失敗したくない人の最大の失敗
結婚したくて婚活を頑張っているけれど、なんとなく相手からのアプローチに乗っかっているだけで自分の意思で動いている感覚が持てません。
失敗したくない人の最大の失敗
正しい恋愛の悩み方:愛のトリセツ、自分から行って失敗したら最悪だし・・・というあなたへメッセージです。
アラサー女性のAさんは、自分から行動することが苦手でした。
恋愛にしてもそう。
相手から言い寄られれば「付き合う」という関係に進めるのですが、自分からはアプローチできませんでした。
それはなぜかと言えば、振られるのが怖いし、自分が選ぶことに自信がなくて失敗することが最高に恐怖だったから。
なのでAさんの恋愛はいつも受け身で、自分が相手を好きなのかどうなのかよくわからない状態で進んで行きました。
そうなるとどうなるか。
のらりくらりとした関係が、2年も3年も続いてしまうのです。
そうこうしているうちに、Aさんも30代半ば。友だちは徐々に独身者が減っていき、Aさんは焦るばかり。だけどやっぱり失敗が怖くて自分から動けないのです。
ということで、今日も3つに分けてお伝えする愛のトリセツ、はじめます。
ずるずる女の最大の失敗
Aさんは小さい頃から完璧なお母さんに育てられ、憧れも尊敬も「お母さん」でした。
ただ、Aさんのお話をお伺いしてみると、Aさんのお母さんはAさんに逐一指示を出す典型的な「過保護系」お母さん。
そのため、Aさんは自分で行動を起こして失敗をして、また立ち上がって自分で失敗を乗り越えるという経験をあまりしてこないまま大人になってしまいました。
選ぶことも、決めることも、お母さんがしてくれていたから。
当時は「私も自分で選びたい」「私も自分で決めたい」と思いながら、それでもお母さんが選んでくれて、決めてくれることは間違いがなくて、ラクチンだったから、その状態に身を委ねて生きてきてしまったんですね。
そんな状態だったから、Aさんは自分で自分のことを認めることが出来ません。
- 誰かに確認したり
- 誰かに聞いたり
- 誰かの意見を参考にしたり
やっぱり自分で考えて自分で行動するっていうことが苦手なままでした。
時間を雑に扱う人は
命を雑に扱っているのと同じくらい罪深いものです。
先ほどの、自分で自分を認めることができないAさん。
自分で考えて自分で行動するっていうことが苦手でしたが、これが恋愛面で顔を出すともう最悪です。
恋愛は生身の人間が織りなす、一対一の心の結びつきです。
- 誰かに確認したり
- 誰かに聞いたり
- 誰かの意見を参考にしたり
なんてやっていられません。
でも、それが出来ないとどうなるのでしょうか。
彼の言いなりになって、自分の意見を引っ込めたまま、ただ月日だけが流れ去る
ということになります。
気持ちが乗らないまま、好きでも嫌いでもない状態のまま、なんとなくあやふやな関係性のまま、月日が飛ぶように去っていってしまうのです。
実にもったいないことです。
失敗が怖い理由と対策
失敗が怖いのは、失敗した経験がないこと。
失敗した経験というのは、いけないことではないという認識がないということ、です。
失敗=ダメなこと
という図式をまず、改めないといけません。
失敗=成功するための階段をのぼっている証拠
つまり、失敗ではなくて「経験値」であるということです。
恋愛していて失恋することもあるでしょう。
告白して断られることもあるでしょう。
そういう事実から「失敗」ととらえるか、それとも「ホンモノに出逢うための階段をひとつのぼったんだ」ととらえるかで、心持ちってずいぶん変わりますよね。
だけど、失敗をいけないことと日頃思っている人は、振られたり断られたりすると「自分を全否定された」「自分なんて価値もない」「生きている資格もない」ととんでもない方向に思考が飛んでいきます。
これは本当に人生が大損になる図式ですからぜひとも捨ててほしいものです。
ただ、Aさんのように幼少期から根強く心に刻み込まれた思い込みは、頭でどんなに「そう思おう」としても、そう思えないのです。
それは「心が拒絶」しているからなんですね。
根本的に「心がそうじゃない」と感じていると、どんなに頭で前向きになろうとしても難しいのです。
そのために、心の軌道修正セッションでは、頑なに思い込んでいる自分の思い込みを本来のあなたの本音にそって修正していきます。
過去の出来事でつかんでしまったニセモノの思い込みを、あなた自身の本来の想いに修正すると、心の拒絶はもう起こらなくなりますよ。
あるアラフォー女性のBさんも、長らくネガティブ思考に縛られていましたが、3ヶ月のセッションで「私、なんであんなことに縛られていたんだろう」「私ずいぶん不自由な心に縛られていたんですね」「目を覚ました気分です」と仰っていました。
Bさんも婚活が頓挫していてだいぶ元気がなかったのですが、要は人目を気にする性格のあまり、単なる挙動不審になっていただけだったと気づきました。でもこの挙動不審になっていたことに気づいただけでは、根本的な心の部分は修正されません。
本当に挙動不審にならなくなったのは、心がまっすぐ素直な本来のBさんに還ることができたからです。
本来の自分ってもっと人間らしい人間なんですよね。たぶん、本来のあなた自身も。
そしてそんなあなた自身でいることが、何より幸せなことだと思うのです。
stand.fm音声配信|失敗したくない人の最大の失敗
stand fmにてラジオパーソナリティとして、音声でも配信しています
では改めて、今日のメッセージ
失敗したくない人の最大の失敗
自信がない、失敗したくない、と思いながらもう長いこと動けないでいる、というあなたはご相談ください。