彼とお付き合いをしていて、楽しくて幸せのハズなのに、なぜかそうはならなくて。いつもどこかで霧がかかったように気分が晴れなくて。　

付き合っているのにどうしてモヤモヤするの？

正しい恋愛の悩み方：愛のトリセツ、どうしてこんなに重い気分になっちゃうんだろう？というあなたへメッセージです。

 

相手のことが好き過ぎても

相手のことを好きかどうかよくわからなくても

 

こんなふうに「気持ちがモヤモヤする」と仰る方は意外と多いのかもしれません。

 

ただ。

 

好き過ぎる場合のモヤモヤと、好きかどうかよくわからない場合のモヤモヤでは、少し根源が違うようにも感じます。

 

ということで、今日も3つに分けてお伝えする愛のトリセツ、はじめます。

恋愛中のモヤモヤの理由

恋愛中ということなので、ひとまずお付き合いがスタートしているという前提でお話を進めていきますね。

 

先ほど、相手のことを好き過ぎる場合と好きかどうかよくわからない場合があるとお伝えしましたが。

 

まずは好き過ぎる場合のモヤモヤは、「相手の気持ちを知りたい」という想いが湧いていて、それは「愛されていないかもしれない」という弱気な気持ちからくる「不安」としてのモヤモヤになるのではないでしょうか。

 

この場合、そのモヤモヤの元である「不安」は、自分が発生源となります。

 

そして、「相手の気持ち」という自分ではどうにもならないことに不安を抱いているため、これを手放さない限りその不安はついて回ります。

 

そんなこと言ったって、彼が私のことをどう思っているか気になるんだもん

 

って仰るかもしれませんが、彼があなたのことをどう思っているかは彼にしかわからないし、でも、その彼ですらうまく言語化できないかもしれないのです。

 

というのも、恋愛というのは「言葉」「思考」でするものではなく、「心」「感情」「感覚」でするものだからです。

 

彼に訊ねたとしてそれをそのまま鵜呑みにするのは少し違うような気もします。

まぁそれで安心剤になるのなら「言葉を要求」するのも悪くないのかもしれませんが。

 

とはいえ、そういった言葉の要求に対して、照れずに素直に返すことができる人と、うやむやにしたがる人といますので、後者の場合はより一層モヤモヤしてしまう場合もあります。

モヤを吹き飛ばせ

そしてもうひとつのモヤモヤ。

好きかどうかよくわからない場合ですね。

 

これは自分の中にある「迷い」からくる罪悪感であることが殆どです。

 

まだ気持ちがそんなに盛り上がっていなくて、それでも彼に押されるがままにつきあい始めたものの、「やっぱり違うかも？」とか「いいのかな？こんな気持ちのまま付き合っていて」などの想いが渦を巻き始めているのです。

 

同時に、「もしこの彼のことが本当に好きではないのなら、私の本命は他にいるのかもしれない」という焦りですね。

 

だって、このままそんなに気持ちが盛り上がらない彼と付き合い続けていたら、本命の彼に出逢うタイミングが後ろ倒しになっていくだけですから。

 

こういった場合、このモヤを吹き飛ばすためには、一度「友だち同士」に戻れるなら戻ること。お付き合いという状態から一旦離れることです。

 

離れてみることで、一気に重い気持ちが晴れやかになって、モヤモヤが消え去ってしまうでしょうし、もしかすると離れてみることで、彼への恋する気持ちの芽が出てくることもあります。

スッキリ明るい恋愛なんてあるんかい？

そうは言っても、好き過ぎるわけでも、好きかどうかわからなくても、モヤモヤしてしまうこともなくはないのです。

 

なんといっても「違う人間」がふたりでいるのです。

 

考え方も感じ方も、価値観も生きて来た道も、家庭環境も好きな食べものも、同じではありません。

 

たまたま似た部分があれば、それは相当ラッキーなこと。

 

そう。

 

こんなふうに、たまたま似ている部分があった時、感動できるかどうか。

そういうことが意外と大切で、そういう「小さな感動」でお互いに心が共鳴することにもなっていくのではないでしょうか。

 

例えば、好きな果物が同じだった時、好きなアーティストは同じだったけどそのアーティストの好きな曲が同じだったりした時に。

 

好きな色や好きな季節、好きな場所。

好きな人と似ていたり、同じだったりすると、なんとなく嬉しくなりますよね。

 

でもね。

これがまったく違っていても無問題なんですよ。

 

先ほどもお伝えした通り、好きなものが「同じ」だったり「似ている」ということは、奇遇なことなのですから。

 

殆どのカップルや夫婦は、違う好みの者同士が一緒にいると思うんです。

 

それでも、特段相手の好きなものと自分の好きなものが違っていたとしても、何を意識することなく暮らしています。

 

それは何より、互いの好きなものを無意識のうちに尊重し合えていることなのでしょうし、たとえ納豆が嫌いな妻の夫が、納豆好きの夫だったとしても、それはそれとして受けとめていることなのでしょう。

 

余談ですが、私の娘はカレーが大好きなのですが、彼女の夫はカレーが苦手です。

 

なので彼女の家の食卓にカレーが並ぶことはありませんが、私の家、つまり実家に帰って来る時は「カレーにして」と言います(笑)。

 

モヤモヤを残さないためには、自分の中にある不安と迷いの源を探ってみると、一気にスッキリしてしまうことがありますよ。

 

そして、相手と同じでないこと、違うことを受けとめて楽しめるようになれたら、怖いものはありません。

stand.fm音声配信｜付き合っているのにどうしてモヤモヤするの？

stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています

では改めて、今日のメッセージ

付き合っているのにどうしてモヤモヤするの？