離婚後、やっとできた彼。子どもがいてあまり単体で出歩けない私を想ってか、家に遊びに来てくれるようになったのはいいのだけれど・・・。レストラン等に行けないぶん、家でごはんを作ることが多くなって。そういうとき、ちょっとモヤモヤしてしまうことがあるんです・・・というあなたへ。

シンママの恋｜彼が来る時の生活費でモヤモヤ

正しい恋愛の悩み方：愛のトリセツ、シンママの恋愛についてお悩みのあなたへメッセージです。

早速ですが、シングルマザーをしている女性は、お子さんの年齢に関わらず、家庭を背負って立っているという感覚がものすごくあると思います。

 

• 私ががんばらなくちゃ
• 私が倒れたらヤバイ
• 私が子どもを守らなきゃ

 

一日じゅう、無意識に気が張っていて、否が応でも「しっかり」してしまいがち。

 

こういうの、新しい恋愛がスタートしても、やっぱりどこかついて回って、相手に対しても我慢したり甘えられなかったりしてしまうことありませんか？今日のテーマはそんなしっかり者のシンママさんが時々悩んでしまうこのテーマ「彼が来る時の生活費」について。

 

それでは、本日の愛のトリセツはじめます。

シンママ宅へ遊びに来る彼の気持ち

ところで、そもそもなのですが、たとえシングルマザーだったとしても、彼が彼女の家に「遊びに行く」または「泊まりに行く」というのは、彼にしてみれば「独身」「シングル」のそれと同じ感覚でしょう。遊びに行く側は、最初はなかなか「シングルマザーの生活事情」にまで気づくことはないかもしれません。

 

本当に素直に、遊びに行けることにこう感じていたりします。

 

• 何して遊ぼうか、どんなことが好きかな
• どんな一日になるか楽しみだな
• ゆっくり彼女に会えて嬉しいな

という「シングル」「独身」の男性が想うこと、プラス、彼女に子どもがいれば・・・

 

• 子ども達は懐いてくれるかな
• 子ども達とはどんな話をしたら喜ぶかな
• ゲームやおもちゃ、楽しく遊べるかな

などなど、ワクワク感と不安感が混ざったような気持ちを抱いているかもしれません。

 

とにかく、彼女はもちろん彼女の子ども達に受け容れてもらえるかどうか、気になるところはそういった点ばかり。自分のことで精一杯かもしれません。

 

特に、彼女が次に挙げるようなタイプの場合、彼は「生活費」とか「経済状況」などには、まず気づかないです。

 

• ガンバリ屋さん
• 苦労をオモテに出さない
• 甘えない
• 頼らない
• どこか壁がある
• しっかりしている

 

一方、シンママ女性側が、彼が家に遊びにくるとなると、実に細部に渡っていろいろ気を回していることが多いです。

 

• 子ども達、落ち着かなくなったりしないかしら
• 外にご飯に行くより、家で食べた方が落ち着くよね
• どんな料理がいいかな。子ども用とオトナ用と・・・
• 泊まるとなったら、お布団やバスタオルやパジャマとかどうする？
• 掃除！！片付け！ひえー、あっちもこっちもしとかなきゃ(汗)

 

などなど、思っているより結構慌ただしかったりします。日頃シゴトを持っていて、子どもたちの育児もひとりでこなしているシンママさんからすると、普段いない男性ひとり遊びに来ることで、ちょっとした年末大掃除状態になってしまうこともあります(笑)。

 

彼がシンママ女性の家に遊びに行く

シンママ女性の家に彼が遊びに来る

このふたつは、女性側と男性側ではちょっと温度差がある、とも言えるかもしれません。

小さな不満を積み重ねた結果、訪れるもの

大切なのは、ふたりの気持ちなのですが、「彼が遊びにくる」ということが重荷になり始めてしまうと、関係が冷えたものになってしまいます。

彼が遊びに来ることが、気づけば負担になっている。

自分の気持ちをあたたかいものにしてくれるどころか、不満の種と化してしまうんです。

 

• 彼は遊びに来てくれても、家で何もしてくれない
• ご飯を食べて行くけど、お金のことを気にしてくれたことがない
• 来てくれるのは嬉しいけど、唯一の休日も休まらない

 

など、一方（彼）は大満足、一方（彼女）は小不満がそこかしこ、なんてことが起きてしまいます。そうなれば、シンママさんの「気苦労」が積み上がってしまい、やがて「別れ」が来てしまうでしょう。

 

この原因は、「言えない」こと「頼れない」ことなどにあります。彼が気が利かないのでも、図々しいのでもありません。彼は「わからない」だけです。

 

離婚に至る前のことを少しだけ想い出してください。

 

• ひとりで頑張り過ぎていませんでしたか？
• 元旦那さんに言いたいこと言えていましたか？
• 自分の思っていることを言葉にすることをしていましたか？

 

離婚をすることで幸せになれる人となれない人の違いは、うまくいかなかった経験があるにも関わらず、それを変えようとせず、同じことをやり続けることです。

 

相手が変わっても、自分自身の根本的な部分が今まで通りでは、同じようなことで別れてしまうことだってあり得るのです。

誤解が生まれないカップルに

これは、シンママさんに限らないのですが、別れてしまうカップルの殆どが、お互いに「誤解」の感覚を持っています。

 

「こんなはずじゃなかった」という気持ちって、別れるときに感じやすい想いですが、そもそも「本当に相手を理解していたかどうか」がアヤシイものなのです。

 

誤解をしつつ、お付き合いをしていた可能性だってあるのです。だとしたら、誤解しない愛し方をすればいいだけのこと。そのためには持ってはいけないものがあります。

 

• 先入観
• 固定観念
• 予想・妄想

 

これらがあると、誤解がとっても生まれやすいのです。

 

• こうに違いない
• こうしてはいけない
• こうに決まってる
• こうなるだろう

 

事実とは違う方向に、あなたの脳内が決定づけていってしまいます。現実とは逆方向に。

 

そうでなくてもシンママさんの生活環境は、思っているよりずっと忙しいはず。「大変」と感じるかどうかはひとりひとり違うでしょうが、本来、夫婦ふたりでやることをひとりでやっているわけですからね。

 

そして、経済的にも「ひとりの肩」に荷が乗っかっている状態です。信頼できる彼が出来て、お互いのことをより深く知っていく過程で、ざっくばらんに話す時間を持てたら良いですね。

 

そのために大切なのは、肩ひじ張らずに相手に接すること。無駄に頑張り過ぎないことが、離婚を経験しているあなたに必要なことです。

stand.fm音声配信｜シンママの恋｜彼が来る時の生活費でモヤモヤ

stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています

では改めて、今日のメッセージ

シンママの恋｜彼が来る時の生活費でモヤモヤ