付き合ってからプロポーズまでの時間
出逢ったら3回で交際に進んで、半年したらプロポーズしてほしい。それが理想・・・ってある婚活女性が仰っていましたが、なかなかそうなることもなくて。
もくじ
付き合ってからプロポーズまでの時間
正しい恋愛の悩み方:愛のトリセツ、年も年だしできるだけ早く「結婚」に進みたいあなたへメッセージです。
婚活をしていると当然「結婚」を目指しているわけなので、そのタイミングも重要なチェックポイントになります。
というかむしろ、それこそが「婚活の目的」になってしまっていると思うのです。
ところが、「いかに早く結婚できるか」ということが婚活の目的になってしまうと、思わぬところで足もとを救われてしまうのも事実。
婚活の目的は「早く結婚」することも大切かもしれませんが、「自分にとって最高の結婚」をすることが最重要事項だと思うんですよね。
牛丼で言えば「うまい安い早い」の「安い早い」を重視するあまり、肝心の「うまい」が抜けてしまっているかのような・・・。
ということで、今日も3つに分けてお伝えする愛のトリセツ、はじめます。
早ければいいのか問題
出逢ってすぐにときめいて「この人しかいない」レベルの気持ちになることって本当に稀。
もしそうなれることが多い人は、相手の外面がよほど好みだったか、好みのハードルがめちゃくちゃ低いか、でしょう。
出逢って一瞬で内面まで把握できることってまずないことだと思うのです。
なので何度かデートを重ねて、自分を知ってもらい相手を知っていくという段階を踏むわけなのですが、それでも結構肝心なところはベールに包まれていると思うんですよ。
あなたが数回のデートでは尻尾を出さないように。
相当お互い「良いところだけ」を見せ合うカタチになっていると思うんですよね、婚活って。
いかに自分を高く売り込むか、というところに照準を置きやすいのでそうなってしまうのは無理もないことなのですが、それによって自分の首を絞めてしまうことになってしまっている場合、ちょっと苦しくなります。
冒頭にお伝えしたように、「いかに早く結婚するか」ということに重きを置いていると、肝心なところを無意識に目をつぶってしまうことも多いようです。
30代以降になると、出産の問題もあり出来るだけ早く結婚して出産したい・・・という気持ちはわかります。
相手も同じようなペースで結婚に向けての意思表示があれば問題ないのでしょうが、それでも、結婚を「結婚するタイミングと出産のタイミング」に重きを置いていることには間違いないのです。
牛丼でいうところの「うまい安い早い」の「早い安い」に重きが置かれているのと同じで、肝心の「うまい」が抜け落ちた状態ということです。
ちなみにその吉野家のキャッチコピーなんですけどずっと「うまい安い早い」だったわけではないようなんですね。
1970年代は「早い、うまい、安い」
1990年代は「うまい、早い、安い」
2000年代は「うまい、安い、早い」
なんだそうです。早ければ良いってわけじゃない。「うまい」が大事だからこそ先頭に置かれているのでしょう。
プロポーズ待ちが気持ちを削ぐの
早く結婚したい気持ちを最優先している人にとって最大の敵は「待ち時間」です。
待たされれば待たされるほど、焦りは生まれるし自己価値が下がって来るような気がして、切なくなるのです。
デートすることそのものも悲しい時間に変わっていきます。
「今日もダメだった」
「今日もプロポーズしてくれなかった」
「いつまで続くんだろう無意味なデート」
と、デートそのものにも楽しさが消えていってしまいます。
そもそも楽しくないデートをする相手とそんなに結婚したいのかと思ってしまうのですが、「早く結婚したい」人にとっては、プロポーズしてくれる相手こそが神なので、プロポーズさえしてくれればつまらないデートは楽しいデートに様変わりしてしまいます。
だけどそれこそがミステイク。
結婚した後、ホントどうするんでしょうね。という問題がそこには潜んでいるのです。
今相手がプロポーズをしないのには意味があります。
「今はタイミングではない」という意味です。
でもそれは、必ずしも「あなたじゃない」という意味ではありません。
お互いをもっと知ってからなのか、もっと今を楽しんでからなのか、それはわからないですが、あなたと付き合いを重ねている以上、一緒に居ることに楽しさや幸福感を感じていることは確かでしょう。
婚活で知り合った相手ならなおさらで、一緒にいることの安心感やほっこり感は結婚後も必要最低限の居心地になるので、これを2回3回のデートで、お互いが良いところだけを見せている状態で把握することは難しいのです。
お互いがボロを出し、尻尾を出しても嫌悪感が生まれない、と言う状態こそが望ましいのですが、早く結婚したいと願う人ほど「ボロを出さない」「尻尾も出さない」のです。
ということは、相手からすればイマイチ信用ならない人物になっている可能性があります。
ですので、おっちょこちょいくらいがちょうどいいと感じるんですよね。
待つことをやめたら
婚活真っ只中だったアラフォーの小夏さん(仮名)も、まさに婚活セッカチ女性でした。
早く早くと焦る気持ちが、相手に対してももろバレ状態で、出逢う人出逢う人恋愛短命で終わっていました。
もう焦るのはやめようと思っても、気づけば焦ってしまい呆れられてしまう。
小夏さんの場合は極度な見捨てられ不安があって、とにかく相手から去られることに怯えていたので、自分のことはいつも後回しで相手のスケジュールに常に合わせる日々でした。
これを重ねていくとどうなるか。
相手から見ると非常につまらない女性として映ってしまっていたのです。
- 彼女は何でも自分の言いなりだ
- 僕の都合に何でも合わせてくれるけど自分の意見ってあるのだろうか
- 主体性がなくて依存的なのかも
彼の方から離れていくにはこんなふうに理由があったのです。
結婚相手として何でも自分に合わせてくれる相手は、実は刺激も新鮮味もあっという間に失われてしまうつまらない関係になってしまいます。
便利な女になってしまうと、都合の良い女ということでもありますし、傷つけられやすい女にもなってしまいがち。
自分の芯を持ち、本来の意味での婚活を大切に「うまい早い安い」の「うまい」の部分を肝に銘じて、ぜひあなたにとっての最高の結婚を目指してくださいね。
stand.fm音声配信|付き合ってからプロポーズまでの時間
stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています
では改めて、今日のメッセージ
付き合ってからプロポーズまでの時間
焦っているのか、見捨てられ不安があるのか、その両方なのか不安でいっぱい、というあなたはご相談ください。