離婚した方がいい?夫との会話が全然ありません
付き合っている3年間、ほぼ喧嘩もなく結婚。ただ、結婚してからは意見が異なることが多くなり。自分の意見が通らないと夫は不機嫌に。1週間無視して来ることもあって。
もくじ
離婚した方がいい?夫との会話が全然ありません
正しい恋愛の悩み方:愛のトリセツ、そんな夫に耐えられず機嫌を取ってしまって後悔しているあなたへメッセージです。
もともと、あんまり喋らないほうだった旦那さんは、今現在は奥さまが話しかけて会話が成立するという間柄。
子どもが生まれてからはさらに意見が合わず、夫の無視や空返事が増えてしまい、このまま結婚生活を続けるのもしんどくなってきてしまいました。
ただ、思うんですよね。
付き合っていた3年間に「ほぼ喧嘩もなく」というのは、そんな関係性、つまり「もともと会話がなかった」からかもしれない、と。
お互いの想いを伝え合うとよくわかるのですが、愛し合うふたりですら、違う人間同士なのですから、当然常に同じ考え方とか同じ感じ方の訳がないのです。
つまり、人がふたりいてそれぞれが主張を持っていたら、ぶつからない方が不自然なのです。
食べたいものだって、観たいテレビだって、行きたい場所だって、毎度同じってわけにはいきません。でも、違うからこそ「合った時」が面白いのです。
この奥さまのように「夫のご機嫌」を取り始めてしまうと、ぶつかることが怖くなります。なので、結果としてますます会話は減っていきます。ということで、本日の愛のトリセツはじめます。
揉めないからOKなわけじゃない
このご夫婦は、結婚前の3年間のお付き合いのなかで、ほぼ喧嘩がなかったと言っています。でも、揉めないのは会話がないせいの場合も多々あるんですね。
夫婦になって「会話しなければならないこと」が増えてきてようやく、気づくことが増えてきたのでしょう。
以前はぶつからなかったのに、今はぶつかる
というところだけ拾って、「夫とは意見が異なる」という着地点だけで終わらせていると、その先の展開がなされず平行線のまま話が終わってしまいます。
現在、旦那さんは帰宅後はほぼ喋ることもなく、自分のやることさえ済めば、部屋にこもって好きなことをしている状態。時々子どもの面倒を見たり、簡単な家事分担はこなすものの、妻との会話はほぼありません。
もう、そんな旦那別れちゃえば!?
と言いたくなるところですね(笑)。
夫婦の会話は一方的であってはならない
このご夫婦はどうやら、妻があれこれ話を振って、旦那さんが答えるというカタチになっているようなんですね。ということは、話を振る前の「気づき」に関しては、圧倒的に妻が多いということ。
現実、育休中で自宅にずっといる妻の方が、夫婦間で話すべき事柄に気づきやすいということもありますが、その話の振り方やタイミングをどう取っているのかなというところも気になるところです。
旦那さんだって一日中遊んでいるわけではなく、家庭は休息の場。そこにどこかいつも不満げな妻がいて、疲れたところに振られる話の内容は、即答できないようなことばかり。
妻側は、溜めに溜めて「ここぞ」と言う時に一気に話そうとするから、旦那さんは消化不良気味になって、「あぁもういいや」となりやすい。「お前勝手に決めてやってくれよ」となる。
要するに妻に甘えている状態なんですが、そこに納得がいかない妻の気持ちもわかります。
もっと協力してくれてもいいんじゃないか、もっと話を聞いてくれたり、家や子どものことに興味を持ってくれてもいいんじゃないかって、あれこれ思うわけです。
友人やママ友、職場の同僚の旦那さんの話を聞いたりすれば、あまりにも自分と違い過ぎて、はぁ・・・という嘆息とともに未来が暗くなってしまうのです。
けれど、ひとりで暗くなっている場合じゃないんです!この旦那さん、このままじゃ何も変わりません。いや、旦那さんを変えようとしてはいけません。
あなたが納得できる状態になれるよう、あなたが動く段階にきているのです。
コミュニケーションは愛
コミュニケーションは愛がなければ生まれませんし、弾みません。片方だけが立て板に水のように打ち付けても無意味です。
このご夫婦の場合、一旦離れるのもひとつの方法でしょう。
育休中ということなので、妻が子どもを連れてご実家に帰るのも良し。お互いがお互いを本当に必要なのかどうか確かめる時間が必要なのかもしれません。
この旦那さんは、ひとまず家庭の中において「自分のすべきことさえすればあとは俺の自由」というふうに見えます。そこに妻からあれこれ追加で言われることへの防御なのかもしれませんが、それでは今後一生このままになってしまうかもしれないという不安で、日常が本当につまらない毎日になってしまいますよね。
あなたにとって彼は必要なのか
彼にとってあなたは必要なのか
それを一度冷静に見つめ直してみることをおすすめします。
お子さんがいらっしゃるので、短絡的に離婚を選ぶことだけは避けたいもの。一例ですが、子どもにとっての父親であることを尊重できるのであれば、離婚後も子どもと旦那さんの面会は続行できるでしょう。
今回のこの状態は、結婚前のコミュニケーション不足というか、コミュニケーションへの手抜きが招いた結果です。修復するためにもコミュニケーションは必要ですが、旦那さんが話したくなるようなコミュニケーションの取り方も大事ですね。
コミュニケーションって、一方だけが満足するためのものではありませんから。
ちなみに離婚後の生活には不安を感じると思いますが、このままの生活を続けていくより生産的な場合も多くあります。どっちを選んでも自分が幸せになる。子どもも幸せになる。そう確信できるものを選べるあなたであってください。
stand.fm音声配信|離婚した方がいい?夫との会話が全然ありません
stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています
では改めて、今日のメッセージ
離婚した方がいい?夫との会話が全然ありません
旦那さんとの会話がイヤで、いつも避けていたという妻が、気づいたら夫とお茶を飲む時間が楽しくなっていた、というケースがありました。その女性の場合は、自分が作り出していた幻によるコミュニケーション不足だったんです。もし今、そんな状況にいらっしゃったら、一度お話をお聞かせください。一緒に進んでいくお手伝いをしています。