NOが言えない女性はYESも言えていないのよ
本当はイヤなのに「イヤ」が言えない人ってつけ込まれやすかったり、なめられたりしがち。なんでスッパリ言えないんだろう・・・。
もくじ
NOが言えない女性はYESも言えていないのよ
正しい恋愛の悩み方:愛のトリセツ、もっとはっきり意思表示できるようになりたいあなたへメッセージです。
イヤなことされたり言われたり、つまり不快なことされたり言われたりしても、そのままにしたりしていませんか?
- ココで私が何か言ったら空気が悪くなるカモ
- 冗談さえ言えない堅苦しい人と思われるカモ
- 私が我慢さえすればいいんだ
なんて、ものすごくイヤなのに何の反論もしないままやり過ごす。それこそオトナの対応。
そんなふうに思ってその場をしのぐ人。
確かに、オトナの対応も時には必要です。相手にしないということが重要な場面もあるでしょう。
ただ、慢性的に「イヤなこと」に遭遇していたり、同じ人から何度も自分がイヤな気持ちになるようなことをされていたりしているのに、こういう対処ばかりしていたとしたら。
それってオトナの対応とは言えないと思うんですよね。
そして同時に、自分のことを大切にしている、とも言えないと感じるんです。
ということで、今日も3つに分けてお伝えする愛のトリセツ、はじめます。
ノーが言えない苦しみは
友人関係や職場でも「No」が言えない人っていらっしゃいます。
が、恋愛や結婚の場面でも本当にこういうことがよく起こっています。
特に、恋愛や結婚の場合は1対1でのことなので一度自分の気持ちを封印してしまうと、その次も、またその次もとどんどん言えなくなってしまうんです。
恋愛の始まりでもある「婚活」でも、自分の気持ちを素直に表現出来ず、「No」が言えない人は迷走してしまうことが多いようです。
なぜなら、「No」が言えない人は「Yes」も言えないことが多いからです。
これ、結局どうしてイエスもノーも言えなくなるかというと、相手の表情、つまり顔色を見過ぎているからとも言えます。
相手がどんな返答を待っているのか?
それを自分なりに探って、その期待に応えようとして、本当の自分の気持ちを閉じ込めて、相手の期待にそうように答えを返してしまっているのでしょう。
でも、これをしてしまっていると、相手にはあなたに対して疑心暗鬼の気持ちが芽生えます。
相手の顔色を気にすることがなければ、YESもNOもその時の自分の感情で言えるはずです。
恋愛や結婚においてもっとも重要な素の自分を表現することが出来るのです。
この素の自分を表現出来なかったら、仮に結婚したとしてもやっぱりノーが言えないまま。
心のどこかで不安や不満を抱えた結婚生活になってしまうことでしょう。
本音を封じ込めている理由
本当はこう思っているのに言えない
本心はここにあるのにそれと真逆なことを言ってしまう
その結果、本当はイヤなのに「イヤ」と言えない・・・
ということが起きているのだとしたら、その「本心が言えない」というクセが軌道修正されない限り、ずっとそのまま「本音を封印した生き方」で行くしかないでしょう。
ただ、長いこと本音を封印してきた人って、それが当たり前の状態なのでひとりでいる分にはあまり苦にならないなんてこともあるんです。
ところが、人は一人では生きていけませんから、自分以外の誰かとコミュニケーションを取るような場面になると苦しくなります。
人から良いように扱われたり、雑に扱われたり、弄ばれたり、舐められたり・・・。
そしてどんどん人が苦手になって自分の殻に閉じこもってしまう。
寂しくなって恋愛や結婚くらいしたいなって思うけれど、やっぱりそこでも自分を出せない・・・。
そんなループに苦しんでしまうのです。
これを言ったらドン引かれる
NOもYESも言えない人は、それ以外にもとっても肝心なことが言えません。
それは「自分の思っていること」「自分の感じていること」など、「自分のこと」です。
こんなこと言ったら笑われるかも
こんなこと言ったらドン引きされるかも
こんなこと言ったら嫌われるかも
と思ってしまって、自分を出すことが出来ません。
実際、記憶のあるなしに関わらず、過去そういう経験があったという人もいるでしょうが、そのままの自分を愛されなかった、そのままの自分を受け容れてもらえなかった、兄弟姉妹と比較されて自分は否定され続けて育ったなどの生育歴が影響していることも多いものです。
辛く苦しい過去の出来事は、思い出すのもイヤなこと。
だけど、そういう過去のどこかであなた自身が自分を否定し始めてしまったかもしれないということも確かな事実としてあるのです。
私のところにいらっしゃるご相談者さまの中にも、自己否定の強かった女性はとても多いです。
それぞれにその悩みの花が開いた先は異なります。
- 婚活で出逢った人とうまくいかない
- 彼が出来ても付き合いがすぐ終わってしまう
- 私を大切に扱わない相手とばかり出逢ってしまう
- 不倫してしまって抜け出せない
- 急に振られてどん底に落ちてしまった
のように・・・。
そしてそれぞれの原因は小さい頃の親との関係性にあることが殆どでした。
- 妹はお母さんに甘えていたけど、私はお母さんに甘えたり抱っこしたりしてもらえなかった
- お母さんは私を置いて出ていってしまった
- お母さんは私よりも付き合ってた彼氏の方が大事だった
- お母さんが本音を言えない人だった
- お母さんはいつも私を誰かと比較していた
それでも。
自分を立て直すことが出来たご相談者さまたちは、今は新しい自分の選ぶ道でのびのびと自分を楽しんでいらっしゃいます。
- 婚活を辞めたら彼氏が出来て結婚の約束をした
- 新しい彼が出来て1年以上お付き合いが続き、婚約した
- 私を大切に扱ってくれる相手にめぐり逢えた
- 不倫していた彼と別れることが出来た
- 不倫していた彼が奥さんと離婚した
- 振った彼からやり直したいと言われた
予想外の展開にご相談者さまは驚かれますが、これ、こういうことが起きて当然なんですよね。だって誰よりもご相談者さま自身が、自分を大切にするようになった結果なのですもの。
それほどご相談者さまたちはみんな自分自身を相当傷めつけているのです。
stand.fm音声配信|NOが言えない女性はYESも言えていないのよ
stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています
では改めて、今日のメッセージ
NOが言えない女性はYESも言えていないのよ
あなたは自分自分を傷つけていませんか?NOもYESも言えないっていうことは、そういうことなんですよ。自分の心を素直に表現していきたいな、というあなたはご相談ください。