何度もトライ&エラーして調合した夫婦の旨味は世界に1つ
もくじ
おせっかいな割に気分よく過ごせる愛のトリセツ第117日目
今日は火曜日、結婚しているあなたに向けてのメッセージ。
何度もトライ&エラーして調合した夫婦の旨味は世界に1つ
独身時代は実家暮らし。
なので、28歳で最初の結婚をするまで「自炊生活」をしたことがありません。
結婚して最初のカレーは焦がしました。
えぇ、ルーを入れて放置しました。しかも強火で。
あ、私のことです。恐縮です。
今ならわかります。
『ルーを入れてから強火にして放置してはいけない』ことを。
結婚生活って、まさにこれ、お料理みたいなものです。
結婚してすぐ、最初はみんな、その家庭のレシピすらありません。
結婚したものの、それまで他人だったふたりが「夫婦」としてどうお互いに快適に暮らしていったらいいのか。
どうやってふたりの想いを調合して、「ふたりだけのおうちの味」を出していくのか?
そこにコツはあるのでしょうか。
結婚生活というものは、そのおうちの「創作料理」。
ふたりだけのメニューに、ふたりだけの味。
これって、一朝一夕に出来上がるものではありません。
何度もぶつかって、試行錯誤してつくるもの。
ということで、本日の愛のトリセツをお届けします。
ぶつかることは悪いこと?
ぶつかることは悪いことではありません。
その加減が問題なのです。
- 砂糖と塩
- しょう油とみりん
- ソースとケチャップ
調味料はそれぞれに主張があって、それぞれの役割があります。
何でも多すぎればその味ばかりになってしまいますが、うまいこと調合すればオリジナルの一品になります。
夫婦もそんな感じでしょうか。
片方の言い分ばかりを受け容れていたら、そりゃ暴君ハバネロです。
お互いの言い分を取り入れながら暮らしていったら、その家庭の持ち味になるのです。
夫婦喧嘩は、砂糖と塩の攻防のようなもの。
どちらもどんどん加えていったらどうなるでしょう。
そもそもの食材の持ち味が活かせぬまま、誰も食べない料理の出来上がりです。
ぶつかることは悪いことではありませんが、ぶつかりもしなかったらそれぞれの味の意味も主張もわからないんです。
「妻はいつも争いを避ける」と想っているご主人。
なんか存在感のない片栗粉レベルと思っていた妻が、ある日爆発していきなり反発してきたら、涙とともに思いっきりネバネバ粘着体質だったなんてことになりかねません。
適度に味を出しつつ。
そうしないと相手がどんな要素を持っているかわからないので、料理に取り入れることすらできません。
だから、私はこういう持ち味があるのよ、というのは知っておいてもらうこと。
同時に、相手にはこういう持ち味があるんだな、というのは知っておくことです。
譲れない、その味を諦めるな
さて、相手の味が濃すぎる場合、あなたはどうするでしょう。
一味唐辛子のように辛辣なことばかり言う相手。
ホントなら気持ちが冷めてもおかしくないほどの相手でも、恋愛感情というものはだからといってパッサリと切り落とすことができません。
あなたの持ち味は殺されたも同然。全然主張も意見も通りません。
それでも、諦めてはいけません。
あなたの持ち味は、相手の持ち味と調合してこそ、その家庭の味が出てくるのです。
塩気が強ければ、口にした人は顔をしかめるだけ。
喉がカラカラに乾いてしまいます。
調味料だけで料理は出来上がりませんよね。
場合によっては、水も足します。
アルコールは火にかけて飛ばしたりもします。
相手の味気が濃すぎる場合、若干手を加える必要があるでしょう。
そんなときは、人を交えましょう。
これは「水」の役割を持ってくれます。
大勢の人がいる場に行く。
何も相手を悟す必要もありません。
ただ、自分と相手だけでなく、もう少し人数の多い場に出向く。
そうすることで、煮詰まった関係はいい塩梅でほどけます。
お互いに向き合い過ぎていると、どうしたってじっくりコトコト煮過ぎたスープになってしまう。
もはや、スープではなく「ペースト状の何か」みたいな状態になってしまっているのかもしれません。
とかく男性というものはプライドの塊。
なかなか自分の味を曲げようとはしません。
そうであれば、薄めるという手があります。
その薄めるために、友人やご実家、旦那さんの実家を活用してみてください。
入れ過ぎたら引けない、足らなければ足せばいい
料理をしていると、最後の仕上げに向かって味を調えるという作業をします。
ここ、結構重要で、入れ過ぎたものは後から引けません。
塩をドバっと入れてしまったら、それを引くことはできないのです。
ですが、少量ずつ足すことはできますよね。
「なんか足りないな?」と思って、塩を少量足してみる。
この時の量は、あくまで「少しずつ」です。
夫婦関係も、同じく少量ずつなのです。
いきなりチャーミーグリーンのCMの老夫婦のような間柄を求めてはいけません。
ああいうのは50年後に仕上がっているものだ、ぐらいに思っていましょう。
それまでは、辛すぎる料理、甘すぎる料理、しょっぱすぎる料理、生煮えの料理、さまざまなテストケース、紆余曲折を経るのです。
だけど、そのテストケースはどちらの誰の責任ではなく、ふたりの絆、証、段階、道のり、風景、でもあるのです。
誰も見てないんだから、大胆な料理を作っていけばいいのです。
生煮えを食べて、ふたりでお腹を壊すだけです。
それすら、50年後のチャーミーグリーンの頃には、佳き想い出になるのです。
それでは最後に改めて今日のメッセージ
何度もトライ&エラーして調合した夫婦の旨味は世界に1つ
いきなりフランス料理なんて目指さないでください。
最初はアジの干物を焼くくらいのところから。
それだって、火加減難しかったりするんですよ。
夫婦だけの味、練り上げてってくださいませ。
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