夫のため息に心が削られるようです

夫がため息をついたり、がっかりしたような表情をしていると、なんだか私が責められているみたい。私のせいでそんな気持ちにさせてしまっているのかもしれないと思うと、いたたまれなくなってきちゃう。

夫のため息に心が削られるようです

正しい恋愛の悩み方:愛のトリセツ、旦那さんのご機嫌が悪いと、私のせいかしら?となっているあなたへメッセージです。

 

旦那さんが気難しかったり、気分屋だったりする場合の奥さまは、割とこういった「夫の機嫌」に振り回されてしまうことがあるようなんです。

 

例えば

「旦那が何か探しているけど見つからない」

というときに「お前が普段片付けちゃんとしていないからだ」とか、「最後に使った人間が把握していないってどういうことだ」とか、何かと妻のせいにしようとしてきたり。

 

旦那の成長が子どものまま止まっているのか、妻のことを「家のことを何でも把握している自分のお母さん」と思っているのか、勘違いにも甚だしい対応をされたら、そりゃムカつきますわ。

 

でも、ムカつく!という方向に行かずに、「私が悪いんだ・・・」と、夫のため息を見かけたり聴いたりするたびに、どんどん落ち込んでしまうとしたら、それちょっと待って!なんですわ。いうことで、本日の愛のトリセツはじめます。

夫のため息はあなたのため息

あるアラフォー女性が夫の態度に疲れてしまっていました。

夫は、自分が働いているからと、妻である私のことは、自分より低く見ているように感じる。どうせ仕事もしていない専業主婦なんだからと、私の言うことなんてバカにしているように感じる。

そう感じてしまう原因の種は、日常生活ですぐに数え上げることができるほど。

 

夫が機嫌悪くなるのが怖くて、夫の顔色がいつも気になってしまう妻。

 

何をするにも、何を言うにも考え過ぎてワンクッション置いてしまいます。

 

その結果、後から事実を知る夫は、さらに機嫌を損ねることになってしまっていました。

 

夫は自分のことしか考えていない

そう日頃感じているものだから、夫の要求に素直に「はい」が言えなくなっていく。夫の責め言葉に抵抗すらできなくなっていく。

 

夫のことを考えて行動しているようで、それは実際「夫の不機嫌」から逃れるため。

 

心に突き刺さる怯えから逃亡した生活のようで、いつもビクビク。

 

子どものことや、家のこと、夫に本当に伝えなければいけないことが、どんどん後ろ倒しになってしまう。

 

のびのびになって後から知る夫は「なぜ早く言わないんだ」と、また不機嫌なため息を吐く。

 

旦那さんのため息は、あなたのため息。

ため息は幸せを取りこぼしていく

ため息をつくたびに、幸せが逃げていくというのは聴いたことがあるかしれません。

旦那さんも

奥さんも

ため息をつくたびに、家庭のなかから幸せがこぼれていってしまう。

 

夫がため息をつくこと、「自分のせい」だと思っていませんか?

夫が口を開く言葉は、「すべて自分を責める言葉」だと思っていませんか?

 

これ、もしそう思っているとしたら、どんな夫の言葉も「そうとしか」受け取れないのです。

 

するとどうなるかというと、「どうせ・・・」という想いに支配されていきます。

 

「どうせ」という感覚には、人の言葉を受け取る余白がありません。何を聞いても、相手が自分を責めているようにしか聴こえなくなっていくのです。

 

旦那さんが「子ども」になっているのだとしたら、その状態を許可している人がいるということです。そして、その「子ども化した夫」に怯えて暮らしているのだとしたら、あなたは物分かりのいい母親になろうとしているのかもしれません。

 

物分かりのいい母親になんてならなくていい。夫の不機嫌は夫のものであり、あなたがどうこうできるものではありません。

心の線引きをしていこう

結婚生活のなかでは、いろんな分担があるでしょう。これは各家庭によって異なるので、必ずしも「家事は妻」という括りにはなりません。

 

でも、どんな分担であれ、心の線引きは必要なものです。

 

それは、必要以上に相手の領域に踏み込まないということ。それは同時に自分の領域に踏み込ませないということ、です。

 

先程、夫の不機嫌は夫のモノとお伝えしましたが、妻の不機嫌もまた妻のモノで、夫が機嫌を取るものではありません。あなたの機嫌が悪いのなら、その修復は自分でするものです。

 

ここで問題になるのは、あなたの不機嫌の源が、夫の不機嫌であるということです。

 

夫が不機嫌だからといって、これは恋人同士で言う彼氏彼女の場合もそうですが、相手が不機嫌だからといって、自分まで不機嫌をもらう必要はありません。

 

今までご機嫌だったのに、要らない誰かの不機嫌によって自分まで不機嫌になってしまうとしたら、こんなに自由じゃない暮らしはありません。

 

心の線引きはそんなときに役に立つのです。

 

あなたがどんなに機嫌が悪くても、それはあなたが自分で修復するもの。その代わり、私の機嫌が悪いのは自分で修復できるから。

 

ただ、夫の言葉に傷ついたりしたのであれば、それはそのまま伝えることです。原因があるのですから。でも、そんなつもりじゃなかったという場合もあるのです。

 

相手の不機嫌をもらいやすい人は、コミュニケーションの取り方が雑であることも多々。そして要らない思い込みに翻弄されやすいのも特徴としてあります。

 

夫のため息が聴こえたら、あなたは深呼吸しましょう。そして、深く息を吐き出して「自分のこと」をしましょう。余裕があれば「何かあったの?」と聞いてもいいかもしれませんが、問うたところでどうにも解決できないこともあるので、黙ってお茶を淹れて差し出す、というもので充分にも感じます。

 

「あ、夫が不機嫌。どうしよう」など、不安から吐き出される言葉は、逆に相手を刺激したり傷つけたりしてしまうこともありますから。

stand.fm音声配信|夫のため息に心が削られるようです

stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています

では改めて、今日のメッセージ

夫のため息に心が削られるようです

心がすり減ってきてしまったな、と感じてきているあなた、この状況から抜け出したいあなたは一度お話をお聞かせくださいね。


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