夫の不倫:最悪のことばかり妄想中
単身赴任中の夫が不倫していることに気づいてしまいました。とてもそんなことをしそうに見えない夫は私の前では極めて普通の態度で接してきます。
もくじ
夫の不倫:最悪のことばかり妄想中
正しい恋愛の悩み方:愛のトリセツ、だけど私は許せない・・・というあなたへメッセージです。
夫がどうやら不倫しているようだ
そう感知すると、妻はどうしても「確証」がほしくなり、「確信」を持つための行動をとりがちです。
その結果、「不倫が確実なもの」となり、途方に暮れてしまうのです。
途方に暮れるくらいなら、最初から「確証」を求めなければいいのに・・・
せめて不倫が確実なら、どういう対処を取るかまで策を取ってから調べればいいのに・・・
と私は思うんですけどね。
そうじゃないと、わざわざ傷つきに行くようなもんじゃないですか。ということで、今日も3つに分けてお伝えする愛のトリセツ、はじめます。
ある日「青天の霹靂」を見つけて
ご主人の不倫に悩んでいた40代の女性は、単身赴任中の夫のマンションで「不倫の証拠」を見つけてしまいました。
ただ、彼女は「離婚したくない」のです。
離婚したくない夫の不倫を見つけて、さらに確証を探してしまい妄想をする・・・
これって本当に精神衛生上良くないことだと思いませんか。
いや、離婚したいのなら証拠を見つけて問い詰めて、慰謝料ふんだくって離婚届を提出・・・とまぁまぁ流れはスムーズだと思うんですよ。
言いたいことを夫に言えるわけだし、自分の心の中にも泥水が残ることがないでしょう。
もちろん、夫の不倫によって傷つきますし、離婚の手続きも相当に面倒なことですが、心の中は「離婚したい」に基づいて動いているわけだから、スッキリ方向に向かうためという原動力が湧いてきます。
ところが・・・
「離婚したくない」
なのに、離婚の証拠を見つけていく・・・
妄想の沼から抜け出せない
こういう数々の妄想って、自分に対する拷問みたいなものです。
- 夫と離婚したくないから、夫を責めることもできない。
- 何ごともなく接してくる夫に、モヤモヤしながら会話する自分が空しくなる。
- 不倫相手を抱いた手で、私や子どもに触れる夫に嫌悪感を抱きながら、でも帰ってきてと願ってしまう。
旦那さんが妻に普通に接して来れば来るほど、モヤモヤが頭に充満していったそうです。
彼女は旦那さんが不倫した原因を考えました。
- きっと単身赴任で寂しかったのだろう
- ひとり暮らしの家事が面倒だったのだろう
- ちょっと若い女の子と遊びたかったのだろう
- 旦那も男なんだ・・・
いろいろ頭で自分を納得させようとしました。
だけど、すっきりしません。
より一層、苛立ちが増して自分が惨めになっていくだけでした。
一度疑い始めたら
もう疑いの沼から出られません。
一度見つけてしまったら
もう見て見ぬふりが出来ません。
彼女はものすごく苦しんでいました。
夫が目を覚ます前に
旦那さんの不倫が、本気になってしまったなら、折を見てあなたに「離婚してほしい」と言ってくるはずです。
でも、ご主人はそれはありませんでした。
妻と子どもと暮らす「未来の新築の家」の話もしますし、これから先の人生プランも普通に話してきます。
これを見ても不倫相手がいかに「遊び相手」であるかがわかります。
となると、夫はそのうち目を覚ますはずです。
でも、夫が目を覚ます前に、まずあなたが目を覚ますことが大切だと私は思うのです。
修復したいのなら、夫の不倫相手を呪うことや、夫を執念深く追い詰めることだけはやめてください。
あなたはあなたのことをするだけ、です。
他の女性に触れた夫を汚らわしく感じず、ありのまま受け容れることが出来るのだとしたら、堂々としていてください。
他の女性に気持ちを持っていかれて調子こいている夫を情けないと思わず、「もうしょうがないな」と大目に見る勇気があるのだとしたら、あなたはもっとあなたの好きなことを存分に楽しんでください。
最悪のことを想定して、離婚を言い渡されたり、別れの言葉を言われたりしている様子をシミュレーションして不安になっているヒマがあったら、どうかあなた自身をまっすぐ立て直すために、「自分の人生」を見つめ直してみてください。
最後に大切なこと。
許せないのは当然です。
いいんです、夫のことが許せなくても。
ただ、これだけは許してあげてください。
夫のことが許せない!と感じている自分を許してあげること。
これらすべて、夫が目を覚ます前にやりましょう。世界はあなたの味方ですよ。
stand.fm音声配信|夫の不倫:最悪のことばかり妄想中
stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています
では改めて、今日のメッセージ
夫の不倫:最悪のことばかり妄想中
悪い方へ悪い方へと考えを張り巡らしてしまう・・・というあなたはご相談ください。