夫との話し合いが本当に疲れるんです
旦那さんとの会話は、気づけば言い争い、罵り合い、文句の言い合い、そしてお互いそっぽを向く。これが本当に疲れちゃうんです、と仰る方は多いもの。闘いになっていますよね。
もくじ
夫との話し合いが本当に疲れるんです
正しい恋愛の悩み方:愛のトリセツ、もう旦那とまともな会話はできないのかしら、というあなたへメッセージです。
旦那さんとの会話が疲れる・・・というご相談者さま、とっても多いのですが、「疲れる」と一言で言ってもいろんな種類があるんですよね。
- ああ言えばこう言うの言い合いに疲れる
- ケンカ腰になってしまうので疲れる
- どこまでも平行線なのに疲れる
- 詳しく説明しないと理解してくれないのが疲れる
- 旦那の話が長くて疲れる
- 私の話の腰を折ってくるのが疲れる
- 途中で逆ギレしてくるのが疲れる
でも、こういうのをひとまとめにすると「話すること自体が疲れる」になってくるのではないでしょうか。
ご相談者さまも旦那さんと話すことについて、よく「面倒くさいんです」「鬱陶しいんです」とため息混じりに仰っていることが本当に多いんです。
ただ一方で、旦那さま側もため息混じりになっていたりもするんですよね。
これはもうお互いが面倒くさくて鬱陶しい相手と感じているということ。このまま行ったらどうなってしまうのでしょう?ということで、今日も3つに分けてお伝えする愛のトリセツ、はじめます。
何を争っているのか
旦那さんとの言い争いに疲れている夫婦は、簡単に言えば「主導権争い」をしているだけなんです。
その「主導」を自分が持つことで、相手を自分の支配下に置きたい・・・とまでは思っていないのでしょう。
ただ、心の奥には主導権を持つことで、「私に文句を言わせない」という強い意志も含まれていることが多いようです。
ということはつまり、その主導権がなかったら「旦那から文句を言われてしまう」という恐れがあるのかもしれません。
そう。旦那さんに「恐れ」を抱いているがゆえ、どうしても「主導権」がほしいのです。
でもね、主導権争いをしているうちは、恐れは消えません。
だってほら、戦争をしているうちは「いつ攻撃されるかわからない」という不安と恐れは抱えたままになるじゃないですか。
だから、主導権を争っていては幸せになんてなれないんです。
争っているのは、どちらの立場が上か下かということではなくて、主導権をどちらが持っているかという、持ったところでどうにもならないものの奪い合いをしているだけなんです。
だって、夫婦生活に「主導権」なんて不要なんですもの。夫も妻もふたりがいて初めて、その家の舵取りが出来るんですもの。
言いなりになんてなりたくない
夫の言いなりになんてなりたくない
妻の言いなりになんてなりたくない
という想いが、「主導権争い」のもとになっています。
もともと、言いなりになんてならなくていいのに、過剰に「言いなりになる」ということに過敏になっているのです。
というか、夫の言いなりになることが当たり前だと感じているのは、紛れもなく妻自身だったりするのです。
それは例えば、あなたのお母さんがお父さんの言いなりだった様子を見て感じたことだったのかもしれません。
もともと「誰かの言いなりになる」というふうに思うこと自体、自分を縛りつける原因となっています。
言いなりになんてなりたくないと思っている人ほど、「人の言いなりになりやすい」傾向にあるのです。
勝ち負け重視の夫婦の未来
主導権争いをする夫婦がしているのは、戦争と同じ。そこにあるものは「勝った」「負けた」の世界です。
お互いがその存在を打ち負かすまで争いを続けたら、どうなってしまうのでしょう?
荒んだ暮らしと、虚しい心だけが残ります。主導権なんてもともとないものを奪い合おうとするバカげた闘いが残したものは、粉々に砕け散った愛情のかけらたち。
もとに戻そうとしても指先をケガするだけです。
悔んでも、謝っても、取り戻せないかもしれません。
夫との話し合いが疲れてしまうあなたへ。
話し合いをするときにこのポイントを守ってお話ししてみてください。
旦那さんの話を、否定せずに聴く。
それは、旦那さんの意見を「受け容れる」のとは違います。
ただそのまま「受けとめる」だけでいいのです。
そうなんだ
そうなのね
そう思ってたんだ
そう感じてるのね
それだけでいいのです。
受け容れるとは違う、受けとめるというワザは、主導権争いを消す魔法のような心の技です。
そうなんだ
そうなのね
そう思ってたんだ
そう感じてるのね
この言葉を伝えてから、あなたの想いを伝えてみてください。どんな奇跡が起こるでしょうか。
stand.fm音声配信|夫との話し合いが本当に疲れるんです
stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています
では改めて、今日のメッセージ
夫との話し合いが本当に疲れるんです
どうしても夫とのコミュニケーションがうまくいかない・・・というあなたはご相談ください。