心が何も感じなくなってしまったあなたへ
もう恋なんて出来ない!だって心が動かないんだもの…失恋や離婚で心が傷つき過ぎてしまうと、心が「感じる」ということを拒絶してしまうことがあります。
もくじ
心が何も感じなくなってしまったあなたへ
正しい恋愛の悩み方:愛のトリセツ、傷つくことがあって心が凍結したままのあなたへメッセージです。
失恋や離婚で心が傷つき過ぎてしまうと、フリーズどころか、以降ココロが「感じる」ということを拒絶してしまうことがあります
- 怒りもしない
- 悲しみもしない
- 喜びもしない
感覚がマヒして、心が閉じて、固まってしまったかのような状態になってしまうと、仮に素敵な出逢いがあっても気づけず、知らぬ間にスルーしてしまうようになります。
もしくは、普段引っ掛からないようなヘンな人に引っ掛かってしまったりとか。
いや、実はこれ、私も経験あるからよくわかるんですけどツラいんですよね、心の感覚麻痺。
もし今あなたがそんな状態に陥ってしまっているのだとしたら・・・、今日は私のエグイ経験とともにお伝えしようかな?
ということで、今日も3つに分けてお伝えする愛のトリセツ、はじめます。
心が熱くなることはもうない
のりぴ塾でセッションしていてもときどきいらっしゃるんです。
感覚や感情について
「なんかよくわからない」
「あんまり感じられない」
「気持ちが不安定」
「ぐらぐら揺れてしまう」
と仰るお客さまが。
もしこれを読んでくださっているあなたが、そんな状況だという場合は、もしかすると今日のテーマでもある「心の不感症」っぽくなってしまっているのかもしれません。
身体の不感症もさることながら心の不感症は本当にツラいものです。
正直に話すと、私はあるんです。心の不感症になったこと。
20代の頃に一度・・・
そのお話の前に少しだけ。
最初のお断りしておきたいのですが、心理セラピストであるのりぴは、当然のことながら医学的な診断はできません。
なのでまずネットで調べてみたんです。
カラダの不感症は
■メンタル的なもの
■肉体的な発達によるもの
とあるようなんですね。
ただ、最も多い要因としては「メンタル的なもの」が圧倒的なんだそう。
痛みや恐れ、不安や嫌悪感によってカラダの不感症は起こるそうなんです。
不感症というのは
- カラダが何の反応も示さないこと
- 感情がぜんぜん動かないこと
なんだそう。
で、今日お伝えしたいことは「心の不感症」なんですけど、【感情がぜんぜん動かない】ってまさに・・・私が20代の頃に陥ったのはソレ!です。
その心を溶かしてくれる人は現れるのか
これを解消しないことには、新しい出逢いがあったとしても、気持ちが動かず何も感じず。
- なんか空しい
- なんかツマラナイ
- なんかやるせない
まるで、ハリがなくて元気も出なくて、しおれてしまって乾き切っているような感じ。
そう、心が乾いているというか、握ったらパリパリっと粉々になるドライフラワーのよう。
ただ、気づいたこともあったんです。
それは、自分の心を大切に扱っていなかったという事実。
この経験を20代でした私は、それまでは楽しいと感じられてた「恋をすること」が、当時付き合っていた彼のひどい裏切りによって、気持ちが傷ついてあっという間に心がフリーズしてしまったんです。
同時に襲ってきたのは、今まで感じたことのない想い。
- もう恋なんてしない
- もう恋なんてできない
- 男の人なんて信用できない
- もうときめくことなんてない
というもの。
自分の人生を、諦めの海に投げ捨てたつもりが、私自身が諦めの海で溺れてしまっているような状態にいました。
20代の頃の私は、心のケアが大事なんてこと、まったくわかっていません。
だから、自分をいたわることもなく、やさしくすることもなく、傷ついている心を抱えたまま過ごしていました。
それが現実の世界で、自分を信じることができず、他人も信じることができないという状態を長引かせていて、それでも、どうにか弱々しい日常に風穴を空けたくて。
心やさしいある男性のことを、私が元カレに傷つけられた以上に傷つけてしまいました。
傷ついたままでいると人を傷つけることがあるかもしれない
少し経緯をお話しすると、ときめきを失くしたと思った私は、優しく接してくれるその男性の愛情や善意に思い切り寄りかかってしまったんです。
ただそれは、けして私の愛情から生まれたものではなくて、あくまで恋を諦めてときめきが死んだと信じている私の甘えであり、依存でした。
そして、結婚の約束までしてしまいました。
空しい毎日、寂しい毎日からただ逃げたかったんです。
- 結婚すれば、毎日にハリが出るかも
- 結婚すれば、この人を「好き」になるかも
- 結婚すれば、恋の「感覚」が取り戻せるかも
何より自分自身が、今より救われるかもしれない…なんて、そんな期待を相手に委ねていました。
自分でやっておいて何ですけど、これ、絶対やっちゃいけないことです。
その後、私はどうなったかというと、あることをきっかけに心の不感症が治ってしまったんです。
それは、「婚約者」として紹介された彼の友人に恋をするというカタチで。
傷ついた恋愛で、自分にはもう今後恋愛感情など湧かないと、心が不感症なのだと信じて完全に諦めていたのに、その婚約者の友人に恋をしてしまうなんて。
そのことに気づいてしまったら、もう彼との結婚はできない
そこからは大変でした。
婚約破棄することになり、まずは婚約者の彼が傷つき、彼のご両親も当然傷つき、私の親は呆れ・・・
でも、これを読んでいるあなたも呆れてしまうかもしれませんが真実をお伝えしますね。
当の私は、心の不感症が治ったことが嬉しくて、そのことが何より嬉しくて。
「感情がある」っていう感覚を、はっきり取り戻せたことが何よりありがたくて、「生きてる」を実感したんです。
蘇った私は、恋したその人に気持ちを伝えました。
婚約者の友人でもあるその彼と「付き合いたい」とか「結婚したい」とかそういう気持ちじゃなくて、「好き」という想いだけ
ただ届けたかったんです。
私の心の不感症を解消してくれた、彼の存在に感謝したかったというのが、今思えば当てはまるような気がします。
私はなんといっても、自分の心はちゃんと機能してるっていうそのことがわかっただけで、ただそれだけで喜びでいっぱいでしたから、その後のことなんてまったく考えていない無神経な女でした。
本当に「なんてワガママな女なんだろう」「人としてどうなの」なんて思われても仕方がないです。
確かにヒドイことをしてしまったし、そんな人に共感できない。そんな人に相談できない。なんて思われてしまうかもしれません。
ただ、私の人生は私にしか生きられないし、私の感覚は私しかわからないのに、その感覚が死んだままじゃ生きているのに死んでるのと同じだと思っています。
今さらですが、人生の分岐点ともいえる20代のこの一件も、「心を整える」「心を癒す」という術を知っていたら、フラれた自分が傷つく以外に傷つく人を生むこともなかったはずです。
今、心理セラピストとして、たくさんの女性のご相談をお受けしていますが。
当時、私のようなセラピストがいたら、20代の私はあんなに人を傷つけなかったでしょう。
だから・・・私はいつもそういった想いで、悩める女性のご相談をお伺いしています。
当時の傷ついた私に、もし今の私が言葉をかけるとしたら何と伝えるかを考えてみると・・・。
傷ついた事実を受けとめて、ただ受け容れて、そして癒していこうね。その心の不感症は自然と元に戻るよ
です。
当時私がやっていたようなこと
事実に対して見ないふりしたり
無理に元気になろうとしたり
他人で癒そうとしたり
そういうことを、もしやっていたら、全力でとめます。
だって、そうすればするほど私のような末路になってしまいますから。
そうして傷つく人が増えるだけです。
特に、失恋や離婚で傷だらけの人は
- 頑張り過ぎたり
- トラウマになったり
- 人を信じられなかったり
- 優しい人にホロっと騙されたり
- 逆にカラに閉じこもったり
幸せへの遠回りをしてしまいます。
なぜなら
「幸せなんてない」
「幸せになれっこない」
という不要な思い込みも失恋や離婚と一緒に握りしめてしまっているから。
あなたが傷ついて、もしお辛いときはどうかひとりで無理なさらないようにしてくださいね。
stand.fm音声配信|心が何も感じなくなってしまったあなたへ
stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています
では改めて、今日のメッセージ
心が何も感じなくなってしまったあなたへ
傷ついた自分を癒して、誰も傷つけずに先に進みたいというあなたはご相談ください。