愛の感じられない生活はもうイヤ!というあなたへ

よその家庭を見て羨ましがることになるなんて、隣の芝生は青く見えるって言うけれど、ウチは最近芝生も生えない凍土のように冷たい空気が漂っているんです。

愛の感じられない生活はもうイヤ!というあなたへ

正しい恋愛の悩み方:愛のトリセツ、夫の愛も自分の愛も感じられず虚しい気持ちを抱えているあなたへメッセージです。

 

どうして私のウチだけこんなふうなんだろう?

とあるアラフォー女性のAさんは、ため息をつく日々にうんざりしていました。

 

夫も子どもも自分の事しか考えていないし、私のことなんて家政婦くらいにしか思っていないんじゃないか・・・なんて寂しいひらめきにがっくりしたり。

 

そんなため息の日々を過ごしていたら腰を傷めてしまったり、夜あまり眠れなくなったり、顔の表情が動かなくなってしまったり、どんどん身体の調子が悪くなってしまいました。

 

心と身体は繋がっていますから、あまりにも心が荒んでしまうと身体も悲鳴を上げ始めてしまうんですよね。ということで、本日の愛のトリセツはじめます。

愛を感じたいのに感じられない理由

このAさんは、旦那さんのちょっと横暴なモノの言い方にも怯えていました。旦那さんが何か言ってくると、身をすくめてしまうようになっていたので、当然夫婦間の会話も少なくなっていきました。

 

痛む腰を抱え、睡眠不足の日々のなか、家事をしていると虚しくなっていたのですが、息子と会話することで少しは気が紛れていました。

 

ただ、あまりにAさんが愚痴っぽかったり、表情が暗かったものだから、息子さんもあんまり喋ってくれなくなってしまったのです。

 

Aさんは孤独を感じ、自分のことを責め、何も変わらない家庭に絶望感を感じずにはおれませんでした。

 

ただ。私はAさんのお話をお伺いしていて、疑問に感じたことがたくさんありました。Aさんは当たり前にしていることばかりでしたが、私には「なぜこんなにひとりで抱えてしまったのだろう」というものが多すぎました。

 

セッションのなかでひとつひとつお伺いしていくと、見えてきたものがありました。Aさんもまさかそんなことがこの暮らしの源になっていたなんて・・・と驚かれたようです。

ほしいものがあります

Aさんが本当に望んでいた暮らしは、他愛もないものでした。どこの家庭にもあるような「食事の時にみんなで今日あったことを話したりしながら食べること」もそのひとつでした。

 

だけど叶わない。

無言の食卓、バラバラの食事時間、ただ作り、ただ片づける毎日。

美味しいとも、まずいとも言わない、そんな家族。

 

どうしてこうなっちゃったんだろう?

ってAさんは悲しくなりました。

 

でも、なんとびっくり、その原因はAさんが作り出していたのです。

 

というのも、Aさんはものすごく頑張り屋さんで、腰が痛くても家事全般は全部Aさんが背負っていました。

 

そしてお伺いしたんです。

そんなに身体が痛いのに、家族が何もしないということは・・・??

 

Aさんは「え?」という感じでしたけれど、「Aさんの痛み、大したことないと思われているんじゃないかしら」と私が言うと、「そんなことないです。ものすごく痛いです」と仰る。

 

それ、家族に言いましたか?

本当に大変そうに言っていますか?

今、腰が痛くて大変だと思っている家事を家族にお願いしたことはありますか?

とゆっくりお伺いすると、全部ノーでした。

 

もうすぐにでもお願いしてくださいね。こんなふうにお願いすれば、けして悪い結果にはなりません。とお伝えしたところ。

 

そうか、頼っていいんだ。

甘えていいんだ。

お願いしていいんだ。

 

セッションのあとAさんは、ゴミ出しとお風呂掃除をすぐに旦那さんと息子さんにお願いしたそうです。言い方によっては怪訝な顔をされることですが、普段のAさんのご家族のご様子をお伺いしながらお願いの仕方をお伝えしました。

 

その後、お願いされたふたりは、イヤそうでしたか?とお伺いしたところ、「いいえ全然!ものすごくよくやってくれています」と。

 

そして

 

「もっと早くお願いすればよかった」と笑って仰っていました。

 

そしてその後なんですけど、なんとびっくり。腰痛が軽減して睡眠もまとまって眠れるようになっていったとのことでした。

暮らしに愛を感じる方法

暮らしに愛を感じる方法はいくつもあると思いますし、ひとりひとりその感じ方も異なるとは思うのですが、どなたにも言えることはその暮らしに愛を感じるのは、他でもない自分だと言うことです。

 

他人や他の家族がどんなに愛を感じていても、自分自身が愛を感じられていなかったら、それは自分に対して愛情が欠落していることになります。

 

また、あまりにも自分に厳しくし過ぎていると、自分への愛の注ぎ方が弱くて満たされない気持ちを抱えてしまいやすいのです。

 

先に挙げたAさんは、家族がいると寛げないという悩みも持っていらっしゃったのですが、今では家族がいてもソファーでお昼寝が出来るほどになりました。

 

これ、やろうと思えば誰でも出来ると思うのですが、罪悪感なくできているかどうかが肝心なんですよ。罪悪感を持っていたら寛げませんから。

 

自分に愛を注ぐというのは、自分を甘やかすというのとちょっと違っていて、自分で自分を緩めたり励ましたりできるということ。

 

自分の感情をコントロールするのではなくて、自分の感情を受け容れてそのうえで行動をコントロールしていけるということ。それがラクに緩く生きていくためには本当に大事なパワーになっていくのです。

 

自分の心は自分でしか感じられることが出来ません。身体の痛みも心の痛みも、自分しか感じられません。だからこそ、助けが必要なときは言葉が必要で、それを伝える努力も必要です。

 

あなたが愛を注いでいる家族なら、あなたが弱ったときに心に素直に従って気持ちを伝えれば、それに呼応して愛を注いでくれるでしょう。Aさんのように。

 

Aさんが、愛の感じられない家庭だと思っていた我が家が、実は愛に溢れていたということに気づけたのは、真実の声を身体の中から発することができてからでした。

stand.fm音声配信|愛の感じられない生活はもうイヤ!というあなたへ

stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています

では改めて、今日のメッセージ

愛の感じられない生活はもうイヤ!というあなたへ

会話が凍りついてしまった我が家でも、雪解け水のように氷解していくのかな?愛のある家庭を取り戻したいな、というあなたはご相談ください。


もうここから抜け出したい!一歩進みたい!と思ったら

 

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