条件ばかり掲げてホントに恋愛できるのかなぁ
婚活をしている人にとっては、「条件」なしには語れないところがあると思うんですけど、この「条件」が自分を苦しめているなんてことはありませんか。
もくじ
条件ばかり掲げてホントに恋愛できるのかなぁ
正しい恋愛の悩み方:愛のトリセツ、婚活で掲げている相手の条件になんか迷いが出て来ちゃったなぁというあなたへメッセージです。
結婚したいんです、というご相談をよく受けます。
最近だと、やはり自然な出逢いを求める方よりも、婚活に熱心な方が多いのですが。
個人的には、婚活も「出逢いのひとつ」と思っているので、あくまできっかけでしかないと思うんです。
ただ、どうしても「前情報」に踊らされてしまうというか、肝心な部分が抜け落ちてしまうこともあるようなんですね。
自分のことをさておき、相手に望むことが高いという人ももちろんいらっしゃいます。
別に望みを高く持つことを批判しているわけではないのですが、果たしてその「条件優先型」な婚活で、本当に恋愛感情が湧くのかな?という疑問もあります。
お金は確かに大切。
仕事ももちろん大切。
だけど・・・
ということで、今日も3つに分けてお伝えする愛のトリセツ、はじめます。
こういう人!がいいんです
結婚相手に望むことって、本当に人それぞれ違っています。
- 気が合う人
- 食の好みが似ている人
- 一緒に晩酌が楽しめる人
- 旅行が好きな人
- 動物が好きな人
- 山(海)が好きな人
こういうことを挙げる人って、たぶん自分自身もそれらが好きなんだと思うんです。
共通の何かがあるといいな、一緒に出来たら楽しいなというものですね。
自分の中に既にあるものを挙げるというのは、自分の中に既にそれらをすることによって生まれるHappyを体感しているので、実現しやすいのかなと感じます。
相手を探しやすかったり、目標も立てやすかったりします。
一方こういう場合はどうでしょう。
- 年収は1000万円以上の高収入
- 高学歴
- 見た目が好み
- 長男以外
- 家を持っている
- 高級車に乗っている
のような、まぁ上記はちょっとあからさまではありますが、こういうことを挙げる人の場合、「自分にない」「自分では届かない」というモノがあるからこそ「相手への期待」として条件を掲げているのではないかと思うのです。
自分では不可能だから誰かの可能に寄りかかる。
みたいな感じです。
で!こういう条件を挙げていると、その条件がなくなってしまうと相手の魅力ってどうなるんでしょうか。
前者の「好みが似ている」と言う部分を挙げている人だって、もちろん「相手の好みが変わる」ということもありますが、それによって心のダメージってそんなに多くないと思うんですよね。
でも後者の条件を挙げている場合は、家がなくなり高級車がなくなり仕事先が倒産し・・・みたいになっていったら、気持ちに残るものってあるのかなって。
一緒に晩酌できる人がいい!と思って結婚したけれど、旦那さんが胃潰瘍になってお酒が飲めなくなった・・・だから離婚・・・とはならないんじゃないかと思うんです。
年収1000万円以上の人がいい!と思って結婚したけれど、旦那さんの会社が潰れてしまい失業。再就職先を見つける気力もなくなった旦那さんはやさぐれて、酒をあおるように飲んだり、浮気したり・・・なんて。
ちょっと例が極端過ぎましたけど、言いたいことは「自分の中にないものを挙げすぎる不幸」というものがあるんじゃないかなって感じるのです。
意外と理想と違う人が良かったり
今もし、絶賛婚活中のあなた。
のりぴの言うことはなんとなくわかる。
けど、やっぱり条件って大事。
結婚っていったって生活なんだもん。
って思うのは無理もありません。
私は何も、無職でもいいとか、見た目を妥協しまくれとか、そういうことを言いたいのではないのです。
ただ、どうしてもリスト化された条件に適う人を目指していくと、自分自身のことが後回しっぽくなってしまう人、結構いらっしゃるんですよ。
どういうことかというと、
- 自分の仕事は中途半端な状態でも甘んじている
- 自分の身体や心の健康はないがしろにしている
- 自分の車はいつも埃だらけで洗車したこともない
- 自分の貯金は全然貯めることができていない
みたいに、自分が自堕落なぶん相手に求めてしまう、のようなこと。
大きな声では言えませんが、最初の結婚前の私はそんな感じだったんですよ。
私の20代は1980年代で「婚活」という言葉は生まれていませんでした。
「お見合い」とか「合コン」は存在していましたけど、何となくピンと来ず。
あ、一度だけお見合いをしたことがありますが「私はやっぱりこれじゃないな」って、一瞬で悟りました。
めちゃくちゃ居心地が悪かったという記憶だけが、40年近く経った今でも残っています。
本当はこういう人!が良かったんだ
運命の人に出逢う時、ビビビっと電流が走ったという人がいるでしょう。
私はこのビビビっていうのは、わかるようなわからないようなという部分があるのです。
なぜかというと、最初の結婚はビビビって感じて半年で入籍したんです。
でも11年目に離婚しました。
53歳で再婚した今の旦那さんには、ビビビというものは全然なくて(笑)。
その代わり、空気のように一緒にいて自然というか、ラクというか、当たり前というか、そういう感覚がありました。
「好きなアーティストが同じ」くらいの趣味の一致でしたが、「苦手なもの」がいくつか共通していたというのも大きいかもしれません。
周りの友人で比較的円満な結婚生活を送っている人たちを見ていると、燃えるような想いはあるのかもしれないけれど、一緒にいることがラクということが大きいようです。
「苦ではない」って「生活」においてとっても大切なことですよね。
そうなると、デート中やドライブ中に無言でいることが苦しくなるなんていう相手は、ちょっと違うのかもしれませんね。
本命の相手は、黙っていても何していても「気にならない」し、ただそこにいるのが「当たり前」で、いることが「自然」なのです。
そしてそれは、割と出逢った当初から変わらないことでもあるんじゃないかなって、今の私はそう感じるのです。
婚活は確かに条件ありきのところがあると思います。
女性側だけでなく、男性側も条件を掲げていることでしょう。
でもどうしてもそれだと気持ちが荒んでしまう、という場合は、婚活そのものが合っていないこともあります。
そして、婚活が合っていない場合は、自然な出逢いの方で結婚相手が見つかる可能性が高いということでもあります。
私のところに「結婚したい」とご相談にいらっしゃるお客さまにも、婚活を辞めたことによって「出逢い」が生まれて、「自然に」結婚できた方が多くいらっしゃいます。
- あんなに婚活してダメだったのに
- なんか知しらないうちに出逢ってました
- 婚活合わないって思いながら続けてても意味ないなと思っていたら、ホントに意味ありませんでした(笑)
- 私の彼はものすごく身近にいました
のように、婚活を辞めることで本当の愛にめぐり会えて、今幸せな日々を送っていらっしゃいます。
あなたはまだ、条件を掲げた婚活を続けますか?
stand.fm音声配信|条件ばかり掲げてホントに恋愛できるのかなぁ
stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています
では改めて、今日のメッセージ
条件ばかり掲げてホントに恋愛できるのかなぁ
長いこと婚活を続けているけどトンネルを抜けられる気がしないんです、というあなたはご相談ください。