私が離婚を選んだ理由3選
別れるときの理由なんて、みんな似通ったもの・・・って思われがち。特に「離婚」となると、性格の不一致とかDV、浮気や不倫が大きな原因になることが多いですよね。
私が離婚を選んだ理由3選
正しい恋愛の悩み方:愛のトリセツ、離婚したいけどこれって別れる理由になるかな・・・となっているあなたへメッセージです。
「私が離婚を選んだ理由3選」の「私」とは、私というだけでなくいわゆる「離婚した女性」という意味でお伝えしていきます。ただ、私の場合「DV」と「不倫」はありません。
もっと内面的な部分が大きな理由になりました。
でも、もし私の元旦那さんが「DV」だったり「浮気」や「不倫」をしていたとしたら、もちろんそれも大きな離婚理由にはなり得ます。
ところで、離婚したいと思い悩む妻たちは、こんなふうに考えることがあります。
離婚したいけど、こんな理由じゃ私のワガママになっちゃうんじゃないか
いえいえ、そんなことはありません。理由はひとりひとり異なるもの。ということで、本日の愛のトリセツはじめます。
離婚理由にイイも悪いもない
離婚する理由なんて、ひとりひとり異なって然りなものなのに、自分以外の第三者がその理由にあれこれ言ってくることがあります。
- そのくらいのことで?!
- それは当然よね
- もう少し我慢すればいいのに、子どもが可哀想
- お互いに歩み寄れなかったの?
- 私なら離婚なんていう選択はしないな
などなど。
離婚経験のあるあなた、いかがでしょう。
友人や職場の人、親や兄弟姉妹に言われたことありませんか?
私はありますよ。40歳で2児連れて離婚したときに、上記のようなこと、それ以外のこと、言われたことあります。
言う人の気持ちはたぶん「思いやり」から来ているのだと思います。
でも、当事者にしかわからないことを、第三者が主観で言ってくるのって、正直「邪魔」「余計」「ウザい」ことでしかなく、そこにいちいち返答しなければならないのは、面倒くさいことこの上ありませんでした。
だって、自分の考えが正しいと思っている人に、こちら側の状況を説明したところで「私と同等もしくは私以上に理解」することなんてできませんものね。
なので大抵の人って、苦笑いもしくは笑ってごまかす、または、一応「そうね」とオトナの対応をするんじゃないかと思います。
ただ、心の底では「あなたにはわかるはずもないこと」と、淡々とクールな自分がいることにも気づいているはずです。
私が離婚を選んだ理由3選
さて、既に離婚した人も、これから離婚しようとしている人も、そして、ちょっと離婚考え始めちゃったという人も、離婚するときってどういう理由でする人が多いのだろう?って思うこと、あるかもしれません。
なぜかというと、離婚を選択する自分のことを、やっぱりどこかで「忍耐力がないんじゃないか」というような、自分を責めるような気持ちになることってあるからです。
私もそうでした。
私よりヒドイ状況の人だっている。
でも、その人は離婚せず頑張ってる。
私の状況なんてまだマシな方だ。
私の我慢が足りないのではないか。
私の努力が足りないだけなのかも。
なんてね。
でも、実際にその結婚に携わっているのは、紛れもなく「私」だけであり、この暮らしをしていくかどうかを選ぶのも「私」なんだと気づいたとき、少なくとも自分の気持ちにウソをついて生きて行くのだけはイヤだ、とそう思ったんですよね。
自分の気持ちにウソをつく、というのは、本当はそう思っていないのに、そう思っているかのように生きて行くことです。
ということで、「私」が離婚を選んだ理由3選を綴ってみたいと思います。
- 自由を感じられないのがイヤ
- 私の望む結婚生活と違う
- 自分の人生を軌道修正したい
この3つです。
元旦那さんはシゴトが大変忙しく、常に午前さま。もちろん仕事をしているわけですから、私は家事・育児をこなしていくことが家族としての在り方です。
ただ・・・結婚しているのにいつも母子家庭のような状態が、慣れない育児をしているなかで、想像以上に負担だったようです。なので、子どもが成長するにつれて、ときどき実家に子どもを預けて友人と会ったり、ユーミンのLIVEに行ったりということをしていました。でも、元旦那は私がそうやって出歩くことを「よし」としませんでした。元々、元旦那自身があまり友人が多い方ではなく、仕事が忙しいことを理由に友だち付き合いもあまりしないタイプ。でも、私は友人が多く、外に出るのも好き。
とはいえ、仕事が忙しい彼に子どもをみてもらって出かけるということが出来ないので、結果、実家にお世話になることが多かったのです。でも、そこも気に入らなかったようです。
ちなみに元旦那は5人兄弟の末っ子、私は長女です。私の実家にとって子どもは初孫で少しでも多く孫と接したいじじばば。元旦那の実家にとっては7番目の孫なので、珍しくもなんともありません。代々続く自営業で仕事最優先の家庭なので「妻が実家に子どもを預けて遊びに行く」ということを知れば、きっと何か言われたことでしょう。
ともかく、自分は家のことをなにもしないのに、妻である私の行動に口出しするのがとてもイヤで。元旦那は自分の好きな仕事だから、休日も休まないことが多く、旅行に行っても何軒もの取引先に電話していたりするし、プライベートで運転することは殆どなし。
まぁ愚痴ってしまえば止まらなくなるのでこの辺にしますが、一番大きな理由はそんなこんなで「自由がない」ということと、このまま年老いていった先、友だちのいないカレと友だち付き合いを大切にしたい私との間に、どうしても彼の「濡れ落ち葉化」が想像できてしまい、この理由は外せないものとなりました。
それが2番目の、私の望む結婚生活と違う、というところにも通ずるわけですが、たぶん大切にしているものの価値観が違うだけでなく、お互いにそれを受け取れなかったことだと感じています。
受け容れなくてもいい、受け取ることさえできれば・・・と思うのですが、受け取ることができない場合、拒否・否定に入っていきます。
私は完全に彼の考え方や行動を否定していましたし、同じように彼もまた私の考え方を否定していました。
結果、3番目の「自分の人生を軌道修正したい」に繋がっていきます。
離婚そのものは、子ども達が成人を迎える頃でも良かったのですが(私が50歳の頃)、私は一日も早く自分の人生を立て直したかったんですよね。11年間専業主婦をしてきて、これからどんな仕事に就けるのかすらわからない状況でしたけど、自分を諦めていなかったので、私と子どもふたりで暮らしていけるための準備をして、大丈夫という確証を自分のなかに見た瞬間、GO!を選びました。
準備は念入りにしましたよ。私だけではなく子どもたちの人生にも影響が出ますからね。長男小5、長女小3のときの決断ですが、ふたりとももう結婚して家庭を持っています。グレることなく健やかに成長してくれました。
人生の軌道修正はいつからでも、どこからでもできる。本当にそう思っています。早いうちに取り掛かって良かったなって、率直に思います。
究極の理由はコレ
離婚の理由はひとりひとり異なりますよね、ホント。私の理由を聞いて「そんな程度の理由でいいんだ」と思われた方もいらっしゃるでしょう。
でもね、詰まるところ離婚の理由は「私らしくいられるかどうか」なんだと思うんです。
結婚するときも、自分らしさは大切ってよくお伝えしています。
それより手前の、恋愛しているときからもちろん、あなたらしく居られるってすごく大切なんですよ。
私の場合、結婚してから「私らしくないなぁ」ということに気づき、実際の自分とかりそめの自分との差にがっかりするところから修正をかけていきましたが、どうしても埋まらない溝に耐え切れず、離婚という道を選択しました。
仕事をしていても、友人とお付き合いをしていても、何をしているときでも「自分らしくあること」。これが出来れば、そんなに悩みも深くなりません。
離婚してからの私は、それはもう「自分らしさ」を全開で、楽しく幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたし(笑)。
stand.fm音声配信|私が離婚を選んだ理由3選
stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています
では改めて、今日のメッセージ
私が離婚を選んだ理由3選
あなたがもし「離婚したい」と考えていて、どこかで「離婚は避けたい」というお気持ちがあるのなら、修復可能な場合がありますよ。私は「離婚したい方のご相談」はお受けしていませんが、修復されたい場合はお受けしています。本当に夫婦仲を改善したいと思われたら、一度お話をお聞かせくださいね。