結婚:夫が大変?妻が大変?ん?結婚て大変なの?
もくじ
おせっかいな割に気分よく過ごせる愛のトリセツ第92日目
今日は火曜日、結婚しているあなたに向けてのメッセージ。
結婚:夫が大変?妻が大変?ん?結婚て大変なの?
結婚生活がつまらなくなっていく原因のひとつにこんなことがあります。
「自分の方が大変だ」という気持ちです。
なんか割に合わない。
自分の方が損してる。
旦那は自分のことしか考えてない。
私のことなんて考えてくれてない。
結婚て日常なんですよね。
- 普段の自分
- ありのままの自分
- 本当の自分
- 本性の自分
これらを自分で受けとめたり、受け容れたりしていないと、少々しんどいことが起こるものなんです。
無理をしてしまうのには理由があります。
なんか被ってませんか?
なんか尽くすことが義務になってしませんか?
なんだか旦那さんを信頼していなかったりしませんか?
「ひゃー、私化けの皮被ってるかも!」
「つい、なんでもやってあげちゃうんです」
「旦那に頼むより自分でやっちゃったほうが早いんだもの」
化けの皮とかもう、さっさとはがしちまいな!!って思いますよ。うん。
長らく被ってたから、はがし方がわからない?
はがしかた教えて?
はいはい(笑)。
あと、なんでもやってあげるのは愛ではないですよ。
それと、「頼むより自分でやっちゃったほうが早い」って言ってる人は、会社によくいる「仕事抱えてばかりの出来ない社員」と同様ですからね。
キャー、きっつー(笑)。
それでは今日の愛のトリセツの始まりです。
自分の方が大変なワケ
さぁ、ではなぜあなたはそんなに割の合わない暮らしに身を置いているのでしょう?
それは「結婚したから簡単には別れられない」のかもしれないし、「多少の我慢は必要」と感じているのかもしれない。
けれど、その小さな理屈や我慢から、「自分の方が大変」という壮大な妄想劇場が広がってしまうのです。
「結婚したから簡単には別れられない」って、本当にそうでしょうか?届けを1枚出すだけですよ。
そうすれば「あなたの方が大変」から抜け出せるんですよ。
でも、そうはしないですよね。
「多少の我慢は必要」もそうです。我慢しなくたっていいんですよ。
- でもそうすると旦那さんが不機嫌になって面倒くさい
- 養ってもらってるからこのくらい我慢しないと
- 私が我慢するとこしないでいたら、相手も我慢するとこ我慢してくれない
ちょっと待ってください。
そんな結婚生活楽しいわけないじゃないですか。
超我慢大会ですやん。
そんな暮らしをしたくて結婚したのですか?
そうなら仕方ないですけど、そうじゃないなら見直すというか、一気に切り替えていきましょうよ。
化けの皮をはがせないワケ
とはいえ、こう仰っている妻はなかなかどうして難しいものです。
- 今まで我慢してきたんだから
- どうせ変わらない
- もう諦めてる
と言いながら、奥さま同士の愚痴は止まりません。
だから老けるんですよ!!
なんて私には関係ないのでいいのですけど、愚痴って負の相乗効果しかないじゃないですか。
言ってる方も言われてる方も、老けるから!!
言われっぱの人は逃げた方が良い。
あなたに愚痴を言う人は、あなたを「ストレスのゴミ捨て場」くらいにしか思っていませんからね。
逃げましょうさっさと。
話が逸れましたが、あなたが化けの皮をはがせない、つまり本来の自分のままで過ごせないのには理由があります。
ありのままの自分のこと、あなた自身がスキじゃないんです。
いや、本当はスキなんですよ。
だけど、スキでいることを許されなかった過去があるんです。
- ちゃんとしていないあなたはダメ
- 勉強ができるあなたは偉い子
- 言うことを守る子は良い子
- 約束守らないあなたはダメ
- 口答えする子は嫌いです
- 弟や妹の面倒は見るべき
- 食べ物を残す子は非国民
などなど、言われたことありませんか?
理屈ではわかるんです。
ちゃんとしてなくたって、勉強できなくなって、言うことを守らなくたって、私は私であり、それが価値のあるなしには関係ないって。
でも、小さくて何も抵抗できない頃のあなたは無力です。
言われることを聞くしかなかったんです。
聴き入れるしか術がなかったんです。
だって、嫌われちゃったら生きていけないかもしれない。
ご飯を作ってくれる人は、あなたの命の源。
その人に反論するなんて、命を差し出すようなもの。
抵抗できなかったんです。
旦那さんの大変だとは思えないワケ
もうオトナのあなたは、ご飯も自分で食べたい時に食べたいものを食べることができます。
自分で命の源を確保できますよね。
だからどんな自分であっても、あなたがあなたであることが素晴らしいんです。
ただ、心の奥底にいる小さなあなたは、あの当時の部屋に住んでいます。
今も何かその頃に近かった出来事があると、心の端っこでズキンと痛みが走ります。
ちょっとの出来事でビクビクしたり、少しのことで攻撃的になってしまうのは、そういう過去の出来事が呼び覚まされているのです。
ちょっとの出来事は発火剤のようなものなんですね。
その部分に半分立ち返って癒しながら、現在の自分と過去の自分を仲良くすることで、モヤモヤやイライラは忘れてしまったのか?と思うほど解消されてしまうのですが、小さい頃のことって想い出せない人も多いんです。
傷つき過ぎて想い出したくない過去って、想い出すのもイヤだから無意識にフタをしているんですね。もう見たくないんですもの。
けれど、それで過去の想いはなくなったわけではなくて、ただ押さえつけられているだけですから、ふとした時にバーンと飛び出してくるんです。
そういう、過去と現在を心の奥底で行ったり来たりするだけでも疲れちゃいますから(これを無意識のうちにやっているわけです)、旦那さんの方が大変なんて思うヒマ、まったくないんですよ。
全部、状況を見る矢印が自分に向いているので、周囲の人の状況まで見ることができないんです。
夫婦は味方と思えば作戦も立てられる
自分自身の心が癒されて、自分をまるごと愛せるようになると、自然と旦那さんがもっとも身近にいるもっとも強い味方であることに気が付きます。
ひとりではできなかったあのことも、ひとりでは不安なそのことも、心強い相棒として信頼関係が結ばれれば怖いものはありません。
夫婦唯一の安らぎの場、くつろぎの空間である家庭が戦場では、おちおち眠ることもできませんが、本来の安らぎとくつろぎを兼ね備えた家庭に還ることができれば、ふたりで、家族で、穏やかな日常を過ごすことができます。
あなたも大変だったのね。
キミも大変だね。
お互いを労い、お互いを讃え合う。
味方だからこそいたわり合えるわけで、これは何ものにもかえがたいものです。
ただ、もしまだ味方なんて思えないという状況であれば、あなたのたったひとりの旦那さんのことを気遣う前にやるべきことがありますよ。
あなたがあなた自身をまるごと受け容れることです。
これなくして始まりません。
それでは最後に改めて今日のメッセージ
結婚:夫が大変?妻が大変?ん?結婚て大変なの?
はい、どちらも大変だし、手を取り合えばどちらもラクになれますね。
あなたがもしご自身を受け容れられない場合、一度お話ししてみませんか。
突破口が開いていくかもしれませんよ。
一歩進みたいあなたへ
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