周囲に振り回されがちで不安定な自分を卒業したい
自分の意見が持てず、いつも周りの友だちに「どうしたらいい?」と聞いて回ったり、自分で決めることが怖くて人に決めてもらったり。いつまでもこんなじゃ自分の人生生きているとは言えない気がして。
もくじ
周囲に振り回されがちで不安定な自分を卒業したい
正しい恋愛の悩み方:愛のトリセツ、もうそろそろ自分軸っていうものを持ちたいなって思っているあなたへメッセージです。
今日のお話は、自分に自信がないというよりは、自分のことをどこか信じられずにいる感じです。
もっと言うと、自分が考えることは「ダメ」という思い込みが心のなかにどっしり居座っていて、頭に浮かぶものも心に湧き上がる想いも、何もかも「ダメ」という感覚です。
こんなこと考えて私はバカだ。
こんな気持ちになるなんてダメ。
こんな考え笑われる。
こんなこと言っても無駄。
何もかも「否定される」と思い込んでいるということは、人の心も信じることが出来ないということ。
ただこれってやっぱり、人を信じることが出来ないというよりもまず、自分のことを信じることが出来ないことが悲劇の始まりだと思うのです。
自分を信じられないから、人の表情が気になるし、顔色を見て行動しようとしてしまう。それが結果として「人に振り回される」という現実を連れてきているという・・・。
これをどうにかしたい!というあなたにお伝えしたいことがあります。
ということで、今日も3つに分けてお伝えする愛のトリセツ、はじめます。
行きたい場所も食べたいものも
実際、私のところにいらっしゃるご相談者さまにも、こういう方は結構いらっしゃるのです。
たとえば、いつも友だちの言いなり。
行きたい場所や食べたいものも、自分の望みは叶うことなく。
というかもう勝手に決まっていることが殆ど。
いえ、彼女だって気になるお店や食べたいものってあるんです。
だけど、友だちは彼女に問いかけてくれることもなく、勝手に決められてしまうんだそうです。
こういう場合、「はっきり自分が言いたいこと言えないのだから、友だちのことを責めてはいけない」って思われるかもしれませんが、必ずしもそうとは言えないところがあります。
なぜなら、こういうお友だちは、相手が何も言ってこないのをいいことに、自分のことを優先できるからこそ彼女と付き合っているという場合があるからです。
自分の意見が言えない人は、どうしても結果として「人を優先した」というカタチになりやすいですよね。
そういう経験をしたお友だちは「この人といると思い通りになる」と思って、悪意なく利用していることもあるのです。
もちろん、どちらも納得のうえであれば問題ないのですが、何も言えなかった方に明らかに不満が残ってしまうのであれば、これはもう「言いたいことを言う」もしくは「気持ちを汲んでくれる人と付き合う」くらいしか選択肢がありません。
でも、言いたいことを言えないし、相手が気持ちを汲んでくれるかどうかなんてそうそうわかるものでもなかったりしますから、こういう場合、モヤモヤが残り楽しくないのに付き合いが続く・・・ということになってしまい苦悩も苦痛も続きます。
自分の希望なんて夢なんて
自分の気持ちを汲んでくれる人を探す、という気持ちもわからなくはありません。
何もかも自分優先でやりたい放題の友だちといても、楽しくないですもんね。
といって、どういう人が「自分の気持ちを汲んでくれる人なのか」を探すのって難しいもの。
となると、「言いたいことが言える自分」になってしまう方が簡単かもしれません。
そもそも、言いたいことが言えずに人に振り回されやすい人は、こんなふうに思っていることが多いようです。
自分の意見を言ったらダメだ
自分の希望を望んだりしたらダメだ
なんと可哀想なことに、あなたの気持ちを汲んでくれないお友だちよりずっと前から、あなた自身はあなたにいつも否定し続けてきたのです。
もちろんこんな気持ちになったのにはきっかけがありますよ。
タイミングは人それぞれ異なりますけど、そう思い込んでしまう心にとっては大事件があったのです。
ただ、大事件だった割に記憶に残っていないのは、あまりにも「当たり前のように」日常的にされ続けてきたことだったから。
そう。
たった一度の大事件でもそうなってしまうことはもちろんあるのですが、それが当たり前のことのように日々経験してきてしまうと、もう「言いたいことを言う自分」というものが無意識に抹殺された状態、つまり自分の中に存在しない状態になってしまうのです。
自由に言いたいことが言えなくなったのは、いつでしょうか。
何がきっかけでそうなったのでしょうか。
にわかには思い出せない・・・という場合、もう忘れてしまうくらいの遥か昔の出来事がきっかけになっていたりするのです。
心の軌道修正のセッションでは、その辺りを深く感覚として扱っていきます。
すると、今まで気にも留めなかったことがきっかけとなっていることに、ご相談者さまたちはハッとされるのです。
誰よりも尊重してあげて
これはもう、ご相談者さますべてにお伝えしているのですが、何しろ悩みやすい方はとかく「自分が後回し」であることが殆どなんですね。
旦那さん優先
お子さん優先
恋人優先
親優先
友だち優先
会社優先
いつだって自分のことは二の次三の次です。
これではどんどん自分の中の自分は拗ねていく一方です。
この拗ねてしまった自分の奥底に「なんでも言える自分」というものが潜んでいます。
周囲に振り回されがちで不安定な自分を卒業したいと仰る方にももれなく、拗ねてしまった自分というものが心の奥でひざを抱えてしくしく泣いているのです。
時には顔を真っ赤にして怒ったりもしています。
人が怖くてビクビク震えていることもあるのです。
そうした拗ねてしまった自分、でも、確かに本質的な、本音を携えた自分をあなた自身が認めてあげない限り、あなたはいつも人目を気にして、人の顔色を気にして、自分の言いたいことが言えずに周囲に振り回されて生きていく道しか選べなくなってしまうのです。
拗ねてしまった自分は本当の自分です。
その拗ねてしまった自分のご機嫌を取れるのはあなたしかいません。
心の軌道修正のセッションでは、拗ねてしまった自分と対面する貴重な時間を過ごすことができます。
stand.fm音声配信|周囲に振り回されがちで不安定な自分を卒業したい
stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています
では改めて、今日のメッセージ
周囲に振り回されがちで不安定な自分を卒業したい
自分の言いたいことが言えるようになると、心に「言えなかった想い」というゴミが溜まりにくくなります。いつでもスッキリした自分でいられるので、周囲に振り回されるということがなくなります。今の自分を変えていきたい!というあなたは一度お話をお聞かせください。