言い訳がましい彼にうんざり
なんでイチイチ腹が立ってしまうのだろう。彼の言い方、彼の言い訳、本当にイライラしちゃう。ああ言えばこう言うし、こう言えばああ言うし。じゃあ別れたら?って言うのはナシだけど。
言い訳がましい彼にうんざり
正しい恋愛の悩み方:愛のトリセツ、私の言葉が足らないのかな?彼の解釈が浅はかなのかな?と考えがぐるぐるしちゃうあなたへメッセージです。
こっちはこういうつもりで言った
でも、あっちはそういうつもりで言ったわけじゃなかった
こういうことって、恋愛だけでなく、友人同士でも職場でも、結婚生活でも起こりますよね。
気持ちの行き違いというか、言葉の受け取り違いというか、「あ、違ったのね」と軽く済ませられることもあるのに、彼の言い訳が度重なってくると「またか」となっちゃうし「モノは言いようだよね」と、彼の感性を勘ぐってしまうことってあると思います。
彼がつい言い訳してしまうのには理由があります。しかも、それはあなたのせいではないのです。じゃあ、どうしたら言い訳しなくなる?ということで、本日の愛のトリセツはじめます。
男なんだから言い訳するな?
いえいえ、男だから言い訳をするんです・・・なんて言ったら、男性は「そんなことない」って仰るかもしれませんが。
そもそもなんですが、夫婦でも恋人でも起こりうる「わかってくれているに違いない」という勘違いは、男性に限らず女性でもしてしまいがちです。
今回、「言い訳がましい彼」というテーマでお伝えしていますが、例えばこういう時のこと、あなたはどう感じますか。
とある週明けの月曜日のこと、彼が「今度の土曜日空いてる?」と聞きます。あなたは「空いてるよ」と答えます。彼からは「わかった!」との返事。土曜日は彼とデートになりそうだな、とあなたは予測します。
ところが。
火曜日、水曜日、木曜日と時が過ぎても、それきり彼は何も言ってきません。そうこうしているうちに、木曜日に友人から大好きなアーティストのLIVEに誘われます。しかもそのLIVEは今週土曜日。ところが、あなたは彼からのことがあるので「ちょっと時間ちょうだい」と答えるのがやっと。
こっちとしても、好きなアーティストのLIVEも気になるので、彼に連絡してみると「明日の予定がハッキリしない」との返事。
ここであなたは思います。「私の都合を聞いたのは何?あなたが空いてるから私に空いてるか聞いてきたんじゃないの?馬鹿にしてる!」と。「そうなんだ。わかった。」と、ガッカリ感とカチンと来たあなたは、友人に「明日のLIVE、行きたい」と連絡します。
ところが土曜日、友人との待ち合わせ場所に向かっていると彼から連絡が。
「今から来ない?前に行きたがってた●●に行こうよ」と。
こっちはもう友人と会う直前。何を今さら状態。
「土曜空いてると聞かれたから連絡待ってたけど、来ないから今日は友だちとの予定入れちゃった。また別の日に。」と連絡したら、「予定が入っちゃったんなら仕方がない。でも、土曜に予定が空いてるか聞いただけで、土曜に絶対にデートしようとは言ってない。今日ハッキリしたから連絡したんだけど。」と返信が来ました。
どうやら、彼の「わかった!」は私が土曜空いているかどうかに対しての「わかった」であって、彼が「土曜に私と何かするとか何処か出かける」とか、そういう決定事項ではなかったようなんです。
彼の「わかった」を「土曜にデートが入る」と早とちりした私がダメみたいなカタチになってしまったけれど、正直、彼の考え方というかモノの言い方にがっかり。
これはもう「男だから言い訳するな」というよりも、「相手の時間を何だと思っているの?」ですよね。常々お伝えしている通り「時間=命」ですから、あなたの大切な命とも言える時間を削られた気持ちになるのは無理もないこと。
ただ。あなた自身も気をつけなければならないことがあります。
自分を優先できますか?
大好きな彼からの誘いがあれば、そりゃ嬉しいですよね。
「土曜日空いてる?」と聞かれたら、「デートに誘われるかも」というか、「デートに誘われたも同然」と思って当然です。
でもね、その後も結構大事なんです。何が大事かって言うと、コミュニケーションです。一方だけに任せないために、「空いてるけど何?」という部分をあやふやにしないこと。恋人同士なんですから「待ち」の姿勢だけではいないこと、です。
彼の言い訳がましいのはもちろん良くないのですが、この彼の場合、段取りが悪いのと言葉足らず過ぎなところがあります。と同時に、本質的に彼女を大事に扱っているのかな?という疑問が湧いてきます。
つまり、相手に不安な気持ちを芽生えさせたり、迷わせたりするのって、恋人としてどうなの?と言わざるを得ません。
彼女もまた、「彼が何か考えてくれてるのだから、そっと待っていよう」としないこと。特に、今回は「大好きなアーティストのLIVEに誘われる」という事態も起こっていますから、なおさらですね。
- 彼とのデートがなければ、そのアーティストのLIVEに行くのか
- 彼とのデートがあっても、そのアーティストのLIVEに行きたいのか
いろんな心情が渦巻いてしまい、天秤にかけている自分がイヤなヤツのような気がしてしまうかもしれませんが、それが「自分を優先できるかどうか」であって、それが出来るかどうかで、不満が残らない付き合いが出来るかどうかにも繋がっていきます。
ココでの彼女の連絡の取り方のひとつとしては次のような感じでしょうか。
友だちからLIVEに誘われた段階で、彼に聞いてみることです。「土曜日空いてる?って聞かれたけど、何か私と一緒に過ごす予定をプランニングしてくれていた?」と、です。私なら最初の「土曜日空いてる?」の段階で聴いちゃいますけどね。
聞きそびれたんだとしたら、自分が行きたいものが出来た時点で彼に確認すること、です。今回の場合だと金曜日ですね。
ここでは2つの選択肢があります。
- 彼とのデートをブッチしてもそのアーティストのLIVEに行きたいかどうか。
- 彼とのデートの内容によっては彼を優先したいかどうか。
です。
でも、そのどれでもない「まだわからない」という状態なのが今回の状況です。わからないのだから、彼との予定が入るかもしれないし、入らないかもしれないということです。
ここで今後を左右するのは、そこで「じゃ、私、友だちから誘われてる予定が入ったから、今回はそっちに行ってくるね」と言えるかどうか、です。
そこで彼に合わせる方を選ぶ人は、これからも彼によってイライラさせられたり、何となく不満を抱えてしまうかもしれません。いつでも「待ち」の姿勢で、能動的にアクションが起こせないままダラダラ時間が過ぎてしまうことになる可能性大です。
言い訳させない伝え方って?
それは、あなたの意志をハッキリ伝えること。そして、納得いかない説明をされたなら、そこにあやふやな態度で誤魔化さないこと、です。
相手から見て、あなたが都合の良い女になるかどうかの瀬戸際にいるのだと認識しましょう。
いつでも空いている女
俺のためなら予定を空ける女
これって、都合の良い女の典型です。
あなたの人生に起きるあなたのスケジュールは、彼の都合に振り回されるべきものではありませんよね。とはいえ、お付き合いをしているのだから、双方のコミュニケーションは必須です。誤解があっては愛情も深まりませんものね。
ただ、とかく男性が言い訳がましいことを言う時って、若干後悔も芽生えている時でもあります。
こういう時にガンガン責めて文句を投げつけるという言動は逆効果。これは「怒り」に見せかけているだけで、実際感じている「悲しみ」が引っ込んでしまいます。もちろん、大事にされなかったという「怒り」はあるでしょうが、その奥には耐えがたい「悲しみ」が潜んでいることが多くあります。
この悲しみがあるから「単刀直入に彼に言えない私」になってしまいます。
ハッキリ言えないという人は、ハッキリ言うことが怖くもあります。ハッキリ伝えることでイヤな目に遭っていたり、たしなめられたりした経験によって、本音は本心を封印するクセをつけてしまった過去があるのです。
そのクセを取り払うことが出来れば、いつでも屈託なく素直な気持ちを表現できるあなたに還ることができ、恋愛や結婚生活においても、ありのままの自分を出せるためラクに肩のチカラを抜いて生きていくことができます。
心理ワークや心理セラピーは、そんな本来の自分に還るためにとても有効に作用するものです。→ お客さまの声
stand.fm音声配信|言い訳がましい彼にうんざり
stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています
では改めて、今日のメッセージ
言い訳がましい彼にうんざり
言葉足らずな彼に振り回されてしまう。自分の言いたいことがうまく話せない。もっと心のこもったコミュニケーションが取りたいな・・・というあなたはご相談ください。一緒に進んでいくお手伝いをしています。