ずっとひとりで実家にいる私のさびしい悩み
婚活をしていて空しさを感じてしまいます。自分のアピールポイントもよくわからないし、相手からどう見られているのかが気になってしまい自分らしさが出せません。
もくじ
ずっとひとりで実家にいる私のさびしい悩み
正しい恋愛の悩み方:愛のトリセツ、結婚願望が盛大に空回り中というあなたへメッセージです。
婚活中のある40代女性は一時期ひとり暮らしをしていたのですが、もろもろ事情が重なって、現在は実家で家族と暮らしています。
実は彼女、こんなふうに仰います。
「家族と一緒だから淋しくないでしょう?」なんて思われることが多いんです。でも実際はものすごくさびしいんです。
住み心地の良いはずの自分の家で、なんとなく居場所が違う感を感じていらっしゃるようなんです。
「この寂寞とした孤独感、どうしたらいいのでしょう」
「ずっとこのままひとりで実家暮らしになっちゃったらどうしよう」
「実家にいると余計に寂しさを感じてしまうんです」
彼女はどうしたらこの状況から抜け出せるのでしょうか。
ということで、今日も3つに分けてお伝えする愛のトリセツ、はじめます。
望まないタイプから言い寄られてしまう
ずっと独身で、実家暮らしで、そこになんとなく「サビシサ」を感じてしまっているとしたら。
その「サビシサ」の根源は心の叫び。
単純に「自分のペースが整っていない」というせいかもしれません。
こういう「自分のペースが整っていない」弊害って、婚活中であれば婚活のなかでも出てきてしまいがち。
それはどんなカタチで出てくるかといえば・・・
- 相手のペースに振り回されてしまいやすい
- 好きでもないタイプから迫られてしまう
- 思っていることを素直に言えない
なんていうふうに、自分の意に反する方向に行ってしまいやすくなるのです。
自分に自信がない・・・というのは、自分を信用できていないということです。
実家暮らしだったとしても、心の中に罪悪感がなければさほど影響はないのです。でも「実家暮らし」というところに、独り立ちが出来ていない罪悪感みたいなものが潜んでいると、ちょっと問題アリです。
そんな罪悪感からくる自信のなさが、婚活中ににじみ出てしまうのです。
先ほどの例のほかにも、つい相手の言いなりになってしまう・・・なんていう状況になってしまうこともあります。
でも現実それこそが、好きでもないタイプ、望んでないよという人から迫られてしまう原因になっているのです。
実家を出るには自然なカタチが「結婚」
そんな流れを作りたい・・・
もし、そんなふうに思って婚活している女性がいるとしたら、私はまず「実家を出る」ということを先にしてしまうことをお勧めします。
望む相手はどこにいる?
実家暮らしが居心地が良すぎて結婚しないという人もいますが、結婚したいと本気で望むなら「実家」をまず出て、本当の「ひとり」を体験してみることです。
- もっとさびしい?
- もっと孤独?
- ひとりに耐えられなくなる?
どうでしょう。
- 思いがけず天国
- 思っていたより自由
- ひとりでもやっていけるって自信が持てた
なんてことが起きるかもしれません。
人に振り回されやすい人や、罪悪感を感じやすい人は、ひとりになることによって「自分のペース」を取り戻すことができるはずです。
そしてなんと。
あなたの望むホンモノの相手とは、あなたが自分のペースを取り戻してこそ、あなたの目の前に現れるのです。
だって、あなたとあなたの結婚相手は、あなたとあなたの結婚相手でその暮らしを育んでいくんですもの。
自分のペースを守るということは、そのペースを基盤とした相手と出逢うためにはとっても大切な基礎となります。
突破口はここにある
そうは言っても「今すぐひとり暮らしなんてできない」というあなた。
「できない」というものを「できる」にするためには順番があります。
そう、不可能を可能にする方法は「ひとり暮らしをしている自分をイメージする」ところから始まります。
ひとり暮らしをしている自分が、どんな気持ちでどんなことをしているか。
そこに「楽しい気持ち」や「嬉しい気持ち」が既に感じられるなら、もう「住む場所探し」に進んでもいいくらいです。
ひとり暮らしをイメージすると、心に黒雲がわいてきて不安でいっぱいになるという人は、その不安が消えないうちはちょっとストップです。
たとえひとり暮らしにGoしたとしても、罪悪感でいっぱいになってしまうかもしれません。
実は、両親に対して罪悪感を抱きやすい人はとても多いんです。
そういう人は親より幸せになることを遠慮している傾向があります。
自分は親より幸せになってはいけない・・・
そんなふうに心のどこかで頑なに信じてしまっているのです。
その遠慮と罪悪感が、もしかするとあなたを縁遠くしているのかもしれません。
あるアラフォー女性で結婚したいと切に願っていたご相談者さまがまさにそんな感じでした。
シングルマザーで自分を育て上げてくれたお母さんの苦労は、自分から見ても並大抵のものではなかったと、彼女は言います。
だからこそ、彼女が幸せになることが親孝行なのだけれど、彼女は自分が幸せになることに罪悪感を持っていました。
幸せになりそうになると、自分からぶち壊してしまっていたのです。
ひとり暮らしもなかなか出来ませんでした。
でも、転職を機にひとり暮らしをすることになり、お母さんから離れた途端、彼女は不安でいっぱいになったそうです。
ひとり暮らしをする自分より、ひとりになってしまったお母さんが心配でたまらなかったそうです。
ただ、彼女の心の中に潜んでいた本当の気持ちは、自由と軽やかさでした。
お母さんを信じて、ひとりでもやっていける自分のことも信じて、それまでのお母さんへの気持ちと自分の本当の気持ちを尊重するようにしました。
すぐに出来たわけではありませんが、心の軌道修正セッションで露出してきた本当の気持ちに気づいてからは、自分の中にある「本当の気持ち」に正直になることこそ、突破口になりました。
お母さんが大好きな彼女でしたが、我慢してきたことも相当あったからです。
- 甘えたいのに甘えられなかった
- ワガママ言いたいのにやっぱり言えなかった
- やりたいことがやれなかった
小さい頃に抑え込んでいた想いがたくさんあったことにも改めて出逢いました。
ひとり暮らしは子どもの巣立ちです。
そしてそれが、親子の絆をより深くするものです。
子どもは親に感謝するでしょう。
親は子どもをいっそう信頼することでしょう。
そして「幸せになって」と遠くから祈る術を知るでしょう。
stand.fm音声配信|ずっとひとりで実家にいる私のさびしい悩み
stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています
では改めて、今日のメッセージ
ずっとひとりで実家にいる私のさびしい悩み
婚活がうまくいかないという人が無意識に抱えている罪悪感は、婚活をうまくいかなくするばかりか、人間関係でも不具合を起こしやすいものです。心をクリアにして軽やかに過ごしていきたい、というあなたは一度お話をお聞かせください。