不倫するつもりなんて全然なかったのに、気づいたら職場の既婚男性とお付き合いする形になって。彼は妻とは離婚すると言っていたから信じてしまったけど、あとはよくある話のように私は傷ついて。

職場不倫で失恋！やっぱり彼は妻を選ぶのか

正しい恋愛の悩み方：愛のトリセツ、初めての不倫でズタボロになっているあなたへメッセージです。

 

「夫に不満があって不倫」みたいに、不倫したくてしている人妻もいるかもしれません。

 

けれど、独身女子が不倫をしてしまうケースには、不倫したくてしているって言う人は少ないのではないでしょうか。

 

少なくとも私のところにいらっしゃるご相談さまには、そういう方はいらっしゃいません。

 

• 彼が奥さんとは離婚すると言っていたから
• 彼が「うちはもういつ別れてもおかしくない状態」と言っていたから
• 彼が「君を失いたくないから妻とは離婚する」と言っていたから

 

と、不倫男性の常套句を信じてしまって、結果、振られてしまったり、妻に気づかれて修羅場になったり、傷ついていることが多いんです。

 

ということで、本日の愛のトリセツはじめます。

当たり前だけど「離婚するから」は要注意

既婚男性からの節操のないアプローチは、火遊びか不倫かどちらかだと思っていた方が良いでしょう。

そこでもし、そういうアプローチを受けたなら、警戒すると同時に振り返ってみてほしいことがあります。

私、そういうことをするような女に見られていたのかも

ということに。

 

イヤ何も、あなたが軽い女に見えるということではありませんよ。ただ、勘違いされやすい言動・行動をしていなかったかなとちょっと振り返ってみてほしいんです。

 

例えば・・・

 

• ホントはイヤなのに、ニコニコしていませんでしたか？
• 迷惑なのに、気軽に応じていませんでしたか？
• 嫌われたくない気持ちが強くありませんか？
• こんな私でも相手にしてくれる大切な人、なんて勘違いしていませんか？

 

そういうあなたの純粋な優しさやあたたかさに、ああいうヤカラはスキをついて来るんです。あなたが軽い女に見えるというわけではないと書きましたが、もしかするとそういうふんわりした優しさが、「オレでもいけるんじゃないか」という勘違いを生みやすいという意味では、軽い女として見られていることになるのかもしれません。

 

 

「妻とはうまくいっていない」

「妻とは離婚するんだ」

「妻より君が大事」

なんていうアプローチをしてくる場合はこう言ってやりましょう。

 

「離婚してから改めて聞かせて。待ってはいないけど。」と。

大切な自分を大切に出来ないあなたへ

不倫する男は寂しい男です。

不倫する女もまた寂しい女です。

つまり、どちらも自分で自分をその寂しさを埋められずにいて、他人のチカラを借りようとしています。

 

不倫する男は、自分の心の穴を埋めてほしいと思っているんです。

自分の欲を満たしてほしくて、うまいことを言って純粋で健気なあなたに近づいてくるのです。

 

ところで、愛というものはけしてあなたから何かを奪うものではありませんよね。

ということはつまり、あなたからエネルギーを奪おうとしているのは、それは愛ではないということ。

 

愛というものは、愛する人に注ぐもの。

あなたに愛を降り注ぐもの。

 

だとしたら、あなたからエネルギーを奪うのではなくて、あなたにエネルギーを与えてくれるもののはずです。

 

ただ、自分を大切にしている人は、その自分のエネルギーを自分で生み出す力を持っているのです。

 

なので、あなたに注がれる愛は、あなたのエネルギーそのものではなくて、あなたの中にもともとあるエネルギーを増やすパワーがあって、それによってお互いの愛情が膨らんでいくのです。

 

ですが、あなたのエネルギーを奪う相手は、あなたがあなた自身に注ぐ愛までも奪ってしまうので、あなたはすっからかんになってしまいます。心がすっからかんで乾ききって、飢えてしまうんですね。

 

不安と不満と飢えによって、相手から支配されてしまうのです。

好きになっちゃったものはしょうがない

そうはいっても、妻がある相手を好きになってしまったなら、それは仕方がないことでもあるんです。

 

もし相手が既婚者だと知っていたら、好きになんてならなかった・・・というのは、理屈上はそう思いたいかもしれないけれど、現実に後から妻帯者だと知ったところで、気持ちは簡単に消えません。

 

だから、好きになっちゃったものはしょうがありません。

 

ただ、こういうことがやっぱり起こってしまいます。

 

• 彼はやはり離婚しなかった。
• 彼は妻の元へ帰ってしまった。
• 妻との関係は冷えているけど、やっぱり離婚できない、子どもが可哀想で、と言われた。

 

あなたはいつも待っている身。

そして待っていた当たり前のような別れ。

残っているのはズタズタな気持ちと、職場での居づらさのみ。

 

ご相談者さまの中には、ツラすぎて転職してしまった方もいらっしゃいます。

 

私はなんなの？

私のことなんだと思っているの？

と怒ることが出来ればいいものの、自分を責めてしまい、さらに自分を惨めにしてしまう人もいます。

 

不倫男性に惚れてしまったことは仕方のないことだけど、悪いのはあなただけではありません。いや、妻がいるとわかってすぐに手を引かなかったのだから、あなたにももちろん罪はあるでしょう。

 

だけど、もっとも優柔不断でずるくて悪なのは、不倫男性のほうです。

 

以前、職場での不倫恋愛で、結局彼が妻を選んだことで振られた女性は、ものすごく自分を責めて、ものすごく苦しくて悲しくて「やっぱり妻を選ぶんだ」と相当落胆された状態でご相談にいらっしゃいました。

 

その計り知れない悲しみの奥に、あれだけの恐れとあれだけの怒りが潜んでいたことを体感してから、徐々に運命の輪が望む方向に回っていきました。

 

後日談、その彼は妻と離婚。彼女は今、以前の彼女とは違う芯の強い女性になって、新しい自分と独身になった彼と楽しくお付き合いをいています。

stand.fm音声配信｜職場不倫で失恋！やっぱり彼は妻を選ぶのか

stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています

では改めて、今日のメッセージ

職場不倫で失恋！やっぱり彼は妻を選ぶのか