夫に負けない方法、知りたいですか?
夫婦喧嘩。この犬も食わないと言われるイベントで「どうしても勝ちたい!」「夫をやり込めたい!」と思っている妻の心は、怒りでいっぱいなのでしょうか。
もくじ
夫に負けない方法、知りたいですか?
正しい恋愛の悩み方:愛のトリセツ、絶対夫には負けたくないというあなたへメッセージです。
夫婦仲で悩んでいる人のご相談をお伺いしていると、こういう声をよく聞きます。
旦那がうるさい
旦那が細かい
旦那にひとつ言うと100返って来る
旦那の文句や小言が鬱陶しい
そして・・・
旦那に言い返したい
旦那を言い負かしたい
ぐうの音も出ないようにしてやりたい
一瞬で旦那を黙らせたい
と、旦那に対して勝利をおさめたい妻が多いのです。
やられっぱなしはイヤ
私は旦那の下僕じゃない
言いなりになんてなりたくない
と抵抗するものの、いつも負けてばかりの気がして悔しいやら切ないやら、自分が情けないやら・・・。
でもね、ちょっと考えてみてほしいのです。
こんなふうに夫をやり込めたいと思ってしまうのは、普段、自分は旦那さんにやられていると思っているからですよね。
でね、その時のあなたの気持ちはどうでしょう。
たぶん「怒り」の気持ちでいっぱいだと思うのです。だから「今度こそ」という気持ちにもなるのです。
ということで、本日も3つに分けてお伝えする愛のトリセツはじめます。
夫に勝つ女はコレをしません
ご相談者さまの半分は既婚女性です。そして、夫婦仲がよくない状態。
その中でも多いのが「旦那さんに負けたくない」という気持ちが心の底にあることに、気づいていないという人たちです。
もうハッキリと「夫には負けたくない」と自分で仰る方もいらっしゃるのですが、そこにまだ気づいていないけれど、言っていることややっていることは「夫に負けたくない」ということばかりの方、ホントにたくさんいらっしゃいます。
まぁそれだけ普段旦那さんにやり込められている「気がしている」ということなのでしょうね。
- 私のやることにいちいちうるさい
- 私の言うことに否定的
- 私の失敗に厳しい
- 私のことを信用していない
などなど。
ところで、夫婦の勝負という側面から見て、旦那さんに勝っているなぁという妻はどういう妻でしょうか。
これね、私個人的に思っていることなのですが、こういう妻なんじゃないかなって感じるのです。
勝負しない。
ホント、これに尽きると思うのです。
勝つと気分がいい。
負けると気分が悪い。
ってあるじゃないですか。
やっぱり「負け」を感じやすい妻は、夫を対戦相手と思っている傾向があるのですよ。
夫は対戦相手ではなくて味方・・・というのは日頃お伝えしている通りなのですが、かくいう私も「夫は敵」って思っていた時代が長らくあったので、わからなくはありません、敵対視してしまうその気持ち。
でもね、「勝負に出る」というか「戦う相手」として見てしまうと、負けやすいんですよ。
なぜなら、勝つ気で戦えば反論を食らうわけですよね。ここが結構大切で、なんと妻って夫の反論を食らった時点で「微力」を認識して「負けた」と感じやすいんですよ。
そもそも「私ってダメだ」という自己認識が根底に潜んでいたりもするので、批判や否定にめっぽう弱いんです。いや、私もそうだったのでこれ、ホント悪循環に陥るので戦う姿勢って無意味に感じます。
勝つ女がしていることは、勝負しないということ。
これは真意だと思うんです。
先程お伝えした通りで
勝つと気分がいい。
負けると気分が悪い。
ってあるじゃないですか。
実際勝負をしなくなってからは、負けもしないし気分が良いので、これって勝っているような状態ですね。
夫に負けない方法
勝負しないこと。
これをまず、胸に刻んでくださいね。
勝負をしないということは、武器を捨てるということでもあります。
あなたが装備している武器はなんですか?
旦那さんをやり込めるためにその脇に抱えている武器があれば、真っ先に捨ててくださいね。
言葉の武器も
視線の武器も
態度の武器も
全部捨てましょう。
味方に対してそれらは不要なものです。
言葉を携えるなら応援の言葉を
視線を投げかけるなら応援の目線を
態度で示すなら勇気の行動を
それらを従えていると、感動的なことが起こりますよ。
それを書いてしまうと感動が減ってしまうので、あなたが自分で体験してみてくださいね。
たぶん、想像の倍以上の感動が起きるはずです。お楽しみに。
優位に立ちたい気持ちの本当の意味
ちょっと戻りますが、旦那さんを打ち負かして優位に立ちたい人って、自分で自分のことを否定したり、卑下したり、大したことないって見くびっている傾向があるんです。
アラフォー女性のAさんは旦那さんに対して滅茶苦茶攻撃的でした。暴力を振るうことはなかったけれど、言葉も態度もトゲトゲしいもので、旦那さんからもチクチク嫌味を言われる始末。
ただ、Aさんは旦那さんから嫌味を言われると受け取っていましたが、私はそれって「旦那さんの愛情なんじゃないかな」と感じていたんですね。
それをお伝えすると「えぇっ!!あれが!」と驚かれたんですが、3か月のセッションが終わる頃にはご本人もそれに気づかれたようで、表情がずいぶん柔らかくなられたんです。
Aさんはこんなふうに仰っていました。
「あのまま気づかないでいれば、ギスギスした関係のまま、夫婦仲は悪化の道を辿っていったでしょう。気づけて本当に良かったなって思います。私がさびしかったぶん、旦那もさびしかったみたいです。今はふたりで会話していてもなんだかケンカになることもなく、うそみたいです」
素直になるって大切ですね。
あ、素直になるのは、まずは相手に対してではなく、自分に対して。
それが肝心です。
stand.fm音声配信|夫に負けない方法、知りたいですか?
stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています
では改めて、今日のメッセージ
夫に負けない方法、知りたいですか?
毎日夫と勝負しているという人は、毎日が戦場のはず。そろそろ終戦したい・・・というあなたはご相談ください。