結婚生活：妻の苦労がわからない夫の対処法
もくじ
正しい恋愛の悩み方：愛のトリセツ第１９２日目
今日は火曜日、結婚しているあなたに向けてのメッセージ。
結婚生活：妻の苦労がわからない夫の対処法
結婚して日常を重ねるにつれ、「あれ？おかしいぞ」となる妻。
こういう想いをしているのは、何もあなただけではありません。
私(妻)がさりげなく配慮していることを、「さも」当たり前のように「魔法」のように「自然と」出来あがっているものだと思っているヤツ(夫)は多いものです。
妻は「見返りを求めない愛」を提供しているつもりが、いつしか「反応のない愛」に不満を満たしていきます。
そう！妻がほしいのは「反応」なんですよね。
ということで、「妻の苦労がわからない夫」というのは「反応の薄い夫」でもあるんです。
本日の愛のトリセツのスタートです。
苦労を分け合う勇気がない妻
その苦労は、あなたが大切に守りたいあなただけの城のようなものです。
だって、私からそれを取ってしまったら、私にはこの家にいる価値がなくなってしまうかもしれないから。
- やりたくない掃除
- つくりたくないご飯
- 持っていきたくない可燃ごみ
- 地味に面倒くさいお風呂掃除
- ため息の出るトイレ掃除
- 意外と力仕事の古新聞を束ねること
- トイレットペーパーの補充
- 換気扇の掃除
- コンロの手入れ
- 庭の草むしり
- 玄関掃除
家の中の果てしない家事を全部請け負うと決めたのはあなた。
じゃあやらない、となっているのが旦那さんです。
妻の〇〇で知る家事の大変さ
多くは「外出」「入院」「旅行」などでしょうか。
つまり、妻が家にいないことで知るのです。その大変さを。
大変さというか、「こんなにアイツひとりでやってたのか」ということは、一度やってもらわないとわからないんですよ。
気づかないフリしてきたのは旦那さんだけではありません。
「きっとやってくれない」と諦めて過ごしてきたあなたにも責任はあるのです。
「オレは仕事してきてるんだ。家のことはお前がやってくれよ。」の言葉を丸飲みしてしまったのです。
ですがはっきり言いましょう。
私、シングルマザーでフルタイムで仕事したときに思いました。
「これ、外でシゴトしてきて、やった分だけのお金がもらえて、家に帰ってきてご飯が出来ていて、掃除も出来ていて、お風呂もキレイになっていて、トイレも掃除されてたら天国だな」と。
実際、シングルマザーの時は、シゴトも家事も全部でしたから、それはそれで大変でしたけど、いるのに役に立たない人といるよりは百倍快適な暮らしでしたから、そこに不満はまったくありません。
ですが言いたいのはそっちじゃなくて、つまり「シゴト」と「家事」というものはちょっと種類が違うんじゃないかということです。
「家事」に関しては、「家の事」なわけですから、夫が仕事していようといまいと、妻が仕事していようといまいと、「家の中の人がやらなければ他の誰かにやってもらうしかない事」であること。
それをさも、妻がヒマジンのような扱いで、「妻が家にいるなら妻の仕事」と全部押っ付けるのはいかがなものか？と。
あまりにも紳士的じゃないんじゃないか？と思うわけです。
気づかないのかフリなのか
夫が妻に全部任せるのは、単なる甘えなのですが、それをどうするかというのは妻側の問題になります。
このままでいくか、それとも夫にも何かお願いするか？
すべてはあなたの手中にあるのです。
夫は気づかない場合もありますし、気づかないフリの場合もあるけれど、基本「妻の役に立ちたい」ヒーロー気質ですので、お願いの仕方によっては喜んでやってくれます。
そうすればあなたは、今無数にある家事から少しずつ解放されていくのです。
どちらを選ぶのもあなた次第なんですよ。
私はこれで、換気扇掃除と食器拭きと窓掃除を手放しました(笑)。そうして、さらにそれは増えつつあります。
でもね、これ、「旦那さんを教育しなきゃ！」とかそういう想いではお願いしていません。
私の中にある「当たり前」の中に、「妻がやるのが当たり前」というものが少なすぎるのです(笑)。
あなた自身が「これは妻がやるものだよな」って思っていたら、いつまで経っても旦那さんはやってくれません。
その代わり「これって家にいる誰かがやればいいことなんだよな」って思っていたら、出てくる言葉も変わってきますし、旦那さんやお子さんの態度も変わってきます。
すべては「家のため」と考えたら、適材適所ってありますからね。
それでは最後に改めて今日のメッセージ
結婚生活：妻の苦労がわからない夫の対処法
一旦、すべてを託してみるのもありだし、家の中の人間同士として純な気持ちでお願いするのもありです。
ただ、くれぐれも「私だけがラクしたい」「こんなのやってくれて当然」みたいな気持ちでいたらうまくいきませんのでお気をつけください。
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