お客さまの声|長続きしない大事にされない恋愛はもうイヤ
恋愛しても大概長続きせず終わってしまいます。付き合っている間も、大事にされないことが多いんです。自分に原因があるのでしょうが、いつも虚しい気持ちがします。次こそ!と思っても短いスパンで恋愛してしまいます。
もくじ
お客さまの声|長続きしない大事にされない恋愛はもうイヤ
正しい恋愛の悩み方:愛のトリセツ、不毛な恋愛を繰り返しているあなたへメッセージです。
せっかく出逢って、恋人同士になって、なんなら同棲することにもなって、このまま行ったら結婚するかも?という状況に、いつも割となりやすいのに。
どこでボタンを掛け違えてしまうのか、気づけば「大事にされない女」に成り下がり、結婚はおろか同棲は解消。挙句別れを言い渡されてしまうか、いいように扱われてしまう。
今日は、そんな悲しい毎日を送っていた30代のAさんのお話です。ご本人の許可を得てご紹介させていただきますが、こういった悩みをお持ちの方はAさん以外にも結構いらっしゃいます。
大事にされない
雑に扱われる
という悩みでご相談に来られる方が後を絶ちませんから。ということで、本日の愛のトリセツはじめます。
あなたが大事にされない理由
30代半ばの女性Aさんは、次のようなことで悩んでいらっしゃいました。
- 男性から好かれない
- モテない
- 好かれても身体目的であることが多い
- 付き合いが長続きしない
- 男の人とどう付き合ったらいいかわからない
- 恋愛をすることが怖い
そして、ご自身が思い当たることは次のようなことでした。
自己肯定感が低くて執念深い。人を信用できない。人にされたイヤなことを毎日思い出してしまう。悲観的な未来をいつも思い描いている。怒りを感じるタイミングが遅くて、タイムリーに人に怒れず、後から言うためネチネチした子だと思われる。
とにかく自己否定が強いとご自身が仰るように、お話をしていても「後ろ向き」になりやすかったのです。
でも、初めてのご相談でお伺いしていくうちに、Aさんの育ってきた環境が、いかにAさんに「後ろ向き」なモノの見方を植え付けられる状況だったかを知ることになりました。
Aさんのご両親はけしてAさんを愛していなかったわけではありません。むしろ鬱陶しいくらい子どもを愛していたのでは?と感じました。
そう、ありがちなんですけど、子どもにとって鬱陶しい愛という場合、子どもが欲しい愛ではないことが多々あります。
それじゃない感、ですね。
親も身勝手
子も身勝手
つまり人は身勝手な生きものなんですけど。
放って置かれたくない子ども、構って欲しい子どもが、放って置かれれば寂しく感じます。
そっとしておいてほしい、自分で何でも選んで決めて進みたい子どもにとっては、構われ過ぎれば窮屈さを感じます。
マッチすればHappyのようにも見えるけれど、構われるのが好きだからといって構われ過ぎていれば共依存が起こります。
また、放置が好きだからと放ったらかしにされ過ぎれば、放任主義の親の元に出来上がった子どもとして、野放しになりやすいですし、その加減って本当に難しいものです。
このAさんが大事にされない理由は、育ってきた環境の中でつかみ取ってしまった価値観にあったように感じました。
それはやっぱり、親からの愛を感じられない、そして親を尊敬することができないまま大人になってしまったところにあるようでした。
長続きする恋愛の秘密
初めてのご相談後、Aさんはその後のご様子を送ってくださいましたので許可を得てご紹介いたします。
幼少期の思い出がここまでひっかかるとは思いませんでした。「許せない自分を許す」そのお言葉を聞いて心が少し軽くなりました。何だか前向きになれそうです!!人って変われるかも・・・そんな気がします。
のりぴさんのカウンセリングは、幼少期やツラい出来事の思い出を赤裸々に話すことが出来ました。本気で「変わりたい」と思っている人や自己肯定感が低い人に役に立つと感じました。
職場の臨床心理士さんや産業カウンセラーさんは話を聞いてもらって一時的に軽くなるだけでしたが、のりぴさんは悩みの根底にあるものを一緒に探してくれました。
初めてのご相談ではセラピーセッションは行わず、じっくりとその悩みの根源を探る旅のような時間を経験していただきます。
その段階で、ご自身で自分の悩みを解いていくような気分になられる方はとっても多いのですが、悩みの解決に大切なのは「自分で気づく」ということだと思うのです。
私が気づかせてあげる、ということではなくて、私が質問したり会話をしていくなかで「あ」というヒントを得て、自分で気づいて癒しが起こる。それこそがセラピーセッションの醍醐味だと感じます。
Aさんの望む、長続きする恋愛の秘密はAさんの心の中にありました。
Aさんは、親や彼を変えようともがいていました。そして、自分を今とは真逆な自分に変えたいとも思っていました。でもそれは、どちらもとっても無理があるもの・・・それに気づいただけでも素晴らしいことなのです。
そうか私はこうしたいんだ
私の心地が良い状態ってこうなんだ
そこに気づければそこに向かっていくだけなのですが、悩みに囚われている多くの人は「こうしたい」と「自分の心地よさ」を知りません。あまりに不幸に感じる状態に身を置き続けてきたものだから、何が自分にとって安心の状態なのか判断できなくなってしまっているのです。
大切に扱われる女性の特徴
彼や旦那さんに大事にしてもらえる女性はどんな女性なのでしょう。
心配してもらうために時々不安になるようなことをする女性?
いえいえ、そんな策略的なことをしていたら、ますます大事になんてしてもらえません。
大事にしてもらっている女性は、自分で自分を大事にする方法を知っているのです。
つまり、自分で自分を大切に扱っていないと、他人からも大切に扱ってはもらえません。
自分で自分を大切にするということがわかっていて、それが出来ていれば、それは「自分で自分を幸せにすることが出来ている」ということでもあります。
自分で自分を大事に出来ない人は、他人に大事にしてもらって安心したがるのですが、それはたぶん永遠に叶わないことでしょう。
人はあなたのために生きているのではないですし、そんな自分のエゴのために恋愛や結婚をしたとして、その人がいなくなってしまったらあなたは一気に不幸になるということですよ。
自分で自分を大切に扱うことが出来れば、あなたを雑に扱う人を近づけることをまずしなくなります。そういう人が寄って来なくなるのです。
自分のことを大切に扱うようになれば、人のことも大切に扱うことが出来るようになります。順番があるんですね。
ただ、Aさんのように幼少期に「大切に扱われている気がしない」という方の場合、大切にする方法がわからなくなっているケースがあります。セッションを重ねていくと、自分を優先して大切に扱うことが自然と身について、依存心が減り、素のままの自分でいることこそが、ラクで幸せな状態だと実感できるようになりますよ。
stand.fm音声配信|お客さまの声:長続きしない大事にされない恋愛はもうイヤ
stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています
では改めて、今日のメッセージ
お客さまの声|長続きしない大事にされない恋愛はもうイヤ
自分に対して厳しくしてしまうぶん、人にも厳しくなってしまう・・・もっと自分にも人にもやさしい自分になりたいな、というあなたはご相談ください。