ありのままを出せずついいい子になってしまうあなたへ

良い子にしていないと、また良くないことが起きてしまう・・・そう思い込んでしまったのは遠い昔のこと。まだ幼稚園の頃。

ありのままを出せずついいい子になってしまうあなたへ

正しい恋愛の悩み方:愛のトリセツ、オトナになっても人の顔色が気になり過ぎてしまうあなたへメッセージです。

 

普通がいい

普通でいい

 

そんなふうに強く望んできた人たちは、その人たちが育ってきた環境にあるのかもしれません。

 

例えば、両親がその人の幼少期に離婚して、その人は兄弟姉妹とともに父親に引き取られたとします。

 

それからその人は、実の母親とそれっきり会えなくなり・・・。

 

そういう経験をした人は、そんな時にとんでもないことを思い込んでしまうことがあります。

 

そのせいか、それからずっと、そうオトナになってからも、本当の自分というものを隠して生きて来たように感じてしまうこともあるのです。

 

そう。

 

いつも人の表情を読んで先回りするクセがついてしまっていたり。

 

その人がいつもしている「人から嫌われることのないように」という言動や行動は、その人のお母さんが、そのせいで自分を捨てて行ったと思っていたから。

 

人の表情を読んでしまうのは、人が自分を見捨てないかどうかをいつも確認していたいから。

 

こういう悩みを持っている場合こんな状況であることが多いんです。

 

  • いい子になってしまう
  • ありのままの自分を出せない

 

苦しくても辛くても、今までずっとそうだったから、意識的には苦しみはなくて、だけどなんか空しくて、人から見捨てられることが怖くて、自分を後回しにしてしまうのです。

 

今日は、これを辞めたい・・・と思っている人へお伝えしたいのです。

 

ということで、今日も3つに分けてお伝えする愛のトリセツ、はじめます。

いい子になるメリット

そういう経験をしてきた人にとって、これまで「良い子でいること」のメリットはあったのでしょうか。

 

本当の自分を包み隠して、誰に対しても良い子でいることで、その人は人に囲まれて誰からも愛されている・・・

 

そうなるはずだったのに・・・

 

けしてそうではありませんでした。

 

良い子でいることが基本なので、人は周りにいて去っていくことはありませんでしたが、本来の自分を偽っているため自分で自分のことを信じることが出来ませんでした。

 

その人が良い子でいることは、あくまで予防線です。

 

人から見捨てられないための。

人が自分から去っていかないための。

 

だけど現実は、その人が自分自身を信じることができないのに、自分以外の人のことを信じようとして裏切られることが多くありました。

 

どうもその人の善意につけ込むような人がたちが、なぜか周りに集まってくるのです。

 

そのたびに、どうして?と悩みます。

ですが、それは当然なのです。

自分のことを偽っているのだから、偽の人間関係が構築されてしまうのです。

 

そういう人が結婚していたとしても、旦那さんから見捨てられないため、やっぱり本来の自分を出すことが出来ずにいることが多いもの。

 

そのため、旦那さんからは「水臭い」と思われたりすることも多いようです。

 

愛情を育む関係性のある夫婦関係でさえ、どこか曖昧なウソ臭いものになっていました。

 

そういう経験をしてきた人の過去に遡ると、一例として両親の離婚や親との死別や余儀なく離ればなれになるということなどが挙げられます。

 

そして、そのことによって、その人は実の母親と会えなくなります。

会いたくても会えない状況に身を置き続けてきたのです。

 

両親の離婚だったら、それは両親に事情があってのことです。

死別だとしたら、病や事故等によるものです。

 

でもその時、例えば親の事情による離婚だったとしても、その人は「自分のせいだ」と思い込んでしまうのです。

 

だから、それからずっと、本当の自分を隠して抑え込んで良い子でいるようにしてきたのですが、そのメリットは人が自分から離れていかないようにするためでした。

 

だけどその根底にあるもの。

 

それは・・・

 

お母さんは私が良い子じゃなかったから、お父さんと離婚したんだ

そして私を捨てていったんだ

 

その人の心は、大きく傷ついて自分を責めまていました。

 

そして。

 

じゃあもう、これからは傷つかないようにするんだ

誰もが自分から去っていかないように良い子するんだ

 

という選択肢を選んでしまったのです。

いい子になるデメリット

だけど、良い子になるメリットよりデメリットの方が多いことに、その人たちは気づき始めます。

それはもう充分オトナになってからのことでした。

 

人のために役に立つことをしたいと思っても、本当にそうなの?人から頼られることで自分が満たされたいだけじゃないの?と思って足がすくんでしまう。

 

人が喜ぶことをしなきゃと思って、ひょうきんな自分を演じたりするけど、それは本心からそうしてるのか?私は人を喜ばせることで人が私を手放したくないようにコントロールしているのでは?

 

いろんなことが渦巻くたびに、それは本心なのか?本心じゃないのか?を問うようになってしまいました。

 

と同時に、やっぱり良い子でいることを捨てることはできないと確信を持ってしまうのです。

 

そうしないと誰もいなくなっちゃうから

お母さんが私を見捨てて出ていってしまったように

私を置いて死んでしまったように

私を残して目の前から消えてしまったように

 

お母さんとお父さんが離婚したのは、その人が良い子でいようと関係ないことなのに。

お母さんが病気で亡くなったのは、その人が良い子でいようと関係ないことなのに。

 

良い子でいることは疲れること

良い子でいることは虚しいこと

良い子でいることは疲れること

 

いろんなデメリットをそういう人たちは感じてはいたのですが、一番は、良い子でいることは「自分自身が喜んでいない」ということに気づいたことです。

 

私自身が良い子でいることに喜びを感じていない・・・

 

その人たちはある日そう気づいては、自分のしていることにハッとするです。

裸の自分

そういう人たちは、人の表情を読むことで自分を安心させたり、不安になったりしていました。

 

でも、同時に、人の背中、つまり人の後ろ姿を見ることがとても怖かったのです。

 

なぜならお母さんの最後の後ろ姿を思い出してしまうから。

 

去っていくお母さんの後ろ姿に、その時のお母さんの表情は見えません。

 

私のことを嫌いで去っていくお母さんと思っていたその人たちが、本当はそうではなかったと自分の心と対話出来た時から、その人たちの気持ちも運命も少しずつ変化していきました。

 

小さい頃ってとんでもないことをそう思い込んでしまって、それを抱えてしまうものです。

 

違う解釈がたくさんあることを成長する度に知るのですが、一度幼少期に思い込んだことって、たとえ成長して価値観が変わったりしても、簡単にひっくり返ってくれません。

 

それを大事に抱えて、幼い自分が編み出した「良い子でいる」という選択肢を手放すことが出来ず、うまくいかなくても苦しくても辛くても、それをそのまま抱えてしまうのです。

 

だけど、それを選んだのがあなた自身であるならば、それを選び直せるのもあなた自身しかいません。

 

心の軌道修正セッションではそんな要らない思い込みを手放して、新しい選択肢を自分で見つけ出し選び直していきます。

 

他人がどんなに言い諭してもそれはあなたの変化ではありません。

 

自分で気づき、自分で感じ、自分で選んでいく。

 

それが根本的に感じ方や考え方が覆される証拠になっていきます。なので以前の状態には戻らない。帰らない。繰り返さない。

 

今の状況が辛いなら、そうなってしまった原因を選び直すことです。

 

頭でわかっているのと、自分でそれが出来るようになるのはベツモノです。

どんなに頭で理解していても、出来るようにならなければ意味がありません。

 

料理でこれとこれとこれをこうすればこの料理が出来る、と理解していても、それが作れなければ食べることが出来ないのと同じです。

 

本来の自分自身に還りたいなと思われたら、一度お話ししにいらしてくださいね。

stand.fm音声配信|ありのままを出せずついいい子になってしまうあなたへ

stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています

では改めて、今日のメッセージ

ありのままを出せずついいい子になってしまうあなたへ

本当の自分というものをもっと愛して、ありのままの自分で生きて行きましょう。本来の自分に還りたい!というあなたはご相談ください。


もうここから抜け出したい!一歩進みたい!と思ったら

 

特定商取引に基づく表記 |プライバシーポリシー

 

Thanks for your likes & sharing♡