寂しい夫婦関係:夫との会話は業務連絡のみ

いつからこうなってしまったのかわかってる。子どもが出来てからだ。旦那さんとの会話は子どものことや家族関連の話題だけ。お互いへの興味なんてもう会話に感じられなくて。

寂しい夫婦関係:夫との会話は業務連絡のみ

正しい恋愛の悩み方:愛のトリセツ、殺伐とした夫婦関係なんてイヤだなぁとなっているあなたへメッセージです。

 

  • 旦那さんの仕事が忙しくてなんだかすれ違い
  • たまに会話することがあっても連絡事項のみ

というご夫婦がいらっしゃる一方で、こんなご夫婦もいらっしゃいます。

 

  • 仕事で忙しいぶん休日はふたりでのんびり
  • 休みが合えば一緒にドライブ

 

どちらも旦那さんが働き盛りで忙しい状態。妻は子育てで日常てんてこ舞いの状態です。どうしてこんな差が生まれてしまったのでしょう。あなたはどちらの夫婦になりたいですか?ということで、本日の愛のトリセツはじめます。

夫婦の会話がなくなるワケ

旦那さんの仕事が忙しくて、帰宅するのは日付が変わる頃で会話するヒマがありません。朝会ったときにササっと業務連絡するくらいで、夫婦ってこんなもの?って寂しくなるんですよね。

と、とあるのりぴ塾生が仰っていたのですが。

 

思い起こせば私も最初の結婚では、元旦那さんの帰宅がいつも0時を回っていました。私はと言えば、子どもとともに就寝してしまうので夜は会わないまま。

 

確かに寂しい気持ちになったり、「こんなの夫婦って言えるの?」って思ったり、「こんな結婚生活望んでなかったよ」ってボヤいたりしたものです。実際私は結婚11年目に離婚してしまったわけですが、大きな理由は「こんな結婚生活望んでなかったよ」かなって思います。

 

そうそう。ホント、そんな暮らしがイヤであれば「離婚」しちゃえばいいんですから簡単なんですよ。手続きは面倒臭いけれどね(笑)。

 

私のことは置いておいて、離婚に至りたくない人に向けて話を戻しますね。

 

そもそも夫婦の会話がなぜなくなるのかと言えば、それは簡単「話さなくなるから」です。

 

話さなくなるとね、話せるときも話さなくなっていくんですよ。

 

するとどうなるかっていうと、恐ろしく傲慢な気持ちがお互いに生まれます。

 

それは何かと言いますと

「話さなくてもわかってくれるだろう」

です。

 

夫婦は、というか、夫婦だからこそ「話さないとわからない」ものです。相手がわかってくれるだろうっていうのは、どこからくる確信なのでしょう。

 

夫婦はね、話さなくなれば話さなくなるほど離れていきます。

そこは面倒くさがってはいけないところなんじゃないかなって。

 

だってほら、話さないでいると妄想が膨らむじゃないですか。

「話さなくても相手がわかってくれるだろう」って壮大な妄想ですよ。

 

最低限、業務連絡が出来ているのならまずはOKです。それすらしなくなったらもう終わりです。だって、業務連絡する必要もないくらい相手のことが不要になってきてるってことですから。

 

あなたがいなくても何ら問題ないよ、ってことになっちゃいますもんね。

お互いへの興味、ホントに失せたの?

さて、「業務連絡しかなくてこんなの夫婦って言えるの?」と言っている人が望んでいる状態ってどんな状態でしょうか。

 

私のところにそういったお悩みでいらっしゃる方の殆どが、離婚への道を選びません(笑)。なんでなんだろう??別れちゃった方が簡単なのに(笑)。

 

なんて冗談はさておき、離婚への道を選ばないということは、離婚への道を考えないというのとは違います。一旦「離婚」も視野に入れられるようなんですね。

 

「離婚しちゃおっかなぁ」っていう想いが過ることも、もちろんあるんです。

 

それでも、踏みとどまる妻たちの想いは、「子どもが可哀想」というものが多いんですね。お子さんがいらっしゃる場合になりますが。お子さんがいらっしゃらない場合でも「本当はこんな夫婦で在りたい」という想いがしっかりあるんですよ。

 

その多くは「もっと話したい」「もっと一緒に笑い合いたい」というささやかな、でも今は叶いそうもないことだったりするんです。

 

というか「叶いそうもない」って思っちゃってるから叶わなくなっているんですけれどね。

 

夫婦になった以上、結婚当初はお互いがお互いに対して愛情があったわけだし、もちろん興味もあったからこそ結婚に至ったわけです。

 

それが結婚生活を重ねていくうちに、なぜか口をつぐむ関係になっていってしまった。そのきっかけを妻が、夫が、ひとり密かに抱えていることこそ、会話が減っていってしまう原因そのものだったりします。

 

あなた自身が持っている「不安なこと」「心配に感じていること」「選ばなければいけないこと」「決めなければならないこと」を、自分ひとりで判断していくことが増えるほど、相手への気持ちに深い溝が生まれ、相手との壁は厚く高くなっていってしまいます。

 

溜めに溜め込んでようやく話す頃には、ものすごく重いテーマになってしまい旦那さん側がいきなり受け取れないほどの巨大なコミュニケートになっていて、ため息をつかれて「言わなければ良かった」とすぐに後悔してしまう妻もいらっしゃるほどです。

 

でも、それこそが夫婦のコミュニケーションの障害になっていってしまうのは、客観的にみるとよくわかるんじゃないかなと思います。

会話が弾む夫婦になるために大切なこと

小さなことでも、思いついたことをその場でそのまま話せたら、心の奥に溜め込んだ重い雪だるま化することなく、相手も受け取りやすい大きさで会話のキャッチボールもしやすくなりますよね。

 

重くて大きい雪だるまなんて、投げることが出来ませんからきっと「おっこらしょ」と転がすと思うんですよね。するとその雪だるまはとっても重いものだから回転するとスピードが徐々に上がってしまい、旦那さんのところに到達するころには加速がついてさらに重さを感じて受け取るどころか押しつぶされてしまいそうになるわけです。

 

こんなふうになるまで、なんで黙ってたんだ!?

って怒鳴られて当然と言えば当然。

 

子どもが握る雪玉くらいのものだったら、強く投げてもすぐに割れてしまうでしょう。旦那さんも「なんだこんなこと」と笑いながら受け止めることができるはずです。

 

  • それが出来れば世話がないけど
  • だってゆっくり会える時間がない
  • 話すヒマがないんだもの

と仰るあなた。

 

賢いあなただから、コミュニケーションツールがリアルな会話だけではないことは、もう気づいていますよね。

帰宅の遅い旦那さんなら、ちょっと可愛いメモに労いの言葉とともに書いておくのも良いし、LINEもありますよね。

 

要は「伝え方」なんですよ。

実際リアルで会える朝などに伝えようとしても、お互いせかせかしていれば言葉に温もりを添えることはできません。

 

それならば、温かい気持ちを文字やイラストに残して手書きのメモを置いておくほうが、どれだけ読み手の心にじんわり沁みるでしょうか。

 

わかってほしいという想いが強すぎると、わかってくれない相手への恨みが膨らみ、どうしても「相手のやり方」に対する不満が膨らんでしまいます。でも、あなたにも出来ることはあるはず。

 

一旦パッキリ冷えてしまったあるご夫婦は、仲良しだったあの頃に戻れました。このご夫婦は、ほんの10分でも時間が取れると一緒にお茶を飲むということからスタートされました。「夫婦で過ごす寛ぎタイムって、いいものですね。それにしても不思議です」って仰っていましたよ。

stand.fm音声配信|寂しい夫婦関係:夫との会話は業務連絡のみ

stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています

では改めて、今日のメッセージ

寂しい夫婦関係:夫との会話は業務連絡のみ

もうウチはこのまま離婚になっちゃうんじゃないか?と不安でいっぱいのあなたは、一度お話をお聞かせくださいね。


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