親のケンカ腰コミュニケーションが婚活に影響
結婚がしたくて婚活中だけど、私の両親があんまり仲の良い夫婦ではなかったせいか、パートナーとの会話がどこかギクシャクしてしまいます。どうやら私の語尾がキツイみたいで相手が委縮してしまうんです。
もくじ
親のケンカ腰コミュニケーションが婚活に影響
正しい恋愛の悩み方:愛のトリセツ、仲良くするとか会話が弾むってどういうこと?となっているあなたへメッセージです。
結婚してから旦那さんとの会話がいつもケンカ腰で、普通の会話がなかなかできませんという既婚女性はご相談者さまにも多いものです。
今日お伝えしたいのは、結婚前のお付き合いの段階でのお話です。
ご本人はケンカ腰にならないものの、両親が夫婦喧嘩ばかりしていて、それを見て育ったある30代女性は、お付き合いしている男性と上手にコミュニケーションが取れないと感じていました。
この場合、両親のケンカ腰口調のおかげで、人に対して語尾が強くなってしまうケースもありますが、逆に、言いたいことをオブラートに包み過ぎて何が言いたいのかわからないと言われてしまうケースもあるでしょう。
どちらにしても、本来の自分らしさではなくて、戦闘モードもしくは防御モードになっているため対等な会話になかなかなれません。ということで、本日の愛のトリセツはじめます。
お母さんとお父さんが不仲の子ども
その時の子どもの気持ち、子どもだったあなたは、すごくイヤだったはずです。
お父さんとお母さんがケンカしている。
その理由はわからない。
けれど、いちばん身近な大人がケンカしている様子を目の当たりにして、何もできない自分とその状況にただオロオロするばかりの心の中は、怯えと悲しみと恐怖と・・・そして腹立たしさで嵐が吹き荒れるているかのような時間を体感していたのでしょう。
そして、たとえ事実はそうではなかったとしても「私のせいでお父さんとお母さんは喧嘩しているのかも」と感じてしまうことだってあるのです。
そうなるとどうなると思いますか?
私がいなければ両親は喧嘩にならないはず・・・なんて言う極端な発想に結びついてしまうことだってあるんです。
だって、小さな子どもなのだから。
まだ何も理路整然と物事をとらえることが出来ない子どもなのだから。
そうやって大きくなっていった子どもは、そうやって自分の物差しで、自分のメガネでモノゴトを推し量っていきます。
兎にも角にも、人目が気になるタイプの出来上がりです。
ガーガーうるさいお父さんを黙らせることが出来たお母さんが、どんな一言をお父さんに投げつけたか。
どういう言葉を言えば、お父さんがお母さんにどんなことをするか。
そういう時、お母さんはどう交わしていたのか。
全部、子どもの目線で見ているのです。
つまり、オトナになってからの婚活に影響する「親のケンカ腰コミュニケ―ション」とは、そうやって身についてしまった親の言葉の端々が、子ども目線で料理されて自分の中にインプットされることにより、最悪の事態を避けるための処世術なのです。
ちょっとのビクビクでも反応してしまいやすいので、パートナーと会話していてもすぐにケンカ腰になってしまったりもするのです。
負けてはいけない勝たねばならない
負けてはいけないと
勝たねばならないと
常に思っているというよりは、自分が傷つかないためには「勝つ」しかないと思っていたりするのです。
そもそも恋愛や結婚は、勝ち負けなんて全然関係ないものなのに、自分の両親が争いを展開している様子を頻繁に見ていた子どもにとってはちょっと異なります。
結婚していたって、やるかやられるかの関係なのだと。
結婚するまでに、自分が「勝ち」の状態を作り上げておけば安心だからと、本来楽しいはずの恋愛において「勝った負けた」という勝負を持ち込んでしまうので、当然ながら「終わり」が来るのも早いです。
しかも、大喧嘩して別れるケースがとっても多いのです。そして何より、恐ろしいことに・・・。
ケンカになりやすそうな人を選んでしまうのです。
こりゃケンカになるよね、というような相手ばかりが目についてしまうから、そういう相手と結果として出逢いやすいのです。
優しい会話がしたいなら
ケンカ腰コミュニケ―ションではなくて、心からあたたかくなるような関係性を望むなら、ふたりで優しくてほっこりするような会話がしたいと思うなら、どうしたらいいのでしょう。
そのためにはまず、あなた自身が武器を捨ててしまう必要があります。
その相手にその武器は必要なのでしょうか。
あなたは闘うために恋愛をしたいのでしょうか。
あなたにとっての結婚は、戦場になるのでしょうか。
どれも「ノー」だと言えるのなら、今すぐ心に身体に沁みついてしまった武器を捨ててください。
そのためにも「勝った」「負けた」という価値観を恋愛には不要なのだと、心に刻んでください。
愛する人は敵ではなくて、味方なのだと認識しましょう。
たぶん最初はこそばゆい感じがするかもしれません。
私のところにご相談にみえた30代前半の女性は、男性とバトルになるのはもちろん、ご本人曰く「いつもどこか相手を見下していた」ということに気づかれました。
お付き合いしている最中は、そんなこと思いもしなかったけれど、よくよく思い返してみると「私は彼のことをすごく見下していた」と。そして「私は人から見下されることがとても怖かった」とも仰っていました。
その女性は3か月のセッションを重ね、それまで持っていた武器を捨て続けました。その結果、今は幸せな結婚生活を送っています。婚活を辞めた途端、自然なかたちで旦那さまと出逢うことができました。
お父さんとお母さんの結婚生活と、自分の結婚生活は違う。
私は私のやり方で幸せになっていいんだ。
そう深く腑に落ちた結果、もうケンカ腰コミュニケ―ションは不要になったんですね。
あなたが今持っている武器は、どんな武器でしょうか。
それをスッパリ捨てることはできますか?
stand.fm音声配信|親のケンカ腰コミュニケーションが婚活に影響
stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています
では改めて、今日のメッセージ
親のケンカ腰コミュニケーションが婚活に影響
幸せであったかい恋愛や結婚がしたいのに、なんだかギスギスしちゃってるなぁ・・・というあなたは、一度お話をお聞かせください。