もう恋なんて面倒くさいんです
長年ひとりでいたら、彼氏だとか恋人だとか、ましてや結婚だとか、めんどくさくなっちゃって。もうこのまま一生ひとりのままでいいか、なんて思うんです。が・・・
もう恋なんて面倒くさいんです
正しい恋愛の悩み方:愛のトリセツ、「が・・・」となっているあなたへメッセージです。
恋なんて面倒くさいと思いながら、このページを読んでいらっしゃるとしたら、心のどこかに恋したい気持ちがちょこっと残っているのかもしれませんね。
本当に「恋なんてめんどっちー!」となっている人は、そもそもこんなページ読みません。
「そうは言っても、恋ってちょっと刺激があっていいよね」
「ややこしい関係にならないならいいかな」
「駆け引きがいちいち厄介だけど、それもまたトキメキ」
なんて、ちらっと思ってしまったり。
でね、「恋なんて面倒くさいんです」って仰る方のほとんどに言えることなんですけど、そういうことを言っている人たちって「面倒くさい恋」の経験者なんですよね。
恋なんて単純でシンプルだし、面倒くさいものでもないんですもの。ということで、本日の愛のトリセツはじめます。
「面倒くさい」って本心?
あなたの心を刺激するのは、もしかしたら周りの友人だったり、職場の同僚や後輩だったり、はたまた実家の両親だったり。
もっと自由に、恋だの結婚だの、人生の規定路線に乗っからず、オリジナルな道なき道を切り拓いて生きていったっていいじゃない!
と思うけど、でも・・・。
自然な気持ちからそうしているつもりが、どこか空しかったり、なんかスッキリしないのだとしたら?
それが本心からそうしているのではないのかもしれません。
周囲の言動に惑わされる自分が悲しくなったり寂しくなったり、つまり、周囲に振り回されないように、素足の波打ち際で、心ごと波にもってかれないように、グッと踏ん張っているような状態なのかもしれません。
恋なんて面倒臭い
パートナーがいたらやりたいことも出来なくなっちゃう
なんてもし、ホントにそう思っているとしたら?
あなたの心の中には
- 恋は面倒臭いもの
- パートナーがいると、やりたいことが出来なくなる
という思い込みがあるのでしょう。
さて、「恋愛や結婚が面倒臭いもの、パートナーがいるとやりたいことが出来なくなる」という思い込みは、いつからお持ちでしょうか。
例えばこんなことはありませんでしたか?
- お母さんがお父さんの文句ばかり言っていた
- 結婚している友だちが幸せそうじゃない
- お母さんはやりたいことも我慢して、家族の世話をしていた
- お母さんが「結婚なんていいことひとつもない」とこぼしていた
- お母さんがお姑さんにいじめられているのを見た
などなど、こういうことがあると、そもそも「結婚」に対して良い印象は持てませんよね。「結婚なんてするもんじゃない」「自由なんてないんだから」という刷り込みをされながら成長してきたようなものですから。
しかし・・・
恋は面倒臭くないもの、むしろ楽しくて人生がますます充実するもの
パートナーがいると、やりたいことがもっと自由にのびのびと出来るようになる
と私は思っています。両親は夫婦で言い合いをしたり、「子どもの世話でいっぱいいっぱい」に感じられるようなこともありましたが、それでも私は、自分以外の誰かとパートナーシップを構築していくことって、素晴らしいことだと感じています。
そして、やりたいことが出来なくなるというふうにも感じていません。ただ、これに関してひとつ付けくわえなければなりませんが。
実は、最初の結婚では「やりたいことが出来なくなる」「出来なくなった」というふうに、ものすごく感じていました。
気になるけど自信がない
恋なんて面倒臭いというのも、まぁ、それ以外が充実していればまったく問題ないと思うんです。
でももし、ちょっとでも気になってしまうのだとしたら、それは「自信がない」というそのことこそ本心なのではないかなって思います。
さまざまな分野では評価を得て、それが例えば趣味や仕事だったりすれば、周りから褒められたり、認められたりすることで、モチベーションが上がったり、さらなるやる気やステップに繋がることもありますよね。
でも、恋愛に関して言えば、評価どうのこうのはむしろ邪魔なものになります。
肝心なのは「心」「感覚」「情熱」です。しかも、自分の内側にあるものだけです。周りの評価は逆に気にしていたら、目の前の人が翳りを見せてしまうかもしれません。
そして、人を好きになるとき、相手からの評価をものすごく気にしてしまう人は、恋することを面倒臭いと言いながら、実はそれって「怖いこと」だったりするのです。
成果物が自分が作り出すものではなくて、自分そのものだから、相手に評価されてダメ出しなんてされようものなら、自分のことを全否定されたような気になってしまうんです。
ちなみに、仮に、相手があなたにダメ出しをしたとしても、あなたの価値になんの影響もないことなんですけどね。
だけど、恋愛不慣れな恋愛迷子さんたちは、怖くてしょうがないから一歩進むくらいなら、今のままでいいやって、諦めてしまうんです。
素敵だなと感じる気持ちを封印して、あなたを気に入ってくれる人がいたとしても、笑ってごまかしたり謙遜したりして、はぐらかしてしまうのです。
シャイと言ってしまえば聞こえはいいですけど、自己愛が歪んでいることによってそうしているので、意外と無意識に人を傷つけていたりもするんですよ。
面倒臭いと感じるきっかけとなってしまった思い込みを解消していくことで、もっと気軽に恋愛に飛び込んでいけるようになるし、そういう無意識の傷つけもなくなっていきます。
恋しても恋しなくても
あなたはあなた。
これは間違いないのです。
でもね、そんなあなたのことを好きだと思ってくれる人がいるように、あなたの心が何かにフォーカスをして、揺り動かされて、引っ張られるような気持ちになったとしたら?
その想いの炎は消さないであげてほしいのです。
あなたがこの世に生まれたのは、幸せになるためなんです。
そのあなたの心が動くっていうことは、生きる喜びで奇跡のようなみずみずしい魂の叫びです。
大げさじゃなくてね。
恋は人間相手じゃなくても出来ますが、生身の人間として生まれてきたあなただから、ひと粒の勇気を持って、今度気持ちが動いたら飛び込んでみてください。
何か滞っていた運命の輪が、回り始めるかもしれません。自信は要りません。勇気ひと粒だけでOKです。
stand.fm音声配信|もう恋なんて面倒くさいんです
stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています
では改めて、今日のメッセージ
もう恋なんて面倒くさいんです
面倒臭い恋だけど、気持ちが動き始めてしまった・・・どうしよう?というあなたは、一度お話をお聞かせください。その恋、応援しています。