また3ヶ月で終わってしまった恋

私の恋のサイクルは3ヶ月。もう予測がついてしまう。出逢って最初の1ヶ月はワクワク。2ヶ月目は慣れてきて、3ヶ月目に飽きてしまう。もしくは飽きられてしまってジエンド。辞めたいな、このパターン化された恋愛サイクル。

また3ヶ月で終わってしまった恋

正しい恋愛の悩み方:愛のトリセツ、短い恋愛サイクルが定着しかけてしまっているあなたへメッセージです。

これ、ちょっと思い返してみてほしいんですけど、新しい恋愛をするとき、前の恋愛を参考にし過ぎていませんか?

新しい恋愛って、初めて観るドラマと同じようなもの。

その結末は誰も知らないはずなんです。

でも、まるで一度観たドラマの再放送を観ているかのように、新しい恋愛に取り組んでいるとしたら?

それってひとつ前の恋愛を、今の恋愛で復習または間違ったところを見直ししているようなもの。

今お付き合いしている人は「まったく知らない新しい彼」であることを、改めて認識したうえで、新鮮な気持ちで恋をすることがキモになってきます。ということで、本日の愛のトリセツはじめます。

短い恋を繰り返す人って?

花火のような恋ばかり・・・と、出逢って付き合うものの、すぐに別れがやってきてしまうのだとしたら。

  • その原因って何?
  • 私がいけないの?
  • 私に見る目がないから?

と、自分を責めたり自問自答してしまうのは無理もありません。

 

やさしいあなただから、きっと「相手のせい」とは思いたくないだろうし、相手のせいでないのだとしたら「それはやっぱり私のせいなんだ」と着地してしまうでしょうから。

 

短い恋を繰り返すからといって、けして飽きっぽいのでも、恋愛下手なわけでもありません。

 

単純に何が起きているのかというと・・・

現実を受け容れていない

ということなのだろうと思います。

 

夢見る夢子さんなのかもしれないし、ものすごく理想がハッキリしているのかもしれない。

判断が早くて、見切りも早いのかもしれない。

 

でも、これらのことって、単純に言ってしまうとこれです。

単なる臆病さん

深く傷つくなら、傷が浅いうちに・・・

これ以上深入りしたら、自分を見失ってしまうかも・・・

のめり込みたくない、いえ、のめり込むなんてイケナイこと

 

なんて、恋愛することがまるで「悪いこと」のように、禁止事項のように、まるで誰かの言いつけを守っているかのように、どこか本気になれないのです。

 

だからどこか熱くなれない

いえ、熱い想いはあるのだけど、オモテに出せない

まるではしたないことをしているかのような気持ち

 

それは、親への、特にお母さんへの罪悪感みたいに、あなたの心の底にズンとぶら下がっているのです。

 

こんなふうに、お母さんに逆らわず良い子で育ってきた女子に多いこの感覚が、短い恋を繰り返すパターンになっていることがあります。

お母さんの言う通りにしておけば間違いないのよ

という教えに従って生きてきたのですから、そうじゃない道を選ぶことはめちゃくちゃ怖いんです。

 

お母さんの言う通りになんてしたくない!という想いがあっても、お母さんの言う通りにすることに慣らされて生きてきたわけですから、そこに逆らうことはものすごく怖いことでもあるのです。臆病の源ですね。

 

また、臆病さんは「楽しみたい」よりも「傷つきたくない」という想いが強いため、「前例にならいやすい」という部分も見逃せません。新しい彼をまっさらな状態で受け容れることができず、過去の恋愛パターンに頼ってしまうというか、当てはめて比較してしまう傾向があるのです。自分を防御するために無意識にしていることでもあるのですが、「またダメだ」という感覚がもたげ始めてしまうと、軒並み良くない方向に展開してしまうという厄介なものです。

また同じだ!はNGの始まり

自分の発想を持つことを制限されて生きてきた優等生女子にとって、自由な考えや溢れ出る感覚のまま生きて行くことは、とっても勇気が要ることなのかもしれません。でも、生まれた赤ちゃんは誰もが自分の自由な感情と感覚なんですよね。

 

  • お腹が空けば泣くし、おむつが汚れても泣く。
  • お腹が満たされればスヤスヤ眠り、あやすと笑う。
  • 人見知りをして怖がったり、大きな音にびっくりしたり。

とっても自然な反応です。

 

ところが・・・

  • お腹が空いても笑顔で仕事するあなた。
  • イヤなことをされても笑顔で対応するあなた。
  • 知らない人とも笑顔で接するあなた。

オトナな対応ですが、これって本当の気持ちがどこかにいっちゃっているとも言えます。

 

Noなことにも、Yesの表情ができるあなただから、それだけ冷静に辺りを分析して対応できてしまうんです。

 

ただ、これが恋愛になると厄介な結果を引き寄せてしまいます。

 

それは「当てに行く予測」です。

 

いえ、良い方向に当てに行くのならいいのですよ。悪い方向に当てに行くので「短い恋愛」に向かってしまうのです。

 

新しい彼とお付き合いを始めても「こういう場合はこうなるパターン」と予測してしまい、それが大抵「うまくいかなかった前の恋」だったりするのです。

 

例えばあなたが、双子の片割れAくんとお付き合いをして別れたとしても、双子のもう片割れBくんとお付き合いを始めたなら、AくんのパターンはBくんのパターンに当てはめてはいけない、ということです。

 

まっさらなAくん

まっさらなBくん

どちらも初めての相手です。

 

何も参考にならないし、予測もできません。

 

できることはただひとつ。

その都度、その瞬間を楽しむことのみ、です。

今の彼を新鮮に見る方法

先入観や予測が強めの人は、臆病さんとお伝えしました。

そのうえでお伝えしたいのですが、今の彼を新鮮に見るために必要なことは、イコール短い恋から卒業するためにも必要なことなので、しっかり胸に刻んでほしいのです。

 

どうしても「こういう場合はこうなる」と予測してしまう人は、すぐにこう唱えてほしいのです。

 

「過去の恋愛はなんの参考にもならない」と。

 

その言葉が自分の腑に落ちたなら、もう過去の恋愛に当てはめようとはしないはずなんです。それでもまた当てはめそうになったなら?

 

「何があなたを傷つけようとしているの?」と自分に聞いてみてください。

 

臆病さんは「傷つきたくない」ということを忘れないでいてほしいんです。

 

傷つくのが不安だから、要らぬ予測をして要らぬ不幸を呼びに行ってしまうのです。

 

でも、理由がわかれば落ち着きますよね。

 

「何があなたを傷つけようとしているの?」の答えがわかれば、落ち着いてくるはずなんです。

 

それは、意外にも自分自身であることも多いんです。

 

のりぴ塾生にも、恋愛が長く続かないと悩んでいる30代女性がいらっしゃいます。その女性は「自分から好きになるけれど、相手が振り向くと冷めてしまう」ということでした。まるでハンターゲームのように「恋はするけど相手が落ちたらそれで満足」みたいな。この女性の場合は、お母さんからの愛情のもらい損ね、受け取り損ねたことが原因でした。本当はこうしてほしかった、本当はこう言いたかったという小学生の頃の想いを消化していったところ、のりぴ塾卒業後2ヶ月目に素敵な彼が出来、その後ご結婚されました。

 

恋愛パターンが短期的で、自分の中にどこか冷めた部分があって、そんな自分のことを好きになれずにいたことにも気づいた彼女は「いろんなことが絡まり合って、私、自分のことを受け容れてあげていなかったんですね」と仰っていました。でも、その後、最愛の彼と出逢ってからは「ウソのように、何の迷いもなく、今の彼のこと受け容れていた自分がいました」とご報告してくださいました。

 

「人は何歳からでも、いつからでもやり直しができるってホントなんですね」と笑っていたのが印象的でしたが、ホントに人は何歳からでも、いつからでもやり直しができます。もちろん、あなたも。

stand.fm音声配信|また3ヶ月で終わってしまった恋

stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています

では改めて、今日のメッセージ

また3ヶ月で終わってしまった恋

またダメだったらどうしよう?という不安や恐れの気持ちを抱いていると、なかなか自信を持って進めません。すると、過去の恋愛パターンに寄せてしまったりします。恋に自信は要らないのです。勇気をひと粒だけあれば。その勇気ひと粒は「この人が好き」という想いに既に使っているのです。だから、そのまま進めばOK。どうしても不安がつきまといやすい方はご相談くださいね。


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