その恋そろそろ卒業式かもよ?
別れられないのは独りになったら寂しいしツラいから。失ったら何もなくなって、唯一の拠り所が消えてしまう。プライドと不安が混ざって苦しい・・・。
その恋そろそろ卒業式かもよ?
正しい恋愛の悩み方:愛のトリセツ、もしかしてこれが自分を不幸にしている原因なのかも?と気づき始めたあなたへメッセージです。
なんとなくもう終わりの気がしてる。
そんなのわかってる。
だけど・・・
別れられないよ
独りになったら
寂しいしツラい
そんな栄養にもならないプライドと、完全に打ちのめされたような自信のなさ、そして得体の知れない不安な気持ちがごちゃ混ぜになったような想いで、深い霧の迷路で立ちすくむあなた。
でも、こういうことこそが、あなたの「不幸の源」であるかもしれません。
ということで、今日も3つに分けてお伝えする愛のトリセツ、はじめます。
不幸の源を生み出しているモノ
どんなことでも、それは例えば恋愛でなくても。
終われない人は始まれないし、終わらないと始められないんです。
だから、おしまいを選ぶということは、おのずと始まりを選ぶということに繋がっていきます。
なのでもし、ツラい想いが長引いているのだとしたら、そのほとんどの人は終わらせられずに苦しんでいるのです。
もしもこの彼を手放したら
もしも失ってしまったら
私には何もなくなって
唯一の頼みの綱が消えて
世の中の流れから置いてかれるような気がしてしまう。
それが怖くて何もできない、動けない。
もうダメかもしれない
というか、もうダメなのに、離れることができない。
繰り返しになりますが、これがいわゆる不幸の源泉になってしまっているんですよ。
私はいつもこんなふうに言っています。
「楽しくない恋ならやめちゃいな」
「楽しくない結婚生活ならやめちゃおう」
と。
恋愛や結婚でついつい苦労を背負ってしまいがちな人や、我慢することが当たり前になってる人にとっては、身もふたもないようなことを散々お伝えしているのです。
ただ、繰り返すのには理由があって、私にはどうしても「これってやっぱりどうしたって真実だわ」って思うんですよ。
ラジオでもブログでもメルマガでも、その人がHappyに生きて行くための必要最低限であって、なおかつ最重要事項をひたすら淡々とお伝えしています。
そして今日のこの「その恋、卒業式かもよ?」というテーマでは、いつも恋愛留年ばかりしている人や、せっかちで飛び級しようとしている人に対して、声を大にして伝えたいことを3つお届けしたいのです。
終わりを選ぶと始まりを選べる
先ほどもお伝えした通り、終わらないと始まらないのです。
終わらせることができないから、始めることが出来ないとも言えるというのは、そういうことです。
自分が傷つくような恋にしがみついているから、自分が伸び伸びHappyになれる恋愛に出逢えないのです。
でも、人は簡単に終わらせることが出来ないんですよね。
なぜなら「空っぽな自分」になってしまうような気がして、それが無性に寂しいからです。
けれど、果たして今の自分が寂しくないのか?と問われると、すぐに「Yes」とは答えられない矛盾。
彼がいても、恋人がいても、既に無性に寂しいから、「Yes」とは言えないのです。
それなのに終わらせられない。
既に孤独なのに、ふたりでいるのに寂しいのに、幻影のような彼にしがみついて自分の気持ちを虚しさでいっぱいにしながら慰めているのです。
終わりを選んでみてください。
すると、始めることが出来ます。
終わりを恐れないでください。
始まろうとしていることには、喜びが待っています。
だけど、今が終わらせる時なのか、イマイチはっきりわからないという人も中にはいらっしゃいます。
ということで、今日は見て見ぬふりをしているかのような、あなたのそんな煮え切らない状態にしっかり喝を入れてしまいます。
卒業のサイン3選
自分の今している恋愛が、果たして卒業時期なのかどうか、しっかりセルフチェックしてみましょう。
もし次に挙げる3つのうち、どれかひとつでも当てはまったら、あなたはもうその恋を卒業してしまって大丈夫です。
その恋愛で得るモノはすべて回収済みとなりますので、大手を振って次の恋に備えましょう。
では参ります。
- 「今」が楽しくない
- 我慢が増えた
- 損している気がする
今の恋愛が、この3つに当てはまることはありませんか?
- これを現時点で感じている人
- 感じているのに無視している人
- 感じないように現実を見ない人
がいらっしゃるとしたら、卒業時期を見逃して、苦しい恋愛期間が長引くだけになります。
ちなみにこれは、恋に限らずで結婚だとしても同じです。
さて、この3つについて少し紐解いてみましょう。
■恋はもともと「今」を楽しむもの
過去を楽しんだり、未来を楽しんだり、ということももちろんあるでしょう。
でも、生身の人間が体感を伴って心底楽しめるのは「今」です。
この「今」を楽しめていないのだとしたら、「今」を生きているとは言えません。
- 昔は○○だったのになぁ(過去)
- もっと○○だったらなぁ(未来)
そんなことばかり思っていては「今」は置き去りですよね。
- 「今」○○したい!
- 「今」○○ありたい!
みたいなことが感じられないのだとしたら、その恋は現実から離れ始めてます。
■恋は我慢大会とは対極にあります
なので、不必要な我慢は本当に要らないんです。
それなのに不思議です。
- 私、こんなに我慢してるのに
- 私、一生懸命頑張ってるのに
- 私、どんなことにも耐えるから
と仰る方が本当に多いんです。
会えないことも
連絡できないことも
結婚に繋がらないことも
我慢・我慢・我慢の連続。
恋愛のはずが、単なる我慢大会になっているだけ。
だから虚しくなるのです。
■無償の愛から生まれるはずの恋
それなのになぜ?
損得勘定が芽生え始めてしまっているのだとしたら。
それは恋が腐りかけている証拠です。
もうそのあなたの恋愛の旬は、終わってしまったのです。
もはや「今」は打算と妥協の域。
そんな状態で恋愛を継続するとどうなるのでしょう。
相手へ期待が大きくなって、一方自分は手抜きが増えていきます。
そして、自分の周りの友だちと比較しまくったり、本当に良いことがありません。
彼とのお金の問題や、スケジュール合わせなども「ん?」というニュアンスを含む違和感や「苦」を感じているとしたなら、もうそれって、相手を愛しているとはいえない状態になっているかもしれません。
単に見栄や腐れ縁だけが残って居座っているだけのイメージですね。
ただ、ひとつお断りしたいのですが。
こういうことって「相手に申し訳ないからやめとけ」とか、「彼にも彼の人生があるし迷惑だから手を引け」というわけではないのです。
こういうことをやっていると、人生においてあなたのの表情や心が、とても醜くなってしまうんです。
だからこそ、そういうことのために、大切な限りある時間を使うことないんじゃない?っていうことなのです。
つまり、恋愛において不可欠なピュアな心を取り戻すためにも、今の腐ったその関係をリセットしましょうよ、ということです。
そしてそれこそが「その恋、卒業式かもよ?」の意味となります。
あなたはいかがでしょうか。
恋とは「今」を楽しむもので、要らない我慢はしないもので、その存在だけで幸福感を感じるというもの、です。
もし、そんな恋がしたい!と心から望むなら、今を楽しめないというその心や、我慢してしまうその想いの根源と、損得で考えてしまう理由を、しっかり納得のいくように紐解く必要があります。
stand.fm音声配信|その恋そろそろ卒業式かもよ?
stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています
では改めて、今日のメッセージ
その恋そろそろ卒業式かもよ?
腐れ縁に悩んでいる、生産性を感じられない恋愛に立ち止まっている、というあなたはご相談ください。