 

そんな状況の折りに、夫から言われていたのが次のようなこと。

実家に顔を出すように。

親族に挨拶しに行くように。

「夫の」実家に、「夫の」親族に対してそうしろと言うのです。

 

ただ、自分自身、元々親族との付き合いがほぼなかったので、ものすごく戸惑ってしまい。

 

結婚してから一か月も経たず、いろんなことが目まぐるしく起きるなか、帰宅するとサイン入りの離婚届が置いてありました。

 

「考え方が違うためやっていけない」

 

それが旦那の言葉、しかもメモによるものでした。ということで、本日の愛のトリセツはじめます。

私の何がいけないの?

うん、そう思ってしまうでしょうね、このようなケースだと。

 

でも、真っ先にお伝えしたいのです。

この状況に置いて、あなたは悪くないでしょう。

 

妻の気持ちを汲むこともせず、どんどん自分の理想のまま推し進めようとする旦那さん、ちょっと横暴のように見えます。

 

旦那さんはまるであなたが間違った人間かのように振舞っていますが、もし、あなたが間違ったのだとしたら、それはこの人との結婚前の付き合いの仕方かもしれません。

 

慌てて婚活を進めて、慌ててプロポーズに乗っかって、お互いを知る間も、お互いの価値観や考え方、感じ方や結婚生活の展望なども語り合うことなく、結婚を決めてしまえば、こうなるのは当然と言えば当然です。

 

結婚してまだ1か月ということなので、早く気づいてよかったとも言えるかもしれません。

 

だって、ここを我慢して何か月も何年も苦しみながら暮らしを続けてしまって、歳を取ってから大後悔している人って結構いますから。

 

ただ、この女性は釈然としていません。

 

自分だって離婚した方がいいのはわかっているけれど、旦那さんの考え方に振り回された挙句、一方的に離婚を言い渡されたことが悔しくてならないからです。

 

けど、その悔しさはこの旦那さんに向けても、あんまり意味はないと感じます。

結婚へ急ぐ人が見落としがちなもの

この女性にとって、旦那さんからの離婚届は渡りに船。そして、新しい未来へのカギでもあり、自由の翼に乗っかることができるパスポートでもあります。

 

そこで旦那さんに謝らせようとしたり、変に絡もうとするならば、それはあなたの命がもったいないのです。

 

命=時間です。

 

時間がもったいないんですよね。分かり合えない人との不毛なバトルは疲弊するだけだから。

 

そして自分の人生の教訓とすることです。

 

結婚を急いだ自分への戒めとして、胸に刻むことです。

 

自分の意志や想いを話す時間をたっぷりとれましたか?

自分の夢や希望を伝えることに心をオープンにしていましたか?

弱い部分やネガティブな部分も、さらけ出せる相手だと確信持てましたか?

 

もしそうじゃないのに結婚を決めてしまっていたのだとしたら、やはりどこかで流されてしまっていたのでしょう。踏ん張りが海辺の砂地のように、足の指の隙間からじわじわ崩れてしまったのかもしれません。

 

それくらい、「結婚」に憧れていたから。

ひとりはもういやだって思っていたから。

 

でも、結婚しているのに、二人でいるのにひとりでいるような気持ちになるほうが、もっとずっと苦しいのだと気づかれたのではないでしょうか。

 

結婚したいなら、何を見失ったとしても、自分だけは見失ってはいけません。

周りの雰囲気にのまれて、引きずられてはなりません。

結婚するときに見失わないために

そう、自分を見失わないこと。

これは、結婚していようと、していなかろうと、同じです。

 

結婚するときに自分を見失わないようにするために大切なことは、「この結婚で私は幸せになる」と思わないこと、です。

 

結婚していても、結婚していなくても、自分を見失わないということは、結婚していても、結婚していなくても、自分は幸せであるということ、でもあります。

 

結婚すると幸せな気持ちになるけれど、結婚していなくても幸せな気持ちでいられるものだからです。つまり、結婚がすべてではないから、です。

 

結婚していないから不幸

結婚したから幸せ

この図式は依存心の強い幸せになりがちです。

 

結婚していなくても、誰かがいなくても、自分自身が幸せでいること。

これが全うされていると、結婚するとますます幸せになります。

 

でも、結婚していないから不幸で、結婚したから幸せという感覚でいると、結婚すると案外寂しさや孤独を感じてしまうものです。

 

それは、結婚することによって、幸せで満たしてもらおうとするからです。

 

結婚していなくてもあなたは幸せ。そう感じられるようになってから、次の結婚はするようにしてみてください。くれぐれも、寂しさから逃れるために新しい結婚を目指さないようにしてください。

stand.fm音声配信|結婚して間もないのに夫から離婚宣告

stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています

では改めて、今日のメッセージ

結婚して間もないのに夫から離婚宣告

恋愛や結婚を、あなたの不安や恐れから逃げるための場所にすると、それは幸福に結びつきません。まずは自分の心をフラットに整えること。それが自分だけが感じられる幸福感への第一歩です。なかなか人生うまくいかない・・・というあなたはご相談ください。一緒に進んでいくお手伝いをしています。


自信ない・・・だけど一歩進みたいな、と思ったら

 

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