再婚するなら「いうこと聞いてくれる人」がいいんです
ご相談者さまの半分近くが、離婚を経験して再婚を望んでいる方ですが、再婚するにあたりさまざまな「希望」や「夢」を抱いているものです。
もくじ
再婚するなら「いうこと聞いてくれる人」がいいんです
正しい恋愛の悩み方:愛のトリセツ、相手に望むものが的外れになってるかも?というあなたへメッセージです。
あるバツイチのAさんはまもなく40代を迎えるアラフォー。派遣社員としての仕事しています。
旦那さんと離婚したのは、一緒にいても心に冷たい風しか吹かなかったから。
恋愛結婚だったAさんですが、結婚生活を送る中での夫婦関係は氷の中にいるような冷えたものでした。
旦那さんは帰宅後部屋にこもって仕事もしくはゲームに夢中。子どものいないAさん家庭は、夫婦の会話も夫婦の関係も「意味がない」とAさんが感じているように、もはや破綻しているように見えました。
それでも、Aさんは文句も言わずただ家事をこなし、自分の仕事をする毎日でしたが、やっぱりどこか虚しさが漂ってしまい、気持ちが報われない日々だったのです。
ということで、今日も3つに分けてお伝えする愛のトリセツ、はじめます。
言うこと聞いてくれる人
そんなAさんも離婚をしてそれきりという気持ちではなく、いずれ再婚をしたいと考えていました。
自分が派遣社員で実家暮らしということにも、引け目を感じていたようなんです。
でも、今度結婚するのなら、絶対にこれは外せないという想いがありました。
それは・・・
「私の言うことを聞いてくれる人」
こういう想い、あなたはありますでしょうか。
どんな結婚相手がいい?と聞かれ、「私の言うことを聞いてくれる人」と答える人の本当の心情とはどんなものでしょうか。
これは、「人の言いなりになって生きて来た人」が望む想いなんです。
そう。Aさんももれなく「人の言いなりになって生きて来た人」でした
夢も希望も叶わなかった幼少期に
ふたりのお兄さんがいるAさんの小さい頃は、何ごともお兄ちゃん優先に感じられるようなそんな暮らしの中にいたそうです。
お父さんもお母さんも、お兄ちゃんが最優先。そして、お兄ちゃんばかり褒めてもらってる・・・と、そんなふうに感じていたそうです。
お兄ちゃんは大いばりで、Aさんを蔑んだりこき使ったり、まるで奴隷のようだと思ったそうです。
同時に、幼いAさんは、お母さんも同じようだと感じていました。
お母さんもお父さんの言いなりだ。
お母さんもお父さんには反論できない。
女は男に歯向かっちゃいけないんだ。
女は男に意見を言ったらいけないんだ。
Aさんはそんな思い込みを小さい頃にしていました。だから、男の人が怖いし、反論したらいけないと思っているし、意見するなんて絶対できないと思っていました。
ただ奴隷のように我慢しなければいけないんだ・・・女は無力だ・・・私は価値がないんだ・・・そんなふうに自分を責めていたのです。
同時に、自分の考えや意見を持つことには罪悪感を持っていました。
自分の夢を叶えてくれるものは?
お兄ちゃんの言いなりになっていたAさんは、やがて旦那さんの言いなりになっていきました。お母さんがお父さんの言いなりだったように。
だけどそれは本当の本心なのでしょうか。
Aさんの再婚相手への望みは「私の言うことを聞いてくれる人」ですが、それって今のAさんにとっては裏側に罪悪感がたっぷり潜んでしまっています。
いざ、言うことを聞いてくれると、申し訳なく感じたりさらに強い罪悪感を持ってしまったり、お願いごとがエスカレートしてしまうのです。
派遣社員で働くことにもなんとなく罪悪感を持っていたAさんですが、「私には正社員で働く価値なんてない」という想いが根付いていて、就職活動しても勇気が出ませんし、面接官が男性だともはやホンモノの自分は封印してしまっていたのです。
- 私は私のままでいい
- 自分で自分のしたいようにしていいんだ
というそう在りたかった心に軌道修正することができてからは、「私は人に言うことを聞いてもらわなくても大丈夫」「私は私で大丈夫」と思えるようになりました。
そうしてお互いを尊重できる再婚相手と巡り逢えたのです。
自分の夢は、人が見せてくれるものではなくて、自分が見るものですものね。
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stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています
では改めて、今日のメッセージ
再婚するなら「いうこと聞いてくれる人」がいいんです
言うことを聞いてくれる人をどうしても望んでしまう・・・というあなたはご相談ください。