結婚したいのに結婚したくない男になぜか引っ掛かる
私は結婚して幸せな家庭をつくりたい!だからそういう相手とめぐり逢って恋をして、私の望むような結婚がしたい・・・ただそれだけなのに。
もくじ
結婚したいのに結婚したくない男になぜか引っ掛かる
正しい恋愛の悩み方:愛のトリセツ、なんで結婚したくない男に惹かれちゃうんだろう?・・・となっているあなたへメッセージです。
結婚したいのに、結婚したくない男性に引っ掛かりやすい人がいるとしたら、本当は結婚したくないのでしょう。
え!
結婚したいんだけど。
と思いましたか?
ただ、あなたの本心の部分では「結婚」を望んでいないのかもしれませんよ。
ということで、本日の愛のトリセツはじめます。
本当は結婚したくないのかもしれない
いえ、本当にこれ、そうかもしれないのです。あるあるですよ。無意識はいつもあなたの望んだ方向に舵を取っていきますから。
結婚したい!と言いながら、実は結婚したくないという無意識があるのだとしたら、当然無意識は「結婚しない」という状況をつくります。
なのでまず、自分でそこのところチェックしてみることがひとつです。
例えば・・・
自分ひとりの時間が失われるのはイヤだ。
これって、結婚したら「自分ひとりの時間が失われる」という想いが、というより、思い込みがあるということですよね。結婚したって、自分ひとりの時間が失われないと思っている人は、こんなことは敢えて意識にすらのぼってこず、実際に結婚してからも自分ひとりの時間が持てています。
自分ひとりの時間が失われるのはイヤだという想いは、つまるところ「自由がなくなる」「自由が減る」という想いでもあるでしょう。そして、そのことに「喜び」を感じられないのです。
こんなふうに思っていたら、当然「結婚したいけど、結婚したらしたで自由がなくなるしなぁ」という濁りが生まれます。自由以外にも、あなたが結婚したとしたら、今と違って「不可能になりそう」または「減ってしまいそう」だと感じているものがあるのかもしれません。
ただ、そこにフォーカスはあんまりしないことです。そうするとますます、そのことが意識に根付いてしまいますから。
それよりも、「結婚したい」の「結婚」がどこまでをイメージしているのか?を再設定してみてください。
実際、「本当に結婚したいのに結婚できないような人にばかり引っ掛かる」のだとしたら?そこのところがそもそもズレている可能性があります。
ですが、私個人的には、結婚したいのに結婚できないうような人にばかり引っ掛かる人の殆どが、「結婚」というものを「自分ごととしての幸福」ととらえていないことが多いように日々感じています。
のりぴ塾生にも、結婚する前・結婚した後、離婚した人・再婚しようとしている人、さまざまな方がいらっしゃいますが、結婚を「点」でとらえている方がとても多く、同時に、パートナーに対して望んでいることが叶わず苦悩している方もまた多いのです。ただ、そこを乗り越えられた方は、その後、自分自身の軸を取り戻して「自分ごととしての幸福」を感じられる本来の姿に還っていかれています。→ お客さまの声
結婚したくないとしたら求めているものは?
さて、話を少し巻き戻しますが、根底に「結婚したくない」という無意識が潜んでいる場合、例として「自由がなくなる」ということを取り上げました。
この自由というものは、本来誰しもが自由であるものなのに、自由じゃないなと感じている人が「自由」というものを意識する、ということになります。
「私は自由よ」と言っている人ですら、さっきまで「気分最高!」という状況でも見知らぬ誰かの言動で、簡単に不快になってしまうことがあります。
見逃せない状況ということです。
「あんなこと言われた」
「こんなことされた」
「きっとこう思ったに違いない」
それによって、最高な気分に対して一気に雲がかかってしまいます。
こういうのって、自分でもいとも簡単につくれます。
不快だったこと、腹が立ったことを想い出しては憤慨したことはありませんか?もうその出来事はとうの昔に済んでいることなのに、いつまでも思い返してムカムカしたり。
ある出来事で感情が揺さぶられることは当然生きていればあるのですが、それをどうとらえるか、モノの見方で感じ方はいかようにも変化していくのです。
結婚したくないという無意識が、あなたのどこかに潜んでいるのだとしたら、結婚に対して負の感情がどこかでうごめいているのかもしれません。
それは例えば、
両親が仲が悪かった。だから私はあたたかい家庭をつくりたい。
でも、そうは言っても、あたたかい家庭ってどういうものかわかりません。だからとりあえず、あたたかい家庭を一緒につくってくれそうな人を探します。ただ、「あたたかい家庭を一緒につくってくれそう」なのかどうなのかは、表面からはわかりません。すると、居心地の良さを相手に求めることになるでしょう。
この居心地が曲者で、幼少期から不安定な感情を持て余して生きてきた人、親からの愛情を受け取り損ねた人、親からの愛情を否定してきた人、親から欲しい愛情が得られなかった人にとっては、居心地の良さというものが「逆」になっていることがあるのです。
- いつもどこかで心がチクチクしていた
- さびしい気持ちをこらえていた
- 何を言っても自分の声は届かない
- 誰も私に振り向いてくれない
- 大切に扱ってもらえなかった
- 話しかけても無視をされていた
などなど、そんな環境の中で、居心地の良さは何か?と言われても、時折微笑みかけられることや、時折ハナシを聴いてもらえることや、頑張ったら褒めてもらえたことや、おとなしくしていたら喜んでもらえたことが潜在的に積み上げられてきたから、その心地よさしか体験がないのです。
それって、ものすごく健気で頑張り屋の子どもで、本来の子どもらしさや自分らしさを封印した状態でもあります。それが、彼に対してあらわれてしまうから厄介なんです。恋愛も結婚も、深く「愛情」と結びついている関係性。親子間で真っ先に得られる「愛」と近いのです。
ほしいものをすりかえるな
今、オトナになったあなたにとって、もっともほしいものは何でしょうか。
「結婚」というものがしたくて、婚活を頑張っている人にはちょっと耳が痛いかもしれないけれど、自分が幼少期に得られなかったものをもしかしたら結婚生活で実現しようとしているのだとしたら、それは相手への依存に繋がって、得られなかった場合に大きなダメージを受け、傷ついてしまうことでしょう。
オトナのあなたがほしいものは、あなた自身が手に入れることができます。結婚したからといって得られるものではなく。
むしろ、ひとりでいる間に、本当にほしいものはそろっていることに気づくことです。結婚したいのに騙される、とか、結婚したいのに結婚できない相手に引っ掛かるというのは、あなた自身が相当自分を低く見積もっている可能性もあるのです。
下手(したて)に出ているというか、とにかく自分を下げているのです。恋愛はともかく(本当は恋愛もですが)結婚に関して言えば「この人でいいや」という、「この人で」という発想はいますぐやめること。
婚活していると妥協もしたくなるでしょうが、そもそも結婚相手を「条件」で選ぶことから離れてみてください。「いや、条件取っ払ったら、将来性のない人に引っ掛かるかも」って思うとしたら、環境を変えてください。
将来性がない人がいる環境にいることが、そもそもの誤りだと気づいてください。自分を極悪な環境に身を置きながら、救ってくれるヒーローを求めるのは虫が良すぎます(笑)。
自分の将来のパートナーは、自分の状況にマッチした人があらわれるのですから。それが、マッチングですし、身分相応とも言えることですし、バランスというものです。
自分の今ある状況・環境・健康状態。チェックするところから、です。実際、環境を整えてすぐに自分の理想のパートナーが見つかったのりぴ塾生もいらっしゃいます。その方は、今までいた自分の環境が、自分にとって当たり前だと思っていましたが、それが「諦め」だと気づいたことが大きかったようです。そしてその「諦め」の源にあったものは「自己否定癖」でした。
のりぴ塾生の8割が持っているこの「自己否定」を払拭し、心を整えることで、理想の彼に出逢い結婚に繋がっていきました。あんなに婚活を頑張っていた自分はなんだったのだろう?彼女はそう言って笑っていたのが印象的でした。→ お客さまの声
stand.fm音声配信|結婚したいのに結婚したくない男になぜか引っ掛かる
stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています
では改めて、今日のメッセージ
結婚したいのに結婚したくない男になぜか引っ掛かる
どうも私の婚活や結婚観、ちょっと進路変更が必要かも・・・そう感じたなら一歩進んでいますよ。軌道修正したい方は、一度お話をお聞かせくださいね。