彼はともかく男友達ってどうやって作るの?

あまりにも恋愛した過ぎて、結婚した過ぎて、どうも肝心なところをすっと飛ばして焦っている人が時々いらっしゃるようです。
もくじ
彼はともかく男友達ってどうやって作るの?
正しい恋愛の悩み方:愛のトリセツ、もはや慌て過ぎて後からヤバいことになりそうなあなたへメッセージです。
恋愛や結婚において、「もしかしたら私、無理をしているかもしれない」って、自分で気づける人はいいのです。
でも、そこに気づけず、ただ闇雲に婚活・恋活している人や、そんな状態だったのにうっかり結婚してしまった人に今日はお伝えしたいのです。
どういうことかというと、あまりに恋愛したいという気持ちが強過ぎたり、または、あまりにも結婚したい気持ちが上昇し過ぎていたりすることで、本当に大事な部分を見過ごしていたり、見ないようにして焦って行動してしまっている・・・なんてことはないでしょうか。
もしこういうことをしているとしたら、あとあと本当に大変だよっていうことなんです。
慌てて結婚してしまった人は、もしかすると今頃、自分が思っていたのとあまりに違ってしまっていて愕然としてしまっているかもしれません。
でも・・・それでもまだ間に合うよ!ってお伝えしたいんです。
ということで、今日も3つに分けてお伝えする愛のトリセツ、はじめます。
恋愛経験があまりありません
恋愛経験があまりなかったり、前の恋愛から時間が空き過ぎていたりすると、いざ出逢ったとしても何かと身構えてしまい過ぎてしまったり、逆に一気に突き進もうとしてしまったり、ちょっと極端な行動に走ってしまう人がいます。
こういう場合、出逢った相手にしてみれば、「この人ちょっと行動が無茶苦茶…」のように映ってしまうので、結果として困った女子に見えてしまいがちです。
そういうところを、ちゃんとストッパーかけてくれるような真摯な紳士の相手ならいいのだけれど、そういう部分につけ込んできたり、もて遊ぶような結果になることもあります。
そうなると、大切なあなたの心も身体も、大変残念でもったいないことになってしまいますし、何より時間の無駄ですよね。
ここまで読んで「あぁ私、そういう経験あるなぁ」なんて心当たりのある人は、まず男性の友だちをつくりましょう。
どうやって作ったら良いか?
これは、今現在、自分の身の周りにいる人から始めましょう。
無理に新しい人と知り合おうとしなくて大丈夫です。
恋愛経験はあるけれどうまくいきません
男友だちは、ひとりできればふたり目も簡単に出来ます。
男友だちと一緒に時間を共有することで、まずは心の免疫と男性に対するゆとりを持てるようにしましょう。
恋愛はその次のステップ。
いやいや、言うても私ももうアラフォーだし、そんな時間はイライラしそう。もろもろ待ったなしな状態なんですってば。
なぁんていう人ほど、そこは手抜きしない方がいいと思いますよ。
なぜなら、そういう待ったなし女子って、次のような傾向になりやすいから。
- 恋愛になると深刻になりすぎる
- 重い女になりやすい
- 待ちの姿勢をうっとおしがられる
- 自分がない女になりがち
ある事例なのですが・・・婚活を大変頑張っていた30代のAさんのお話をご紹介します。
Aさんは、同性の友だちが大変多い女性でしたが、男性の友だちはゼロでした。
恋人がほしい、出来たら結婚もしたい、と思いながらも、なんだかんだと前の恋愛が終わってから早5年以上経過してしまいました。
女友だちも、実はカレがいない人ばかり。女同士でわちゃわちゃするのはラクだし楽しいしそれはそれでよい時間だから大好きなAさん。
いつも何かと彼女たちとつるんでいましたが、もしAさんが本気で恋愛したい!結婚したい!という気持ちがあるのだとしたら、この状況を女友だちとの時間に割いてしまっていたらちょっともったいないと思うのです。
つまりは男の人に慣れていません
Aさんの心の片隅には、30代に入ってからは常に、「本当はそろそろ結婚したい」「私だって恋人がほしい」という気持ちがありました。
だからAさんは、楽しくてラクちんな女友だちとワイワイつるむ時間を、半分に減らしてもいい・・・という気持ちで、男友だちと過ごす時間を持ってみようかな?という気持ちに傾いていきました。
そして、行動してみた結果、男性に対する免疫が殆どないAさんが、女友だちといるときのようにラクで楽しい時間を、男友だちといるときに持てるようになれたら、少しずつステップを上げていっても自信が持てるようになっていくのです。
こういう段階的なことが、どうして必要なのかというと。
Aさんみたいな人がいざ本命の相手と出逢ったときに「重すぎる女」にならないためです。
もともとAさんは、結婚願望がめちゃくちゃ強い人でした。過去の恋愛でも、一気に情熱が燃え上がってしまうタイプで、典型的な短期決戦型な女性です。
なので、比較的すぐに身体の関係になりやすく、結果、恋の終わりも早く訪れていました。
いえ、彼女自身、早く終わりが訪れることがそれが原因だとは思っておらず、特に気にしていない様子だったのですが、ただAさんのこれまでの恋愛の終わり方をよくよく聞いてみると、やっぱり少し急速に接近し過ぎだったのです。
これは、友だち関係をすっ飛ばしてすぐに恋愛関係に陥りやすい人に多い勘違いなのですが、男性って「身体の関係になったから恋人同士だ」っていう考え方をしない人も意外と多いものです。
もちろんすべての男性がそうだとは言いませんが、女性とはまた違った感性・感覚を男性は持っているんだということは、心の隅に持っていて損はないはずです。
短絡的に「恋人同士になれるかも」なんて思って、あまりにも早くそういう関係になってしまうと、予想に反して気持ちが冷めてしまうのが早かったり、猜疑心を持って相手を見るようになってしまうこともあるほどです。
Aさんにとっては、今までの恋愛があまりにも早く燃え上がって、あまりにも早く消え去ってしまっていて、「どうして私はいつもこうなの?」と悩みの種になっていましたが、原因がわかってからは考え方やモノの見方、行動に変化が出てきました。
そうして今、新しく気になる人が出来たAさんなのですが、小さなときめきにも喜びとワクワク感を感じながら楽しんでいる様子です。
ちなみにAさんの場合は、職場の男性や学生時代の同級生等との会話からスタートしたとのことでした。Aさんのように自分が属している、もしくは属していたところから始めるのはとてもお勧めです。
ということで、一応顔見知りで初対面ではない人たちとの会話から始めたAさんでしたが、なんともその気になる人と自然に会話を楽しむ・・・ということが「私、こういうことが本っ当に苦手なんだな」と再確認することになったそうです。
というのも、男友だちを前にすると「何を話せばいいのかわからない」という状況に陥ってしまい、かなり気まずい気分にもなって、相当戸惑ってしまったようなのです。
思い起こせば今までは、気になる人とは一気に身体の関係に進んでいき、そうすることで相手と深い絆が出来たものだと思っていました。
ですが、それこそ実は錯覚で、Aさんの勘違いだったんだと腑に落ち過ぎてしまったため、今回のようにたとえ男友だちレベルだとしても、実際に心と心が触れ合うあたたかなコミュニケーションを取ろうとしても、それがどういうものなのか体感としてわからなくなってしまっていたのです。
本質的な心の交流が先にくるお付き合いに、Aさんはめちゃくちゃ不慣れでした。
でも、少しずつ、本当にわずかながらも気持ちに変化が起こる感覚や、ちょっとドキドキしたりやきもきしたりするプラトニックな時間を持つ楽しさが、なんとなくAさんにもわかってきました。
何人かの男友だちと話をしていくうちに、「この彼は自分にとってはちょっと恋人っていう感じじゃないかも」なんて、冷静に見ることが出来るようになったり、最初はピンと来なかった男友だちだったとしても、時間をかけて話していくうちに「こういう考え方する人いいな」なんて感じることもあったり。
男友だちレベルのお付き合いを重ねて、それ自体を楽しめるようにだんだん変化していきました。
手っ取り早く、恋の階段を二段飛ばしみたいに駆け上ってしまうと、それこそ息も切れるし長続きしないことも多いものです。
Aさんとは逆で、そんなに男性経験もなくうまくいかない恋愛を繰り返していたのだとしたら?
そういう人もまずは、男友だちを増やしてみてください。
身体の関係のない、女友だちと同じくらい一緒にいてリラックスできるような男性の友だちをつくるということを、ぜひしてみてください。
これは結婚している女性も同じです。
旦那さんとのコミュニケーションがうまくとれないという人は、視野を少し広げるだけで世界の見え方って変わってくるものです。
違う人と話す、ということは、今の関係性の見え方も変わるきっかけになります。
ということで、そういう場合もぜひ男性の友だちをつくってみてください。
男友だちと時間を共有することで、心の免疫と男性に対する自然な在り方を持ってみてください。
新しい風を自分の中に取り入れてみると、固執していたことを手放すことが出来るかもしれません。
現在独身の人で、「アラフォーだし待ったなし状態」という人ほど、そこは手抜きしないほうがいいと思います。
stand.fm音声配信|彼はともかく男友達ってどうやって作るの?
stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています
では改めて、今日のメッセージ
彼はともかく男友達ってどうやって作るの?
短絡的な恋愛から卒業したいというあなたはご相談ください。