妻の心の叫び:もうイヤ!暗くて無言の食卓
結婚したら明るい家庭を築きたいって誰もが思うと思うんです。でもウチはそうじゃない。みんな黙って顔も上げず無表情でご飯を食べているんです。なんでこうなんだろ。
もくじ
妻の心の叫び:もうイヤ!暗くて無言の食卓
正しい恋愛の悩み方:愛のトリセツ、つまんないなぁこんな食事時間は・・・となっているあなたへメッセージです。
誰もが望むこと。
それは結婚したら明るい家庭を築きたい、ということ。
もうね、これ皆さん仰っていますよね。芸能人の結婚会見でも必ず出てくるセリフなんじゃないでしょうか。
それなのに、なのになのに、こんなふうに仰るご相談者さまが後を絶ちません。
- 我が家は本当に暗いんです
- みんなあんまり喋らない
- 食卓もだんまり・・・
- みんな黙々とご飯を食べてさっさと自分の部屋に
妻が思うこと。
みんなの健康や栄養のことを考えて献立を考えて、時間をかけてご飯を作っても、誰も「おいしいね」の一言も言ってくれない。私って何なんだろう・・・。
妻がほしいものはなんでしょう。ただ家族みんなで「おいしいね」って言い合って食卓を囲みたいだけなのに。それって贅沢なことなの?ということで、本日の愛のトリセツはじめます。
暗い食卓を覆したい妻の真意
確かに毎日の食事の時間が暗くて無言で「いただきます」も「ごちそうさま」もないようだったら・・・
私だったらブチ切れますな(笑)。
家族の栄養とかお好みなんてもう考えませんな。
自分の好きなものだけを作って自分のぶんだけ作って食べるかもしれない。
でね、もしこういう対処をするんだとしたら、なぜそうするのかを感じてみるといいと思います。
私の場合で言えば
「ブチ切れる」→何に対して?
「家族の栄養とかお好みなんて考えない」→なんでそれ考えてたの?
「自分の好きなものだけ作る」→その意図は?
「自分のぶんだけ作る」→その本音は?
って紐解いてみるとね、おもしろいことがわかります。
「ブチ切れる」→何に対して?→もちろん「感謝の気持ちも感じていないであろう」家族に
「家族の栄養とかお好みなんて考えない」→なんでそれ考えてたの?→もちろん「家族が健康で暮らせるように」
「自分の好きなものだけ作る」→その意図は?→「みんなの食べたいもの考えてたのにわかってもらえない」
「自分のぶんだけ作る」→その本音は?→「自分のことは自分でしろ」→「私の大切さに気づけ!」
ふふふ。
どういうことかというと、自分のことをわかってもらえていない、気づいてもらえていない、つまり「私のことを大切に扱ってくれていない」ということに怒っているんですね。
だけどね、自分のことを大切に扱っていないのは、家族じゃなくて「じ・ぶ・ん」なんですよってことが言いたいのです。今日は。
喋れば安心なの?
ご飯をね、健康面や栄養面を考えたりして作るわけじゃないですか。
でも、家族はそんなのおかまいなしに、まるでエサでもかき込むように黙って食べて、黙って去っていくわけですよ。
あなたの望む「明るい家庭」とは真逆の、無言で暗い家庭の食卓になっちゃってるわけですよ。
もしね、夕飯の時間に「喋れば安心」なのだとしたら、それはそれでまたエゴな気はするんですけど、そういう暗い食卓がイヤだったら、同時に食事を摂らなければ良しだと思うんですよ。
えぇ!!そんなことしたら家族バラバラになって家族の意味がなくなっちゃわない?
って思うかもしれないけど、今のあなたの家族はそれが現実なわけでね。
ならこうしましょうよ、ってことなんです。
今日から夕飯は各自で自由な時間にとりましょう。いつもみんな無言で食べているし、こちらは栄養面や味付けも毎日考えて作っているけど、それがみんなのお好みかどうかもわからないし。それなら各自で好きなときに好きなものを食べた方がお互いHappyじゃないかなって思うので。以上。
私がさっき書いた例で言えば「私のやっていること」に対する「家族の無関心」も悲しいと思ったし、「私の誠意」に対する「家族からの感謝」が感じられないことも腹立たしかったし、それが自分にとって大切にしていることだったんだなぁって思ったんですよね。
でもね、家族はそうじゃないかもしれないんですよ。残念ながら。
- 食事が出てくるのは当たり前
- 妻が献立を考えるのは当たり前
- 栄養を考慮したメニューなのは当たり前
って思っちゃっている可能性大だから、あなたが悲しい気持ちを感じてるなんて全然気づいていないかもしれないの。
気づいていないのだとしたら、教えてあげないといけません。
もし、さっきのアレ、あなたの家庭で通達したらどうなると思う?
今日から夕飯は各自で自由な時間にとりましょう。いつもみんな無言で食べているし、こちらは栄養面や味付けも毎日考えて作っているけど、それがみんなのお好みかどうかもわからないし。それなら各自で好きなときに好きなものを食べた方がお互いHappyじゃないかなって思うので。以上。
きっと家族はこんなふうに言ってくるよね。
- 何があったの?
- 何か怒ってる?
- どうしたの?急に
- いやいや待って
もしこういう質問が家族から出てくるなら、あなたの望んでいる会話のある家庭まで、あと一歩ですよ(笑)。
暗い食卓を明るくする方法
それはね「あなたの作り笑顔」じゃないんですよ。
心からの「笑い」なんです。
あんなふうに通達したら、家族が分裂しちゃうよ!って思ったあなた。
マジメ過ぎます。
- 何があったの?
- 何か怒ってる?
- どうしたの?急に
- いやいや待って
って家族が言ってきたら大チャンスなんですからね。
だってあんまり夕飯の時間が暗いんだもの。みんな私のことをファミレスのシェフだと思ってない?ファミレスだって注文は必要だよね。ウチの場合は、注文すれば黙って出てくるどころか、注文からこっちは考えてるの。すごくない?あったかいご飯が黙って出てきて、みんなは黙って食べて、黙って去っていくの。私は美味しいとも、マズイとも言われないまま汚れたお皿を毎日ひとりで洗ってるんだもの。空しいわぁ。せめて「今日も美味しかった」とか、「今日こんなことがあってさ」なんて会話しながら食べたいなって思っていたけど、無理そうだから諦めたの。
って言ってやって。ってちょっと長いか(笑)。
だけど、笑って相手が返せるような感じで、心の内を語れるのって家族だからこそ、でしょ。
ちなみにうちは夕飯のとき、なるべくテレビはつけません。今日あったことや、これから行く旅行のこと、友だちのこと、子どもたちのこと、両親のこと、季節がらのイベントのことなど、ゆっくり話しながらご飯を食べて、食器は私が洗って、旦那さんが拭いてしまいます。
それでも、最初の頃はテレビがついていて会話がない状態だったり、食器洗いから拭くのまで私がやっていてリビングに寝転んでる旦那さんを恨めしく想ったりしていたこともあります。が、「これって違うよな」と感じたことは口に出しつつ、笑いも入れつつ、今のスタイルに落ち着いています。
私の経験から、これっていつからでも出来ることなんですよ。結論、無言で暗い食卓は楽しくて明るい食卓に転換できます。
stand.fm音声配信|妻の心の叫び:もうイヤ!暗くて無言の食卓
stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています
では改めて、今日のメッセージ
妻の心の叫び:もうイヤ!暗くて無言の食卓
なんとか我が家も改善したいな、出来るかな?とちょっと不安を感じているあなたは、一度お話をお聞かせくださいね。