結婚生活、これは要らない その2
結婚生活には 要らないものがたくさんあります。必要なことはほんの少しだけのように感じます。
いつも笑顔で、ハッピーで、ツラくたって涙見せない!
がんばる私、健気なツマだもん!
なぁんてやっていると、疲れちゃうし、そんな結婚は長続きしません。
結婚生活、これは要らない その1の続きです。
もくじ
結婚生活に大切なこと
それは、 自分の感情に素直でいること
- イラっとくるのも自分
- ゲゲっと思うのも自分
- ガーンと来るのも自分
- 寂しさを感じるのも自分
- なんだよ!もう!って怒りを感じるのも自分
- 悲しさを感じるのも自分
がっかりしたとしても、それも自分。とにもかくにも、自分ひとりだけで我慢しないこと。抱え込まないこと。「じゃ、どうしたら楽しくなるのかな」と考えてみること。ひとりじゃなくて、ふたりでね。
ビビビ婚
そもそも、最初の結婚。出逢って一週間でプロポーズされ、半年後には入籍していましたから、なんだかやたらと周囲には心配されました。当人は勢いづいていますから、心配はなく、むしろ自信の方があって。なんかこう、昔の聖子ちゃんの「ビビビ婚」的な感じで(笑)。
たしかにね、「ビビビ婚」てイメージはわかるんですけど、「ビビビ」と来るのと「結婚」て、また違うような気がしますね。いや、それで上手く行っているご夫婦もいらっしゃいますよ。それはきっと、あることがちゃんとできているからです。素晴らしいと思います。
私は失敗してしまいましたが、「ビビビ婚」を完全否定しているわけではありません。では、そのあることがちゃんとできている、その「あること」とは何か?
結婚結婚を楽しく感じたいのは誰?
そりゃ、楽しいと感じて過ごしたい。でも、結婚は日常生活、ほぼ毎日同じ繰り返し。ただ、ここからが大切なのですが、その日常がつまらないと感じるか、平穏と感じるか、退屈と感じるか、イライラするか、などなど、どう感じるかは、自分次第ということです。
つまり、日常生活が楽しくないと、結婚生活ってまったく楽しくないです。逆に言うと、日常生活が楽しければ、結婚生活は楽しいんです。この当たり前な図式、結婚前に知っていたらなー、って思います(笑)。
そう、かなり当たり前な図式なので、「当たり前なことを言ってる!」と思われる方もいらっしゃるでしょう。ただ、それを感じるのは自分次第だというところ、そこをポイントとしてみてください。
そのうえで、今現在、あなたの結婚生活はどんな感じですか?楽しければそのまま続行です。でも、もし、そうじゃないとしたら?
結婚生活が楽しくないあなたへ
では、そうじゃないあなたへ問いかけますね。
日常生活が楽しくなるには、どうしたらよいのでしょうか?ちょっと考えてみると、シンプルな答えにたどりつけるかもしれません。ひらめきましたか?
私はこんなふうに思うのです。
今、もし結婚生活(日常生活)が楽しくないとしたら、今と逆のことをしたら楽しくなると思いませんか。これ、結婚生活だけじゃなくって、日常生活が楽しくない人全般に言えることでもあります。
もし楽しくない理由がこうだとしたら、その逆をやってみるのです。
言いたいことが言えない
→ 言いたいことが言えて
素直になれない
→ 自分らしく素直になれて
自分の感情を押し殺している
→ 感じた気持ちをそのまま受けとめて
つまり、素直で喜怒哀楽の感じられる暮らしをしていく。それができたら、結婚生活も本当の意味で楽しくなってくると思います。だって、無理しなくていいんですから。
言いたいことが言えないというあなたは、言いたいことを言ったら何が起きてしまいそうですか?そこにキーが潜んでいる感じがしますよ。
そのままの気持ちでいることは悪くない
「素直になれない」人に「素直になれ」、というのは難しく感じるでしょう。でもちょっと待って。あなたは本当に素直じゃない人?あなたの思う「素直な人」ってどんな人でしょうか。
「私って、素直じゃないんだよなぁ」と自分のことを思う人でも、心のなかで起きた感情をそのまま感じることはできるはず。感じていることが、そのまま素直な気持ちです。人間、みんな素直なんですよー。本当はね。
だって、
イヤだなって思う
→ イヤだなと感じる
悲しいなって思う
→ 悲しいと感じる
ってことですから、そのまんまですよね。
逆に、
イヤだなって思う
→ イヤだなと思わないようにする
悲しいなって思う
→ 悲しいなって思わないようにする
ってことを積み重ねていくと、苦しくなっていきます。
素直になるっていうのは、感じたままでいるってこと。
そのままのあなたと、そのままの相手だからこそ
結婚生活は日常生活そのもの。そしてそれは楽しいことばかりではないです。ツラいことも、苦しいことも、怒ることだって、哀しいことだって、ランダムに起こります。
そんな感情を、まず自分がそのまんま感じられて、それを相手に出せること。何も感じていないフリをせず、もっと泥臭い自分も見せること。
良く思われたいのはわかります。だけど、背伸びした良いところって、本当の自分?「私って本当はこうなの!文句あっか!?」くらいでいいのです。文句があったって、自分はこうなんだもん。自分から文句が出ない自分であればよし!
ありのままに出すって案外難しいですけどね。嫌われたらどうしようってね。だけど、あなたの信じた相手を、あなたが信じなくて誰が信じます?信頼したからこそ結婚したんですよね。そんな図式もちゃんとわかっている人の「ビビビ婚」なら、ホンモノの「ビビビ婚」ですよね。
うまくいく人たちの秘訣
ビビビ婚じゃなくても、結婚生活がちゃんと長くうまくいっている夫婦というのは共通していると思います。ただ長く続いてるというんじゃなくて、長くうまくいっている夫婦ですよ。
- 自分が素直にありのまま
- 相手との信頼関係がある
この2つがあれば、日常生活で余分な疲れは出ないはず。
そりゃ、
- シゴトで疲れる
- 家事で疲れる
- 育児で疲れる
という肉体的な疲労はあるでしょう。
ただ、精神的な気持ちの部分では、安心と安全が常にまぁるく包んでくれているので、家にいることでほっとできるでしょう。
結婚、それは
自分の感じることをなかったことにしていると、本当の幸せが手から滑り落ちてしまいます。
でもね、弱っているときって、感情をも消してしまおうとします。するとその場にうずくまってしまって、そこから動くこともおっくうになってしまうのです。
人が幸せになるために生まれてきたのだとしたら、人が結婚することも、幸せになるためですから。
幸せになるのです。