別れた彼に戻って来てほしいあなたへ

もう終わりなのかな。彼からなんとなく避けられているような。嫌われてしまった気もするし・・・でも、でも、別れたくない。
別れた彼に戻って来てほしいあなたへ
正しい恋愛の悩み方:愛のトリセツ、もうこのままフラれてしまうのかもと感じているあなたへメッセージです。
女のカンって当たるって言うじゃないですか。
だから恋愛中にこういう想いが過るともう十中八九ムリなんじゃない?なんて思ってしまうこともあるかもしれません。
- 会う回数が減ってきたんでは?
- 嫌われてしまったかもしれない
- 別れが近そうな気がする
- 正直もうダメなのかなぁ
なんてね。
私も20代の頃には勝手にそんな雰囲気を感じてしまって、自分から別れに突進して自滅した・・・なんてこと、多々あるんです。
本心は別れたくないと思っているのに、恋はどんどん離れる瞬間に向かっているみたい・・・。
そんな気持ちになっているとしたら?
はい、それは「ここは一旦別れる方がいいかもよ」っていう心のサインです。
ただ、これは「悪」ではなくて、あくまであなた自身を守るための自分の内側から生まれるサインでもあるのです。
ということで、今日も3つに分けてお伝えする愛のトリセツ、はじめます。
勝手に別れを決めないで
たった今、これを読んでくださっているあなたが、終わりそうな恋にモヤモヤしている人だとしたら。
「一旦別れる方向を選んでもいいんだよ」と自分に声かけしてあげてください。
こういうことをすることで、スッキリとした自分らしさを取り戻すことができるのだとすれば、意外と恋が勝手に軌道修正してくれることもあります。
が、一方で本当に恋が終わってしまうこともあります。
だけどもし終わったとしても。
それは、その恋にとって必要なエッセンスでもあります。
仮に今、その恋が終わったとしても、「ホンモノ」で「本当の縁がある」のであれば、やがてもっと熟成した素敵なカタチとなって、「新しい恋」としてやってくるものだから。
例えばですが、しおれてしまったり、虫にやられたりしてしまった庭の草花に、ただやみくもに水をあげ続けたとしても、以前の誇らしげな開花状態は蘇ってきません。よね。
一度離れても
その状態に対するすべての未練を一旦手放して、全部捨てて、一度散るのを待ったり、新しい種で育て直す・・・のような選択を取ったとしたら。
以前よりも元気に美しく花開いてくれることでしょう。
この美しい花は、以前の花が開いているのではなく「新しい花」が開いているということに気づいてくださいね。
恋も同じです。
一度しおれてしまったなら、そこにじっとりしがみついていても、枯れる速度は早まるばかりです。
ひとつ例を挙げてみますね。
別れ間近な彼との関係に、危機感を感じて私のところにご相談にいらっしゃったアラサーのAさんのことです。
まだ決定的に別れてはいないものの、Aさんの気持ちは別れた後の感情・感覚そのものでした。
どんより重くて、寂しくて悲しくて。
ツラくて苦しくて、切なくて滅入る。
のような感じです。
このAさんのようになるとどうなるでしょうか。
当然のことながら、表情は暗くなります。
そして眉間には深いしわと、口角は下がり気味になり、顔色はくすんで・・・
本来の可愛らしいAさんは、その影もなく消え去った状態です。
彼に対しても、無意識レベルで別れを恐れる風情を醸し出しているため、彼からすれば「重い女」丸出し状態でしょう。
案の定、ものの数日で彼から別れを切り出されてしまい、Aさんは本当の失恋状態に陥ってしまいました。
ところが。
Aさんは全然諦めきれません。
なぜなら、彼のことがまだまだ大好きだったから。
できることならやり直したい!
できることなら彼に愛されたい!
でも・・・Aさんの心は相当に傷だらけだし、彼の心はAさんから離れてしまっている状態でした。
ホンモノなら縁は結ばれる
Aさんの心のその傷は、Aさん自身がつけたものもあれば、彼からの言葉や態度によって傷ついたものもたくさんありました。
それなのにAさんは、そういうことを全部ないことにして。
なんなら「それでもいいから」と、彼にすがっていたのです。
客観的に見るとよくわかると思うのですが、こういう恋愛がうまくいくはずがないのです。
付き合いが続いたとしても、ツラくて平等ではない関係は、実際のところ楽しくないと思うのです。
心の軌道修正を重ねるなか、やがてAさんは本心をぽつりぽつりと話だしてくれました。
「私、彼とのそんな関係、本当は望んでいないんです」
涙をぽたぽたこぼしながら、自分の本当の気持ちにもAさんは気づいていくことができました。
結果としてAさんが選択した答えは「彼の別れを受け容れる」というものでした。
彼の気持ちをただ「受けとめる」のではなくて、しっかり自分ごととして「受け容れる」ということをしました。
失恋のセッションって、とてもしんどいものなのですが、そんな苦しくツラいセッションを経て彼女の心が再生して新しく生まれ変わるまでおよそ2か月半ほどかかりました。
その間にAさんの暗かった表情は、瑞々しくそして清々しく明るくなっていき、眉間のしわが徐々に薄くなっていきました。
その頃には口角も上がってきて美しい歯並みが見えるようにもなりました。
そうなればよく眠れるようにもなって、顔色もよくなって、本来の可愛らしいAさんが蘇った状態です。
本当に、傷ついた女性が蘇ったあとって素晴らしくて。
そういう姿を何人も見ている私でも感じることなのですが、Aさんの蘇った姿も本当に素晴らしくて。
こんな可愛らしい女性はきっと誰も放っておかないだろうなって、画面越しに思ったものです。
結果。
Aさんとは仕事上でのお付き合いが継続していたAさんを振った元カレさん。
彼が振る前の重く険しい表情だった彼女が、生まれ変わるような変化を遂げた様子を、当然その近くで目の当たりにしていたはずなんですよね。
ほどなく彼女に「やり直したい」と言って来ました。
こうしてふたりの間に、新しい花の種が蒔かれた瞬間が訪れました。
そう。
けして同じ花ではないのです。
過去にしおれた花が、蘇ったのではありません。
Aさん自身が、しっかりハッキリ過去の自分の要らない想いを捨てることができたから、新しい花が咲いたのです。
今もし、終わりそうな恋にモヤモヤしている人がこれを読んでくださっていたなら、一旦別れる方向を選んでもいいと自分に声かけしてあげてください。
これでスッキリとあなたらしさを取り戻すことができたなら、その恋が勝手に修復されることもあります。
ただ、Aさんのように、本当に終わってしまうこともあります。
むしろその方が多いです。
でもね。それはその恋にとって必要なタイミングであり、エッセンスです。
もし仮に終わってしまったとしても、その恋が「ホンモノ」で彼と結ばれる「運命がある」というものなら、Aさんのようにやがてもっと素敵なカタチになって「新しい恋」として花が咲きますよ。
stand.fm音声配信|別れた彼に戻って来てほしいあなたへ
stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています
では改めて、今日のメッセージ
別れた彼に戻って来てほしいあなたへ
滞った恋愛をどうにかしたい、というあなたはご相談ください。