子連れ再婚するなら幸せにならなくちゃ
子連れ再婚は物騒な事件や虐待も多いし危険。でも、私ももう一度誰かを愛して、そして愛されたい。
もくじ
子連れ再婚するなら幸せにならなくちゃ
正しい恋愛の悩み方:愛のトリセツ、今度こそ幸せな結婚生活を送りたいというあなたへメッセージです。
再婚するのなら、子連れ再婚するのなら、今度こそ絶対に幸せな結婚生活を送りたい・・・
当然ですが、そう思う人が殆どだと思います。
わざわざ最初の結婚のような苦労や、最初の結婚にはなかった別の苦労を敢えて選ぼうとする人はいないでしょう。
ただ・・・
再婚するっていうだけでも勇気要るのに、子連れで再婚って正直どうなん?
めちゃくちゃハードル高そう・・・
ということで、今日も3つに分けてお伝えする愛のトリセツ、はじめます。
子連れ再婚ってハードル高い
私自身、40歳のときに子連れ離婚して、53歳のときに子連れ再婚して、既に10年以上経ちました。
子連れ離婚にせよ、子連れ再婚にせよ、子どもの年齢が何歳なのかは少し気になるところだと思うので、私の場合をお伝えしますが。
私が離婚したときの子どもたちは、小5と小3でした。
一方、私が再婚したときの子どもたちの年齢は、24歳と22歳。
離婚したときはまだまだ手が掛かる年齢でしたが、再婚したときはふたりとも成人していましたし、再婚した翌年からは社会人という時期でした。
子連れ再婚は何歳でも出来るとは思います。
が、再婚する時期の子どもの年齢問題は、少しあるのかもしれないな?というのは、なんとなく感じます。
私の場合の子連れ再婚に関してお伝えすると、大変なところもあるけれど、やっぱり「おもしろいな」と言うことです。
今日は、ちょうど今、子連れ再婚を考えているというあなたに、そうするためのちょっとしたヒントになるかな?というポイントをお届けしたいと思います。
特に、「自分は初婚だけど、彼が子連れだわ」「自分は子連れだけど、彼が初婚だわ」という人には参考になるかもしれません。
相手の正体を見抜ける?
子連れ再婚する人が気になることって、やっぱりいくつかあると思うんですが、どうでしょう?何が気になりますか?
- 子どもと彼の相性
- 新しい生活が馴染むか
- 子どものしつけ問題
- 自分と子どもの関係
- 自分と彼の関係
その他にもいろいろあると思うのですが、実際のところ、これらはどれも大事なことだと思います。
とはいえこういうことって、意識し過ぎてしまうと、逆にうまくいかなくなってしまうことでもあるのです。
ときどきニュースで聴くような「妻の連れ子に対する継父による虐待」。
結婚前に相手の正体を見抜けなかったのか?って感じる部分があるかもしれません。
が。
相手にのぼせ上っていると、見えなくなってしまうこともあるでしょう。
自分の子どもに対して、継父が虐待している様子を見て見ぬふりをしてしまったシンママさんもいましたね。
こういうシンママさんの場合「彼に見捨てられたくない」という、心の弱みがあったのかもしれません。
こういう心の弱みがあると、大切なものを失ってしまう可能性が高まってとっても危険です。
心の弱みがあると危険
シンママ女性は、再婚に夢を抱くとき、先ほどのようなことが心に頭に、浮かぶのではないかとお伝えしました。
- 子どもと彼の相性
- 新しい生活が馴染むか
- 子どものしつけ問題
- 自分と子どもの関係
- 自分と彼の関係
こういうことはやっぱり避けて通れず、眠れないほど考える人もいらっしゃるのではないでしょうか。
ただ、これを意識し過ぎるとうまくいかなくなる、と先ほどお話しした通りなのです。
私自身もそうでした。
最初は本当に「意識し過ぎた」のです。
この「意識し過ぎ」が日常になってしまうとどうなるかというと、おもしろいくらいに家庭内の空気がギクシャクしてしまったのです。
よくよく当時のことを思い起こしてみると、私は「常に彼と子どもたちの間に入ろうとし過ぎていた」ということです。
結果として、子どもたちと彼の間に、私が入り込み過ぎてしまったのです。
極端な話、もっと彼らを放置していてよかったんです。
放置するということは、彼のことも子どもたちのことも、信じるということです。
信じたうえで、放置する。
信じているからこそ、放置できる。
その真実に気づけずにいました。
私のうちは、旦那さんが8歳年下で初婚です。
そのため、もちろん子育てしたことがありません。
それがいきなり、大学生と大学院生の父親になったわけです。
とはいえ、うちの場合は子どもがもうふたりとも成人しています。
しかし、再婚に至るまでには彼と私は10年ほどお付き合いをしていて、子どもの成長過程もある程度見て知っていました。
冬のスキーや夏のBBQ、週末のドライブなど、彼と子どもと一緒に楽しんできた時間がたくさんありました。
そんな経緯があったからこそ、もっと彼のことも子どもたちのことも信じて、放置しておけばよかったのです。
ところが、現実は、再婚してから私が入り込み過ぎるということをしてしまい、それがかえって家庭内でギクシャクする結果になってしまったのです。
なので、付き合いがそんなに長くないカップルの場合は、気になるでしょうが、介入の仕方も工夫が必要かもしれません。
また、子どもが小さい場合なら、彼側の想いを尊重しながら、家族として構築していく「時間」を大切に紡ぐということが必要で、それには少し時間がかかることでしょう。
再婚して10年を過ぎましたが、すべてが順風満帆かといえばけしてそんなことはありません。
最初の頃は些細なことで揉めることも多かったし、今も年に2回くらい大ゲンカします。
でも、年を重ねるごとに想うことがあります。
「やっぱり結婚して良かったな」ということ。
私の場合は、何より最初の結婚で出来なかったことが、今の結婚によってたくさん出来ていることが多くて、それが本当に嬉しいのです。
- 一緒に夕食を摂ること
- 1-2ヶ月に1度プチ旅行に行くこと
- 同じ趣味があること
- 車の運転をしなくていいこと(笑)
などはもちろんなのですが
一番は「お互いがお互いの想っていることを伝え合えること」、そして「コミュニケーションで、自分の気持ちと相手の気持ちをはぐらかさないこと」です。
「えっ?そんなこと?」と思われるかもしれません。
でも、私と同じくらいウチの旦那さんは何ごとにも真剣なんですよ。
以前の結婚、元旦那さんは、そもそもがシゴトが忙し過ぎる人だったので、家で夕飯は食べないし旅行も年に一度行けるかどうか。
たとえ旅行に行っても、仕事から離れられない人でした。
しかも、移動の車中は寝る人で、運転はいつも私。
それがイヤなら「なんでそんな人と結婚したんだ」って思いますよね。
ただ、実際の結婚生活がどうなるかっていうことは、結婚前に想像してはいたけれど、あんまり現実味がなくて、どう想像するのがベストなのかよくわからなかったのです。言い訳ですけど(笑)。
もちろん、私なりのイメージや理想は、それなりに持ってはいたんですけど、現実があまりにもかけ離れていくので、積もり積もった11年目、離婚に至りました。
幸せな再婚をしていくには、自分なりの幸せを持つことももちろん大切です。
子どもがいない再婚の場合は、何より大切にするのは「自分」です。
ただ、子連れ再婚の場合に何より大切にするのは「子どもの存在」です。
これを抜きにして「子連れ再婚」はあり得ません。
子どもの存在=母親が何があっても守り抜くべきもの、です。
そして、あなたと一緒に「あなたの子どもを守り抜く人」であるかどうか、難しいのですが、それをお付き合いのなかで見極めることです。
それでも、あなたの冷静な判断があれば、それを知ることが出来るかもしれません。
それは、彼が何を大事に生きているか、を知ることです。
- 親や兄弟姉妹を大事にしていますか?
- モノを大事にする人ですか?
- あなたに対して丁寧な人ですか?
もちろんこれだけがすべてではないし、これだけが判断材料になるとは言いません。
でも、最低限これがないと、子連れ再婚はちょっと心配のように思います。
stand.fm音声配信|子連れ再婚するなら幸せにならなくちゃ
stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています
では改めて、今日のメッセージ
子連れ再婚するなら幸せにならなくちゃ
もし今、あなたがこれからの再婚や今の再婚生活に不安があるようでしたら、一度お話をお聞かせくださいね。その状況を突破するヒントが見つかるかもしれません。