切実:こんなに恋人がほしいのに見つからないワケ
友だちに普通に彼が出来て、結婚までトントンと進んで行って、そんな当たり前な人生を送っているのに。私はと言えば、結婚どころか恋人すら出来ない。というか、こんなに探しているのになぜ私だけ見つからないの?
もくじ
切実:こんなに恋人がほしいのに見つからないワケ
正しい恋愛の悩み方:愛のトリセツ、もういい加減やさぐれモードで誰でもいいや…となっているあなたへメッセージです。
私のところには20代から60代まで、さまざまな年代の方がご相談にいらっしゃいます。そのなかでも、「恋人がほしい」「恋愛がしたい」と仰る方はとても多いのですが、共通していることは「こんなにほしいのになんで見つからないの?」という疑問をお持ちであるということ。
「こんなにほしいのに」という以上、ほしい人にはほしい理由がありますよね。
もちろん、この理由にはひとりひとり異なる理由もあるのですが、よくよくお伺いしていくと、共通する「ある理由」があるのです。
「恋人がほしい」という年代を超えた共通する理由。
それは「恋人がいたら一緒に〇〇したい」という理由です。
実際これが、そもそも恋人がみつからない理由にもなっていることに気づいていらっしゃいません。このことが、どんなに出逢っても恋愛に至らない原因になっていることも、とても多くあるのです。
ということで、本日の愛のトリセツはじめます。
恋人が見つからない理由
冒頭にお伝えした「こんなにほしいのに恋人が見つからない」と仰る年代を超えた共通する理由。それは「恋人がいたら一緒に〇〇したい」ということです。
「恋人ができたらしたいことがある」
え?なんでそれがダメなの?
自然じゃないの?
ひとりよりふたりだったら楽しいじゃん?
そう、そうですよね。
例えばこういうこと。
- 一緒に旅行に出かけたい
- 共通の趣味を楽しみたい
- 休日に部屋でのんびり映画を観て過ごしたい
など、自然なシチュエーションを夢見て思い描くこと。けして悪いことではありません。
ただ。敢えて今日お伝えしたいんです。もう一歩踏み込んで「恋人ができたらしたいことがある」って、ちょっと間違うと「恋人ができたらしてほしいことがある」に偏りやすいんですよ。
ひとたび偏ってしまうと、一気に不具合が起きちゃうよっていうことなんです。
まぁでも、先ほど挙げた3つも、実は「恋人ができたらしたいことがある」というよりも「恋人ができたらしてほしいことがある」に通じて、偏ってしまいやすい人もいるんですね。そうなると、結果として「恋愛」が発展せず、短命の恋になりやすいです。
つまり、先ほどの3つ。
- 一緒に旅行に出かけたい
- 共通の趣味を楽しみたい
- 休日に部屋でのんびり映画を観て過ごしたい
なんですけど、これが「自分寄り」になりやすい人は、視野が狭くなりやすい人でもあります。なので、相手のことを知るよりも「自分のことを知ってほしい」が強めなんですね。
え?ちょっと待って。
自分のことを知ってほしいってダメなの?
知ってほしいって恋愛がうまくいかなくなりやすいの?
って思いましたか?
恋愛濃度っていうものがあるとしたら、それはお互いの想いで中和されて、ちょうどよい場合にすくすく成長していくんです。恋人に発展して楽しくて充実の恋愛に進んでいくのがこの状態ですね。
ところが、片方の恋愛濃度が濃すぎて、もう片方が薄すぎるという場合はどうなるでしょう。「合わせたらちょうどいいんじゃない?」って思うかもしれないけれど、人の心と心のバイブレーションはそんな簡単なものではありません。
片方が濃すぎると相手の濃度が消されてしまい、一方通行の恋愛になりやすいんです。一方通行って「片想い」ってことですよ。
独りよがりの恋
「恋人を見つけたい」と思っている人は、「恋人ができたらしたいことがある」というよりも「恋人ができたらしてほしいことがある」と思っていることが多いようなんです。そのために、自分のために「見つけたい」んですね。
自分が満たされていない部分を満たしてもらうために「見つけたい」んですよ。
そして、そういう場合は視野が狭くなりやすいよ、ということをお伝えしました。
でね、ちょっと話を違う角度から見てみましょうか。
「恋人ができたらしたいことがある」という人の視野の狭さの危険性っていうのは、裏を返せば「恋人ができなかったらそれはできないこと」になっていやしませんか?ってことなんです。
要するに「ひとりではできないこと」になっているんじゃないかな、と。
でも、さっきの例で考えてみるとね・・・
- 一緒に旅行に出かけたい
- 共通の趣味を楽しみたい
- 休日に部屋でのんびり映画を観て過ごしたい
これって、単独でも楽しめるものではないですか?
- 旅行に出かける
- 趣味を楽しむ
- 休日に部屋でのんびり映画を観て過ごす
ね。ひとりでも出来ることですよね。それを「恋人ができたらしたいこと」になっているのだとしたら、「ひとりでいる自分」だと楽しめないということになります。ひとりでいる自分、ひとりでそれをしている自分じゃ不満っていうことです。
いや、「ふたりだったらもっと楽しい!」っていう気持ちもあるでしょう。それもわかりますが、恋人がほしい理由が「ひとりでいる自分でも出来ること」を敢えて挙げているのだとしたら、もし、恋人が出来たあと、独りよがりになりやすいんじゃないかなぁって感じるんですよ。
自分ひとりだと不満な状態を、恋人が出来たら埋めてもらうという感じになっちゃいません?
さらに言えば、その相手があなたと同じように思っているかどうかわからないということもありますしね。
同じように思っている人と出逢えればLuckyですが、何でもかんでも同じに思っているはありえないですし、そう思ってしまったが最後「あなたはどうして私のことをわかってくれないの?」「あなたの考えていることわからない」となって、相手の気持ちや意見を尊重できなくなったり、逆に相手の言いなりになって自分のしたいことを後回しにしたり、「自分」というものがなくなってしまいます。
「一緒がいい」「ひとりじゃダメだ」というところに拘っていると、「恋愛がすべて」の女性になりやすいので、相手にも振り回されやすく、都合のいい女に転落しがちです。
よくあるのが、「連絡」が来る来ないに振り回されやすい人が多いように感じるんです。つまり「連絡が来れば愛されている」「連絡が来なければ愛されていない」という短絡的な決断をしやすかったりね。
いちいち一喜一憂して、ひとり時間を楽しめない恋人に依存気味の彼女の出来上がり!みたいになってしまうんじゃないかしら、と。そんなのイヤじゃないですか?
恋人が見つかる方法
- 彼が出来ません
- 好きな人が見つかりません
- 婚活パーティに通い詰めてもしっくり来ません
という女性は、私のところにもホントにたくさんご相談にいらっしゃいますが、そういう皆さんにはご状況に応じてさまざまな対処法をお伝えしています。
が、やっぱり共通してお伝えしていることもあるんです。
そのひとつは「視点を変える」ということ。
これができると、すんなり恋人が出来てしまったということが結構あるんです。
先程チラっとお話ししましたが「自分を知ってほしい」が強めだなと自覚している人は、ちょっと視点をずらしてみることです。
「自分を知ってほしい」が強めということは、「自分に興味を持ってくれるかどうか」という可能性の高い低いが掴みにくいことをチャレンジしているんですよね。
可能性が高いか低いかなぜ掴みにくいのかと言えば、興味を持つかどうかの選択権は相手が持っているからです。相手の気持ちをコントロールすることは、あなたには出来ません。
となると、視点は逆にして「自分が興味を持てるかどうか」がキーになります。
「えー、婚活パーティに行ってすぐ【興味が湧く人】なんていない」というあなた。
あなたに興味があるかどうかは、あなたにしかわからないんですよ。もっと感性を磨いておきましょうよ。
- 興味を持つって閃きとか相手の言葉の端っこでも何か感じるってこと?
- 顔や服装から判断しろってこと?
- 雰囲気や声も大事ってこと?
- インスピレーションがすべてになってこない?
- その話もっと聞きたいとかそういうこと?
などなど、疑問が湧くでしょうけれど、すべて〇です。
多くの女性たちは、男性に興味を持ってもらうことにばかり気になって、男受けする服装やメイクをしたり、言葉遣いや所作をその場しのぎで美しくしようとしたり、努力していると思うんですけど、そんなのはもう付け焼き刃ですから。私はあんまり意味がないと思うんですよね。
そういった場だけ取り繕うのってカッコ悪いと思うんですよ。普段からそうならいいけど、その場だけいい女になろうとするのはちょっとイケてない気がしますし、男性は見抜きますよね。
「男受けする」って言っても、そもそもあなたが興味を持たないような相手に興味を持たれても意味がないんじゃないでしょうか。面倒臭いだけですよね。
ということは、大事なのは「自分受けする」服装やメイク、言葉遣いや所作は日常のままでOK。普段、がさつな人なら日常生活からやり直して習慣化しておくことです。
そのうえで婚活をして「あなたが興味を持つ」という心持ちで臨めば、心の目が開いて恋するモードに着火されるはず。
のりぴ塾にご相談にいらっしゃる方で、婚活が頓挫している人のほとんどが、詳しくお話していくと「〇〇してほしい」「〇〇な人がいい」と自分の望みばかりを押し通そうとしてうまくいかなくなっています。
逆に、自分のありのままを受け入れることができて、自然体でラクに生きていけるようになった人は、思わぬところから恋が降ってきて恋愛に進展しています。
この差は歴然で、婚活バリバリ頑張っている人って、実は攻めているようで待ちの姿勢で、するっと上手くいっている人は待っているようでいて、は自分の行動は大らかで自由に攻めていて、しなやかさを持った前向きさんということです。
stand.fm音声配信|切実:こんなに恋人がほしいのに見つからないワケ
stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています
では改めて、今日のメッセージ
切実:こんなに恋人がほしいのに見つからないワケ
今、攻めに見えて待ち状態という方も、自然体でいるのに自由で大らかに前向き状態にくるりと転換できますよ。もう停滞した自分はうんざり~というあなたは、一度お話をお聞かせください。