信頼関係が築けない人がしているヤバイこと
人とうまく付き合っていくことができません。話していても会話がスムーズじゃないし、たぶん相手からすればつまらないはず。いつも飽きられちゃうんじゃないかなってツラいんです。
もくじ
信頼関係が築けない人がしているヤバイこと
正しい恋愛の悩み方:愛のトリセツ、どうして私、人とうまく付き合えないんだろう?というあなたへメッセージです。
人との関係に悩む人って、その相手と「信頼関係が築けていない」ということが殆ど。その理由の多くは、相手をビビるがゆえ、自分から壁を作って逃げていることが多々あるのです。
そもそも、壁をつくるとかビビるということは、相手に対して「恐れの気持ちを抱いている」と言えるのじゃないかなって思うんですけど、もしそうだとしたら、いったい「相手の何を」そんなに恐れているのでしょうね。
本当に相手は「恐れを抱く必要があるほどの人」なのでしょうか。
信頼関係って、相手を恐れていたら築けません。
相手を前にして自分の心が閉じている状態だから、人と信頼関係を築くために大切なものが、自分の外側に出て来てくれず、相手に届きません。
あなたの大切な想いや、あなたの心の温度や、そういったものが全部封印されたままになってしまうので、相手からすれば「よくわからない人」っていうことです。
そう、相手からすれば、あなたは不信感バリバリ・・・。こんなふうに、あなたが相手に感じている以上に相手があなたに不信感を持ってしまったら、お互い敬遠し合っていていつまでも信頼関係は生まれません。
信頼関係がなかなか築けない・・・
本当はもっと信頼関係を築きたいのに・・・
というあなた。
信頼関係が築けない人がしているヤバイこと、ご存知ですか?
ということで、今日も3つに分けてお伝えする愛のトリセツ、はじめます。
信頼関係を築けない人のヤバさ加減
これ実は、私も昔そうだったんですけど、結構自分が作り上げている「魔物の妄想」みたいな部分があったりします。
人間関係をこじらせる魔物が、自分の妄想の中にいる。
自分の中にいるわけだから、自分がつくっているものです。
そう、魔物以外にも、あなたの目に映るものすべてから感じる想いはあなた自身がつくっています。
あなた自身がつくるというか、あなたの内側がつくりあげています。
何かを見て「怖い」と感じたり、「嬉しい」と感じたり、それが感情ですが、これってひとりひとりもちろん違うものです。
たとえば「紫陽花」の花を見て、「綺麗だな」「ほっこりする」と感じる人がいる反面で、「儚いな」「悲しくなる」という人もいるのです。
「え?綺麗だなって思わない人もいるの?」と思ったあなた。
そう。いるんですよ。
記憶とどう紐づいているかによって、モノから受ける印象は変わります。
赤ちゃんを見て、嬉しい気持ち、ワクワクする気持ちを持つ人もいれば、ザワザワした気持ち、どんよりした気持ちになる人もいます。
いずれにしても、心の中で感じるものはその人だけのもの。その人にしか見えないもの。
それは時には妄想が大きくなって魔物化してしまうことがあります。だけどね、それはあなたにしか見えない魔物。妄想はあなたにしか見えないのです。
信頼関係を築けない人のヤバさは、ここにあります。
その妄想は自分だけのものなのに、相手にも同じ妄想の魔物が住んでいると思っているのです。
例えば・・・
- 批判されるという魔物があなたに棲んでいれば、相手にも「あなたを批判する」という魔物が棲んでいると思っている
- 否定されるという魔物があなたに棲んでいれば、相手にも「あなたを否定する」という魔物が棲んでいると思っている
- 怒られるという魔物があなたに棲んでいれば、相手にも「あなたを怒る」という魔物が棲んでいると思っている
- 嫌われるという魔物があなたに棲んでいれば、相手にも「あなたを嫌う」という魔物が棲んでいると思っている
こんなふうに、あなたの妄想の世界のまま、相手の妄想まで面倒をみてしまいます。
ですがこれって余計なお世話です。要らないお世話です。
- 批判されるという魔物があなたに棲んでいても、相手は「あなたを評価する」という情熱が潜んでいることもある
- 否定されるという魔物があなたに棲んでいても、相手は「あなたに賛同する」という賛美が潜んでいることもある
- 怒られるという魔物があなたに棲んでいても、相手は「あなたを褒める」という愛情が潜んでいることもある
- 嫌われるという魔物があなたに棲んでいても、相手は「あなたを好む」という想いが潜んでいることもある
そういう相手が持つ「心」を、勝手にあなたが改ざんしているのです。これって結構な罪だと思いませんか?
まずはこの人との信頼関係を
人との信頼関係が築けずにツラい気持ちを抱えている人は、まずは一番身近な人を相手に信頼関係を築くところから始めましょう。
誰が思い浮かびましたか?
親?彼?旦那さん?
友だち?
職場の同僚?
どれも違います。それは2番目か3番目に試す相手です。
まず最初に信頼関係を築かなければいけない存在、それはあなた自身です。
あなたは自分を信頼していますか?
自分にダメ出しばかりしていませんか?
自分のことを嫌っていませんか?
自分を怒ったり、批判したりしていませんか?
これを辞めるところからスタートです。
ただ、いきなり辞めようとしても人間はできません。ただ辞めるって本当に難しいのです。
辞めることが難しいのだとしたら?
それは、別のことをするのです。
怒る代わりに出来ることは?
否定する代わりに出来ることは?
批判する代わりに出来ることは?
ぜひ問いかけてあなただけの言葉で、自分を励ましてあげてください。
そう。自信喪失した状態のあなただから、まずは自分が自分を励ましてあげることです。それは果てしないエネルギーに変わり、人から見た自分への妄想も変わっていきます。
なんだか信じられないんです
そうはいっても、自分との信頼関係がすぐに築くことができず、逆に凹んでしまった・・・なんていう人もいます。
ご相談者さまのAさんは、人に対する信頼関係はもちろん、自分に対しても信頼をしていませんでした。そのため何をしていてもふわふわと浮いたような状況に身を置いているような気分でいました。
その結果、職場の人間関係は悪くないのに、罪悪感でいっぱいのAさん。
いつも縮こまるような様子で仕事をしていたそうです。
自分の存在そのものが、その職場にいること自体が「申し訳なさ」でいっぱいで、頑張っても頑張っても手ごたえがなく、人の目が気になって仕方がありませんでした。
Aさんの場合、心の奥底に「自分は駄目だ」という思い込みが深く息づいていることがわかりました。
そして、その根源はお母さんとの関係性にありました。
お母さんに対して「申し訳なさ」を感じる反面、「どうして私が?」という反発心も根深くトゲを持って心の奥にはびこっているように感じていることを、見て見ぬふりをして生きてきました。
3人きょうだいの長女で、甘えたことのなかったAさんは、成績もよくお母さんのお手伝いも良くしていて、反抗期なんてなかったそうです。
ところが、結婚して子どもをもうけたものの自らの職場不倫で離婚してしまいます。
けれどAさんは、何よりこの時ほど「自分らしさ」の感覚で生きた心地を感じたことはなかったそうです。
Aさんにとっては、それが「自分開花」のサインとなりました。そしてその後、どうしても生きづらさが解消できず私のところに相談にいらっしゃいました。
Aさんは私とのセッションを重ねるにつれ、すべてのピースがぴったりとハマって腑に落ちたそうです。
Aさんが本当の自分らしさを取り戻してからは、あらゆる人間関係で肩身の狭さや申し訳なさにつながる罪悪感が消えました。
それは、無理に周囲の人間関係を改善しようとしたのではなく、自分自身という一番身近な人間関係を再構築したところに軌道修正のきっかけがありました。
stand.fm音声配信|信頼関係が築けない人がしているヤバイこと
stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています
では改めて、今日のメッセージ
信頼関係が築けない人がしているヤバイこと
自分というかけがえのない存在を心から愛することが出来ると、人との信頼関係もスムーズに構築できるようになります。まずは自分と仲良くしていきたい、というあなたはご相談ください。