離婚・再婚：別れたら、よその人＊不倫・子どもありの場合
もくじ
おせっかいな割に気分よく過ごせる愛のトリセツ第９日目
今日は木曜日。離婚・再婚しているあなた、または離婚・再婚を考えているあなたに向けてのメッセージです。
別れたら、よその人
- あたりまえじゃん？
- 子どもの父だけど、私の夫じゃないもんね
- もうこれからは何をしてようと関係ないわ
- 今までありがと、さようなり
って、すっきり感じられている元妻はどのくらいいるのでしょう。
双方合意の協議離婚だった私でさえ、離婚したての頃は「いいのかな？」って思うことありました。
もう赤の他人なんだから晴れて自由の身を満喫！
そうそう、その通りなんですよ。
もし離婚しているのなら、前の旦那さんはよその人です。
あなたに対して
- ああでもないこうでもないと言ってくることはありません。
- 家にズカズカ上がり込んでくることもありません。
- 会いたくなければ会うことももうないのです。
- お互いが何をしていようと関係ないのです。
- あなたが誰と何をしようと口を挟む権利はないのです。
- 相手が何を言って来ようとその言うことを聞く義務はないのです。
なんたって、よその人ですから。
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但し、子どもがいるとそうもいかないのよね
確かに、お子さんがいる・いないによって、離婚後の元旦那さんとのかかわりは大きく異なります。
前夫・元ダンナなど、呼び方は変わっても、子どもがいる場合「子どもの父親」「子どものパパ」「子どものお父さん」である事実は覆りません。
- 元旦那が子どもに会いたいってうるさいのよ
- 元ダンナに子どもを会わせるの、何かイヤなのよ
- 前夫にはもう一緒に暮らす女がいるから会わせたくない
状況はさまざまで、想いも複雑です。
たとえ「別れたら、よその人」であっても、子どもがいると、子どもと元旦那の関係性を考えると、元妻の胸の奥がチクチク・ザワザワ・ソワソワします。
不倫相手が近すぎる
余談ですが、元旦那と私の間では、公正証書を取り交わし「子どもとは自由に会う」という約束事がありました。
しかし、私の元旦那は離婚後3ヶ月してから不倫していたことが発覚しました。相手は私のママ友(子どもたちの友だちのお母さん)。
そういえば、自分の離婚騒動で忙しかったので気づくのが遅れましたが、そのママ友の家庭は、私のところより3ヶ月早く離婚していました。うちが7月離婚で、彼女のところは4月。
不倫発覚は離婚後ですが、離婚する前からの不倫ですし、何よりその相手のママ友夫婦はその不倫が原因で離婚したそうです。
私はこの事実をどうして知ったかというと、教えてくれた人がいるんです。
ある日、元旦那の不倫相手のママ友の元旦那（ややこしいですね）が、ある日聞いてきたんです。「お宅はどんな理由で離婚したんですか？」って。変なこと聞く人だなって思ったけれど、ありのままを答えました（双方納得の普通の協議離婚です）。
そして「実はウチは、妻とお宅の旦那さんが不倫していたことが原因で別れたんです」と言われました。
もうびっくり！
もう離婚しているので、私としては「元旦那の不倫」自体はどうでもよかったんですけど、相手が「子どもの友だちのお母さん」となると話は変わってきます。
「別れたら、よその人」になってくれない元旦那
子どもがいれば、子どもの方が「お父さんに会いたい」「パパと遊びたい」という場合もあるでしょう。私の場合は、先に書いた通り子どもがお父さんに会うのは自由でしたし、実際、週に1度は元旦那＋子ども達で夕飯を食べに行ったりしていました。
ですが、離婚後3ヶ月してから知ったその不倫。しかも教えてくれたのが元旦那の不倫相手の元夫。
私は元旦那の不倫とその不倫相手のこと、子ども達に隠しませんでした。なんたって、相手が相手ですから。
しかも、娘に至っては小学校3年。その女性の下の娘とクラスが同じです。ただ、この不倫発覚してから、近所に住むのが気まずくなって、やがて市内の別の学校に転校していき、ウチの元旦那とその女性＋その子ども達は一緒に暮らし始めました。
すごいですよね。
娘が中学生になる頃、その女性の娘も部活が同じだったみたいで。市の大会があるとその子も出場するわけで、その女性とも何度か鉢合わせになったりしました。なんか胸糞悪いですよ。こっちは悪いことしているわけじゃないのに何だかイラっとしていました。
息子は少年野球をしていたのですが、その女性の息子も、地元の別チームで少年野球をしていました。ただ、その女性の息子のチームでは、彼女が不倫したことが相当話題になって、チーム内でずいぶん批判されたようで、そのうち少年野球を辞めてしまいました。
お互いの家庭が破綻するまでは、２家族でご飯に行ったり、旅行に出かけたりしていましたから、この状況のギャップは恐ろしいですよね。
ウチの子ども達は「お父さんと遊びたくても、お父さんの家に行きたくても、行けない」という状況を食らいました。「自分の友だちとそのお母さんと暮らす父親」というのは当時小学生の子ども達にとっては、かなり複雑な気持ちだったでしょう。これ、ウチの子ども達だけでなく、彼女の子ども達も相当傷ついたんじゃないかと察します。
「なんで僕(私)、友達のお父さんと暮らしているんだろう？」
もしかすると、多感な思春期に一番ツラい想いをしたのは、彼女の子ども達だったかもしれません。
母は強し、子も強し
私が傷つくのは仕方ないけれど、子ども達の繊細なハートを傷つけた元旦那とその女には、当時私も相当頭に来ました。ただ、ウチの子ども達も私も、3人家族になってからの方が断然にHappyになったんです。
まず、元旦那がもともと平日1日休みで、子ども達が起きる頃は寝ていて、寝静まった頃に帰宅するという人だったから、日常生活が全然変わらなかった。
変わったことと言えば、私が仕事に出ることになったので、学校から帰る夕方2時間ほどは、小５の息子と小３の娘でお留守番することになったこと。それも、それぞれの習いごとがあれば、帰るころには私も夕飯の支度が出来るというペース。
今、30歳になる息子も28歳になる娘も人並みな反抗期はありましたが、今はふたりとも結婚して、それぞれ家庭を持ちました。
幸せになると決める
離婚してどんなことがあっても大丈夫です！
私も離婚して元旦那とは「別れたら、よその人」となり、「やったー！これからは自由の身！イエーイ」という気分で、再就職もスタートし、親子3人の小さな幸せを再構築しました。
それが、3ヶ月で寝耳に水の事件によって子ども達も傷ついたし、私のプライドも傷つけられたし、ウチの親は大激怒だし、近所のママ友たちもびっくりで、周辺は大騒動になりました。
2000年の7月に離婚して
2000年の10月に元旦那の不倫発覚して
なんだかめちゃめちゃにされた気分になりましたけど
だけど、気づいたら
だから何だって言うの？
元旦那が誰と不倫してようと関係ない。私は子ども達と3人で丸ごと幸せになるんだ。
と改めて心に決めて。
そこからは吹っ切れて、離婚直後のすがすがしい気持ちに戻っていけました。
そうなんですよ、私、離婚直後はとってもイキイキしていましたから。
自由の羽を得た40歳の私は、専業主婦歴11年の社会的なブランクを経て、再就職することによって新しいトビラをいくつも開いて、世代の違う人たちと新鮮な世界を楽しんでいましたから。
子ども達は目まぐるしく日々成長が感じられました
- 自分のことは自分でやろうとする
- それでもやっぱり駄々っ子にもなる
- 待ってましたの反抗期も起きる
インフルエンザの予防注射を私だけ受けたら、子ども達が順番にかかってしまい、結局私、インフルエンザにはならなかったものの、看病と出勤停止で1週間以上も会社を休むということが起こったり。これに翌年からは3人で受けるようになりました。
あのインフル騒動以外で学校休んだことなかった子ども達。そして私も、滅多に熱を出すこともなく再婚するまで元気いっぱいでした。（まぁこれ、ホントは心理学的には頑張り過ぎあるあるの例なんですが）
では改めて、今日のメッセージ
別れたら、よその人
もう過去は振り返らなくていいんです。あなただけのHappyをイメージして新しいトビラの向こうに駈け出していきましょう。いつでも応援しています。
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