婚活:「結婚」する気がない相手を好きになったらあきらめる?
もくじ
おせっかいな割に気分よく過ごせる愛のトリセツ第46日目
今日のメッセージは恋活・婚活中のあなたに向けてのメッセージです。
婚活:「結婚」する気がない相手を好きになったらあきらめる?
私は結婚したいけど、付き合っている彼が、どうやら結婚する気がないみたい。
あきらめるべきか?このまま突き進むべきか?
このような悩みを持つ女性は、年代を問わずいらっしゃいます。
メンタル美人塾生にも、「彼がどう思っているのか不安」「彼のご機嫌に振り回されてしまう」などの悩みをお持ちの方はおられました。ですが、レッスンを重ねていくと「本当に大事なのはそこじゃない」ということに気づいていかれます。
さて、こんなふうに悩んでしまう時って、どのような状況を見て感じて、「彼は結婚する気がない」と判断を下すのでしょうか。彼がはっきりそう言ったのでしょうか。それとも、あなたにはそう感じる何かがあったのでしょうか。
そして、「彼が結婚そのものをする気がない」のか、「あなたとは結婚する気がない」のかという微妙だけれど決定的な差もあります。
ただ、こういったお付き合いの在り方は、それこそお付き合いの数だけありますし、そのパターンもそれぞれ異なりますので、一概に「こう」と言い切ることはできません。
それでも、「あきらめるべきか?」「このまま突き進むべきか?」と迷っているあなたが、少しでも判断できるよう、今日の記事では大切なポイントをお伝えしていきます。
結婚はカタチ、愛は存在
「結婚」をとるか「彼」をとるか。
あなたが考えている「彼」と「結婚」の流れは、「彼」という存在がいて、そしてお付き合いがあって、やがて「結婚」にたどり着く、というものでしょうか。
対して、「結婚する気がない彼」との流れは、結果として「結婚にはたどり着かない」と感じている状態なのでしょうか。
さぁ、そんな前提を踏まえて、結婚したいと考えているあなたに2つの質問です。
その1 あなたが結婚したい理由は何?
その2 あなたが彼と一緒にいたい理由は何?
それぞれについて、できるだけたくさん紙に書き出してみてください。
箇条書きで結構です。
その1とその2、どちらの答えがたくさん出てきましたか?
たくさん書き出していただいたところ恐縮ですが、答えた数の少ない方が、あなたにとって大事なポイントになります。
その1の結婚したい理由が少なければ、「結婚がしたい」ということ。この場合、極端な話、彼でなくてもいいということです。
その2の彼と一緒にいたい理由が少なければ、結婚云々ではなく、「彼とともに過ごしていたい」ということ。結婚したいと思いながらも、彼の存在そのものが大事な状態です。
「彼でなくてもいいから結婚がしたい」のだとするなら、「結婚したいと考えている人」とお付き合いすることをおすすめします。
「彼とともに過ごしていくことが大事!」と感じているのなら、結婚するとかしないとか、そのことはひとまず横に置いておいて、彼と一緒の時間を楽しんでください。
「彼とともに過ごしていくことが大事!」と心の底では感じている人が、「結婚する」「結婚しない」ということにとらわれていると、心から楽しいお付き合いってできないんです。私も経験があるのでよくわかるんですが、少しずつ重たい女になってしまっています。知らず知らずのうちにすぐ「結婚」に結び付けてしまうからです。
よく相手のことを知りもしないうちから「結婚したい」をイメージしてしまうって、ある種心が傷ついたまま、癒えていない状態であることも多いのです。
何かにすがって、何かに助けてほしい状態とでも言いましょうか。
それは本来「彼」ではなく、別な誰かに助けてもらえなかったことへの身代わりのようです。このような場合は、元となる想いに気づくことが第一段階、そして第二段階で癒してあげること。そうすれば身代わりは不要になって、純粋な気持ちでお付き合いができるようになります。
あなたが自分ひとりでケアするのが難しいとしたら、まずは第一歩として、彼と一緒に居る時に、ふたりで感じる場面に「結婚」を外して堪能してみてください。
- 美味しいお料理は、その味を楽しむ
- 美しい景色は、そのシーンをその瞬間に味わう
- 雪の冷たさや波が足の甲をくすぐる感じなど、感覚に身をゆだねる
- 山の空気の清らかさや川面のまぶしさなど、皮膚感覚や視覚を受けとめる
「結婚」という2文字から解放されるだけで、目に見えるもの・耳に聴こえるもの・肌に触れるもの・匂いや味など、五感が研ぎ澄まされていきます。あなたの周りにあるものを、よりリアルに感じられますよ。彼もまた、あなたの周りに存在するひとつであることに気づくでしょう。
そう、彼はあなたのすべてではなく、あなたの周りにたくさん存在しているもののひとつです。
「結婚」という2文字にとらわれていると、何かというと「結婚」に結び付けてしまうんです。私イコール彼のようになってしまい、そこに境界線がなくなってしまいます。
何かというと「結婚」に結び付けてしまうことは「今」ではなく、つかみどころのない「未来」想像図。恋愛面で不安になりがちな人は、周囲との境界線がなくなり、「今」を楽しむことを忘れてしまっています。
結婚する気がない彼と結婚したい?
「結婚する気がない」という人には、その人なりの理由があります。誰に理解されなくてもいいその人なりの理由は、誰にも責めることはできません。
「恋人はほしいけど結婚はしたくない」というふうに考える人だって、少なくありません。そんなふうに考える人は、あなたの彼だけでなく意外と多いものです。
「結婚する気がない」
「結婚したいと思わない」
「結婚したくない」
程度の差こそあれ、そう感じている人の理由をほかの人が聞いたら、「え?そんな理由?」「そんなの結婚してたってできるじゃん」というものから「たしかに!」「なるほどなぁ」と感じるものまで、多岐に渡ります。ただ、どんな理由であれ、それはその人の大切なもの。誰にも侵略のできない非武装地帯です。
そんな状況、他人が覆すことは難しいでしょう。
ただ、絶対的に覆らないもの、とも言い切れません。なぜなら、人の気持ちって変化するものだから。簡単に覆されてしまうことだってあります。
「結婚なんてしないよ」と言っていた人が、結婚したくなることだってあるんです。
「結婚したい!!」と言ってた人が、離婚することがあるように。
「生涯を添い遂げます」って神に誓ってたとしても、離婚しましたからね、私も(笑)。
それでも私は彼が好き?
なので、「結婚しないと言っていたから別れたのに、別れたあと彼は別の女性と結婚していた」なんていう場合はもちろんあります。
あなたとは結婚したい気持ちにはならなかったけど、別のタイミングでは結婚したい気持ちが生まれた、ということです。そこで自分を責めてしまう女子はとても多いのですが、けして自分を責めないでくださいね。
あなたに魅力がないわけでも、あなたが悪いわけでもありません。
ただ、「タイミングが合わなかった」それだけのことです。私は最初の結婚は28歳でした。同じ歳の元旦那さんとは出逢って5日目にプロポーズされ、半年後に入籍というスピード婚でした。
今の旦那さんは8学年年下。もし当時の私が知り合っていても結婚に至ったかどうか怪しいものです。
月日が流れ、今の旦那さんとは彼が44歳、私が53歳の時に結婚。私には24歳と22歳の子どもがいる、という状態でした。ですが、それが今の旦那さんと私のタイミングなのです。
結局、「結婚がしたくない」も「あなたと結婚したくない」も、過ぎてしまえば同じようなもの。
折り合いをつけるとするなら、「それでも私は彼が好き」かどうかです。
あきらめるか?
そのままGOするか?
決めるのはあなたのハート、それだけです。
「結婚できないなら別れる」となるのなら、それもありです。
「結婚できなくても彼が好き」となるのなら、それもありです。
結婚のカタチがすべてではない
結婚のカタチがすべてではありません。
カタチあるものは、壊れてしまう可能性だって大いにあるのです。
キレイなグラスは永遠ではないのです。
ただ、彼がそこにいることはすべてです。
生きてそこに存在していることは、彼そのもの。
彼が生きてそこにいるから、私はあなたを愛している。
それはカタチではなくて、生き様だとか空気感。
会えない時でもそこにいるような雰囲気やイメージ。
その人がそこに在るだけで、心に灯がともるような。
あなたは「あなたと結婚している彼」ではなくて、「そこに生きて私の心をロックオンした彼」が好きなんですよね。
この言葉にピクっとなった人は、結婚する・結婚しないはひとまず置いておくこと。
彼を愛し抜いてみてください。
そして何より、あなた自身のことも愛し抜いてみてください。
どちらを選んでもあなたは幸せになる
愛し抜いてみると、答えが自然と浮かんできます。
愛する前から「結婚してくれないなら付き合わない」と言っているのなら、それは付き合わない方がいいでしょう。
愛する勇気があなたにはまだありません。
本来、愛することに勇気も自信も必要ないのですが、まだまだどっぷり愛し抜くのに重いヨロイをつけているような状態です。そのヨロイを外していかないと、彼だってあなたの本心にたどり着けません。
ただ、「結婚する気がない彼」をあきらめても、そのままGOしても、どちらを選んでもあなたは幸せになりますよ。
愛し抜くと、自然とそういう境地に入っています。だから必ずHappyはやってきます。
自分の思い通りにしようなんてのは、愛ではありませんからね。
想像してみてもわからない
このまま付き合っているとどうなる?
このお付き合いを辞めるとどうなる?
そんなのイメージできません。
愛し抜いていたら、そういう不安や迷いは消えます。
逆に言えば、愛し抜いていないから「結婚」という安定に走りたくなるのかもしれません。
中途半端に愛そうとすれば、中途半端に傷つきます。
本当に結婚したいのかどうかわからなくなってきましたか?
もしそうなら、「結婚」を自分ひとりだけで創り上げるものと勘違いしていることだってあります。結婚は、あなたの理想だけで築けるものではありません。
そんなふうに考えると、結婚というカタチにとらわれない人というのは、純粋に相手を見て、相手を愛しているのだなぁとも感じることができます。
「結婚したくない」と言いながら、あなたと付き合う彼は、もしかしたら「結婚」という枠にとらわれずにあなたを愛しているのかもしれません。但し、不倫や浮気を除きます。
それでは改めて本日のメッセージ
婚活:「結婚」する気がない相手を好きになったらあきらめる?
答えは、あきらめてもあきらめなくてもあなたは幸せになる。
そのためには、愛し抜いてみること、です。
結婚はカタチです。
彼はそこに在るものです。
あなたはどちらが大事ですか?
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