今からでも出来る:自分を大切に扱う方法
自分を大切にしていると、人からも大切にされる。自分を大事に出来ない人は、人のことも大事にできない。それはなんとなくわかる。だけど自分を大切にするっていったいどうやって?
もくじ
今からでも出来る:自分を大切に扱う方法
正しい恋愛の悩み方:愛のトリセツ、人から大切にされたい、自分を大切にしたいあなたへメッセージです。
恋愛にしても、結婚にしてもそうですし、もっと言えば職場や友だち等の人間関係すべてにおいても言えると思うのですが、自分を大切にするって本当に大切なことなんですよね。
自分を大切にしていなかったら、人からも大切にされない
これって本当にやっぱり真理だと思うんです。
とはいえ、こういう人も未だに多いように感じます。
- 自分を大切にするってどういうことなのか、良くわからない
- 自分を大切にするって自分を甘やかすってこと?
- 自分を大切にするってこそばゆい
- 自分を大切にするって何すればいいの?
今日はそんな「自分を大切にする初心者」なあなたに向けて、こっそりお伝えしたいと思います。
自分を大切にすることって、本質的に理解していないとちょっと違う方向にいってしまったりもしますから。
ということで、今日も3つに分けてお伝えする愛のトリセツ、はじめます。
こわれもの注意
人の心って傷つきやすいから、丁寧に取り扱わないとダメよね・・・って、過剰に慎重になり過ぎても良くないんじゃないかって思う人もいるかもしれないけど、人の心はやっぱり丁寧に扱うものだと私は思います。
「こわれやすい」大切なものっていうのは間違いないので、その「丁寧」の度合が肝心だと感じるのです。
「心がこわれやすい」というのは、人から見て「この程度なら」という度合と、自分が「このくらいなら」という度合は、まったく違うものだからです。
特に、自分は「このくらいなら耐えられる」とか「これなら大丈夫」って思うことですら、相手にとっては「重い」「ひどい」「キツイ」「冷たい」と感じることってままあるからです。
ここまで、「人と自分とでは温度差がある」ということをお伝えしてきましたが、ここまで大丈夫でしょうか。
ここからは自分と自分の温度差について触れていこうと思うのですが、先ほどの例でいえば「人から言われて傷ついた」とか「人からキツイことを言われた」等と言う場合、受け取った「自分」の反応の仕方ってひとつじゃないですよね。
傷ついたにしろ、キツイことを言われたにしろ、あなたの心が喜んでいないということは確かです。そんな時に取る対応はいくつかありますが、こういう時に、自分を大切にしている人はどういう対応をすればいいのでしょうか。自分を大切にしない人はどういう対応をしているのでしょうか。
- 耐える
- 言い返す
- 質問する
- 謝罪を求める
- 受け容れる
- 受けとめる
- 飲み込む
自分を大切にしない人は、言われたまま受け容れて飲み込んでしまうかもしれません。あたかも相手の言うことが正しいと言わんばかりに。その結果「ダメな自分」と感じたり「自分を責める」ということをしてしまいがちです。これは自分を大切にしているとは言えません。
一方、相手に言い返したり、傷ついたから謝れと謝罪を求める人は、自分を大切にしていると言えるのでしょうか。確かに、傷ついた自分を守るという意味では大切にしているのかもしれません。ただ、一方的に反論して謝罪を求めるという行為は、コミュニケーションのチカラを使っているようには見えません。
ケースバイケースで何が正解と言えるかは状況により異なるけれど、「質問する」ということはとても大切な行動かなと感じます。
相手の言動に対して質問すること。
それは例えばこういうことです。
それはどういう意味でしょうか
どうしたら良いでしょうか
何を目的にしていますか
こういう解釈で合ってますか
それを聞いてからでも遅くはありませんよね。言い返すのも、謝罪を求めるのも。
自分を大切にしていない人は、妄想力も強いので「勝手に解釈」したり「被害者に自分を置く」ということが習慣化されていることも多いのです。そもそもそういった「自分を被害者」にしてしまうということ自体、自分を大切にしていることとは逆方向です。
といって、自分の正当性ばかりを主張し続けるのも「勝った」「負けた」を意識していて、頑なになりがちです。
どちらも自分を大切にしているようで、自分が傷つきにいっているようなものです。
丁寧な生き方をしよう
- 自分が雑に扱われているかも
- 人に大切にされていないかも
もしそんなふうに感じることが多いのだとしたら、自分に対してまず雑に扱わないことです。丁寧に扱うことを心がけましょう。
その為にも先ほどお伝えしたように、人に対して人から「雑に扱われた」と感知してしまったら、「質問する」ということは大切です。
これをケンカ腰で言うとしたら「どういうつもり?」となるのでしょうが、勝負を仕掛けていると「自分」または「相手」が傷つくことになり、それは結果としてどちらの心も傷つくのです。
なので質問の仕方も「丁寧に」を心掛けてください。
自分を大切にするということは、自分を丁寧に扱うということで、それは人生を丁寧に生きるということでもあります。
そしてそれは、相手を大切にするということに繋がっていき、相手を対寧に扱うということでもあります。
自分を大切にするということは、自分を甘やかせて「何もしない」ということではないです。
私の想う自分を大切にすること五箇条
- 自分のありのままを受け容れること
- 自分の出来ることに最善を尽くすこと
- 選ぶものや決めることに責任が持てること
- ハイとイイエが躊躇なく言えること
- 大切にしているものがあること
きっとひとりひとり優先しているものが異なると思うので、これたぶん、みんな少しずつ違うんじゃないかなって思うんです。
さぁ、あなたの想う「自分を大切にすること」はどんなことでしょうか。
自分にとっての大切を知る
これがとっても大切だと思うんです。
先ほどお伝えしましたね。
私の想う自分を大切にすること五箇条
- 自分のありのままを受け容れること
- 自分の出来ることに最善を尽くすこと
- 選ぶものや決めることに責任が持てること
- ハイとイイエが躊躇なく言えること
- 大切にしているものがあること
これはあくまで私が私を大切にするうえで優先していることです。
私、「自分を大切にする」ということのおおもとにあるものは「自由であること」だと思うんですね。
なのでまず、今の自分が自由かどうかっていうことは、ものすごく大切なことだと感じます。
自由と感じられないのだとしたら、その足かせや手錠を自分で外さなければなりません。
自分で?
そう自分で。
そういう自分を自由じゃなくさせているもの、足かせや手錠って、結局のところ自分が装着したものなんですよ。
他の誰でもない自分が自分にくっつけちゃったのです。だから、取り外すことが出来るのはあなただけなんです。
え!いつ?!どんなふうにくっつけちゃったの!?
これはのりぴ塾セッションでわかります。
あるご相談者さまのAさんは、40代のお子さんがいらっしゃる主婦の方でしたが、もうがんじがらめに自由を失った状態で、世の中のすべてを斜めに観ているような状態だったんです。
「どうせ」が口癖になって、「でも」「だって」がその後に続くような感じでした。どんな話をしても「どうせダメ」「だって私には無理なことだから」と、諦めとため息で時間が過ぎていく日々だったんです。
でも・・・
Aさんの口から「どうせ」が消え、「でも」と「だって」が続かなくなってから、Aさんの日常は変わりました。モノトーンでぼやけて見えていた家庭の風景に色が差し、鮮やかな景色が見え、心にかかっていた紗の世界が取れて、言葉に力がみなぎり始めたのです。
旦那さんとの関係も、お子さんとの関係も、どこかギクシャクした心の通わない関係だったと伺っていましたが、旦那さんと談笑出来るようになり、お子さんが心の内を話してくれるようになり、Aさんはいかに「自分が自分を大切にせず、人に大切にしてもらおうとしていたか」ということに気づいたのです。
Aさんの場合、自分を後回しにして子どものことばかり気にしていたAさんのお母さんとの関係性があって、お母さんの生き方をなぞらえていたところがあったのですが、本当に生きたいのはそういう生き方ではないといくら頭で否定しようとしていても、お母さんへの罪悪感があってそうできずにいたことに気づきました。
そしてお母さんのことを心から尊重し、自分は自分の人生を責任を持って生きることこそ、恩返しになるのだと気づいた時、すべてがオセロをひっくり返すように変わっていきました。
「頭でっかちでいろいろ考え過ぎだった私が、ここまで変化できたのは、何もかも心のうちをさらけ出して、言えなかったことや言いたかったことを言葉にして、自分を大切にする意味を腑に落とせたからです」
Aさんは今、封印していた趣味を再開したり、家にこもりがちだった自分を解放して車であちこち出かけたりして、人生を楽しんでいます。自分を大切にすると、人生も大切にしていることになりますね。
stand.fm音声配信|今からでも出来る:自分を大切に扱う方法
stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています
では改めて、今日のメッセージ
今からでも出来る:自分を大切に扱う方法
自分を大切にする・・・ってよくわからないな。自分を大切に出来ていないな・・・というあなたは一度お話をお聞かせください。