恋愛:これは別れの時でしょうか
彼との連絡は会う時のためのLINEのみで、その会うという機会もだいたい月に2回ほど。会ったとしても、私からスキンシップしない限り、彼からはまったく手を出してくることもなく…。
恋愛:これは別れの時でしょうか
正しい恋愛の悩み方:愛のトリセツ、正直彼からの愛情がまったく伝わってこないんです、というあなたへメッセージです。
まず最初にお伝えしたいことがあります。
それは・・・
別れの時かどうか、それを判断するのは「彼」ではなく「あなた」ということ、です。
もちろん、彼が「別れの時だ」と判断することもあるでしょう。
そう言う場合は、彼から「別れよう」「別れたい」等の言葉があるはずです。
でも、今日はそういう言葉がない状況の場合です。
- 別れの時なのかもしれない
- 別れた方がいいのかもしれない
- 別れるべきなのかも
いろんなケースがあるとは思うのですが、この「別れ」の気持ちが湧いているのは、紛れもなくあなたの心であること。
それが肝心だと思うのです。
ということで、今日も3つに分けてお伝えする愛のトリセツ、はじめます。
私ってあなたの何?
ではいったい、どういう時に「別れの時」を感じるのでしょうか。
それは「私って何なんだろう?」と疑問が湧いた時なのではないでしょうか。
もっと具体的にお伝えすると「私って彼の何なのかな?」と、彼に訊ねたくなる時かもしれません。
こういう恋愛における愚問が湧いてきたら、それは「お別れの時が近い」もしくは「お別れの時」かなと思うのです。
この「私って彼の何なのかな?」「私ってあなたの何?」みたいなことを聞きたくなる時って、もはや恋愛関係が崩壊しかかっている状況であることが多いのです。
- 連絡が殆ど取れない
- デート回数が激減
- 話が広がらない
- 会っても盛り上がらない
- 会うこと自体が億劫そう
- 彼が能動的じゃなくなってきた
等、具体的な要素もさることながら、心情的なもの、感情的なものの方がその変化がわかりやすいかもしれません。
- 愛されている感じがしない
- 大切にされている感じがしない
- 思いやりを感じられない
- 興味を持たれていないように感じる
- 優先度が感じられない
- ぞんざいな態度をされて悲しい
だけど、こういう心情的・感覚的なものが一番答えを持っているものなんです。
あぁ私、彼のそういうところを「イヤ」と感じているんだな
ということですから。
そしてそれを「伝えても仕方ない」もしくは「伝えて修復するとも思えない」と感じているということですから。
つまり、ケンカも出来ない関係性に成り下がってしまったということで、これは「冷えた関係」と言わざるを得ないのです。
タイミング・タイミング・タイミング
ある30代の女性は、恋愛経験があまりないという彼から告白されてお付き合いを始めたのですが、恋愛経験がないが故に「女性の扱い方がわからない」ということでした。
彼から誘ったりするような、彼からの能動的なアクションはもともと少なかった関係性でしたが、これは理由にならないんじゃないかと私は思うんです。
女性の扱い方がわからないから、ということと、自分から行動しないということは、イコールでは結びつかないし、彼女に対して「愛情」や「思いやり」があるのであれば、お付き合いの浅い深いは関係ないと感じます。
要するに彼女は、お付き合い当初からこんな不満を抱えていました。
- 愛されている感じがしない
- 大切にされている感じがしない
- 思いやりを感じられない
- 興味を持たれていないように感じる
- 優先度が感じられない
- ぞんざいな態度をされて悲しい
彼から告白されたのにも関わらず、彼女をこういった気持ちにさせる彼はどうなんだ?ということはもちろんなのですが、これを正直に彼に言えない彼女もまたどうなんだ?と私は言わざるを得ません。
お互いに「本音」を語り合えない付き合いのどこに愛情が存在するのでしょう。
これでは心がすれ違ったまま、平行線のまま、時が過ぎていくだけです。
次、いってみよっか
こういう恋愛になってしまうのは、彼だけのせいではありません。
もちろん彼女にもその原因の片棒を担いでいるという事実はあるのです。
彼が彼女との付き合い方を改める気がない・・・
というより、そんな彼に彼女が本心を伝えられないのであれば、この恋はもう終わりに向けて転がり続けていくでしょう。
結果、もともと恋愛経験の少ない彼は、何にも気づけないまま、振られた意味もわからないまま、この恋は終わっていくでしょう。
どんな時も「心のうち」を表せない相手とは、恋は育っていかないものです。
特に、その先に「結婚」を意識しているのならなおさらのこと。
結婚はさらに「本音」でつくりあげていくものだからです。
ウソにまみれた結婚生活なんてイヤですよね。
我慢ばかりの結婚生活なんてまっぴらごめんですよね。
私のところにいらっしゃるご相談者さまの中には、ウソにまみれたり我慢ばかりの結婚生活に悩んでいる方も多いですけれど、お話をお伺いすれば「恋愛時代」から、本音を包み隠していたりするんです。
いえ、もっと言うと、学生時代の頃から、恋愛以外でも、友だち関係でも親子関係でも「本音」を封印して生きて来た人が殆どなんです。
ということはこれ、昨日今日ついたクセではないということなんですよね。でも、クセは上書きすることができます。
自分が選んでしまった生き方なら、軌道修正して望む生き方を選び直すこともできるのですよ。
stand.fm音声配信|恋愛:これは別れの時でしょうか
stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています
では改めて、今日のメッセージ
恋愛:これは別れの時でしょうか
別れの時が来たっぽいけど、怖くて一歩進むことができない・・・というあなたはご相談ください。